<2016年>
かつて、Google+というSNSの中の<旅とバイクといい写真>や<バイクdeカフェ>というコニュニティーで、全国のバイク乗りと、いろんな投稿でわいわいがやがやと盛り上がっていました。
FacebookやTwitter、Instagramほどメジャーじゃなかったので、かなりまったりとしたSNSでとても居心地が良かったです。
そんなまったりとした時を過ごしていたら、2016年4月に大地震が熊本を襲いました。
自分は福岡県筑後地方に居を構え、当時は長崎市内に単身赴任をしていました。両方とも震源からは100km程度離れているため、それなりの揺れで何の被害もありませんでしたが、益城町を中心に広範囲で家屋倒壊などの被害が発生し、バイク乗りの聖地である阿蘇に至るいろんな道が通行止めになっています。
阿蘇地方では、被害を免れられた色々な施設さんが早期に営業を開始されました。が、なかなか客足が戻ってきません。お店は大丈夫ですよ~、この道は通れますよ~とPRされておりますが、実際に伺ってみると、かっての賑わいは見られず、駐車場にバイクが皆無という状況です。
「この道が通れるようになりましたよ」とか「このスポットは問題ありません」とか「この店が営業再開です」などの情報をGoogle+に積極的にポストし続けていましたが、もっと何か力になりたいという思いが強くなり、Google+の<旅とバイクといい写真>と<バイクdeカフェ>で「ゴールデンウイーク期間中にバイクで走った距離km×10円を寄付しませんか?」と呼びかけ、多くの賛同を得ました。「ええかっこつけし」「偽善者」「そんなの何の役に立つんだ」などの批判を覚悟していましたが、まったりとしたSNSのおかげかまったく批判は聞
こえてこず、同じバイク乗りとして多くの方に賛同して頂けたと思います。
「離れていても心は同じ!」そんな言葉を盛んにポストしていたのを憶えています。
(当時の関連投稿)
<2017年>
大地震から1年が経とうとする頃、「大好きな阿蘇に何か恩返しがしたい」との思いが段々と強くなっています。
阿蘇も完全復旧とはいきませんが、色々な店が営業再開し、様々なスポットで安心して遊べるようになってきています。だったら「現地に集まり、いろんなところを走って、おいしいものをたくさん食べて、現地の復興に少しでも貢献しよう!」とOFF会を企画することに。
「大地震からまだ1年なのに集まって楽しく遊ぶなんてケシカラン!」という意見もあるでしょうが、自分たちが楽しく遊んでいた<阿蘇>が、「楽しく遊べるところはいっぱいあるよ!」と自分たちが行動することで、かつての賑わいを少しでも取り戻し、阿蘇にかかわる人たちの糧に少しでもなればとの思いの下、OFF会を開催することにしました。
詳細を検討するなかで、「ステッカーを作成して欲しい。今回は参加出そうにないが、ステッカーがあれば遠くからでも参加している気分になれる」との意見を頂いたところ、Google+のメンバーの中に、デザイナーさんがおられ、ステッカーのデザインを快く引き受けて頂きましたので、ステッカー作成に取り組みました。どうせなら、寄付金付きで販売し、売り上げを全額寄付することにしました。
OFF会は4月の第3週の土日とし、土日のそれぞれで現地集合、現地解散で、集まったら阿蘇路を気持ちよく走っておいしいものをいっぱい食べましょう。そんないい加減な適当な企画でしたが、Google+を中心に声を掛けたところ、遠くは関東・東海・関西からも参加希望が届いてびっくりです。
走って遊んで復興支援の掛け声のもと、全国から、2日間のべで30名以上の方々が集まりました。<初めましてなのに初めてじゃない>そんな不思議な感覚で挨拶を交わし、走り出しました。が、企画・運営のまずさから様々なトラブルが発生しましたが、1人の怪我人を出すことなく、無事2日間のOFF会は終了しました。
100枚用意したステッカーは、参加者および希望者によって全部お買い上げいただき、売り上げ全額を熊本県および南阿蘇村に寄付することにしました。後日、福岡市にある熊本県の出張所に赴き、今回の趣旨を説明し、寄付しました。また、南阿蘇村へはふるさと納税を通じて寄付しました。
みんなの気持ちを集め、ここにASO-BOU-RIDEが誕生しました。
(当時の関連投稿)
<2018年>
昨年は日帰り×2というとても中途半端な会合だったので、今年は泊りで開催しようとなって、1泊2日で企画することにします。
阿蘇周辺でお得なお値段の宿泊施設を色々探しますが、住所氏名を確定させた上での申し込みなど、NET上のOFF会にはとても厳しい条件ばっかりです。そんななかで、波野に廃小学校を改装した宿泊施設の<なみの高原やすらぎ交流会>を見つけ、問い合わせてみると「宿泊者の住所氏名は必要なし」とのことでしたので、早速仮予約です。その後、見学に訪れたところ、なんとも赴きのある施設で、これならみんな喜ぶだろうと一発で気に入りました。
やすらぎ交流館を宿泊所に定め、昨年と同様にステッカーを作成し、Google+を中心に声を掛け、準備万端整え、当日を迎えました。
当日はなななんと雨!しかし、天候が悪いにも拘わらず、たくさんの仲間が集まってくれました。が、阿蘇で一番おいしいと評判の<やま康>で赤牛を食べた後は、天候が悪くてどこに行くこともできません。仕方ないので、昼食の後はやすらぎ交流館に向かうことにしました。
かなり早い時間だったにも拘わらず、やすらぎ交流館の職員さんには快く迎えてもらい入浴の準備も行って頂きました。各自、濡れた服を着替え、三々五々食堂に集まりました。夕食の準備も整う前から「軽く」といいながら飲み始め、それから7時間オーバーとなる飲み会が始まりました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、1人離脱、2人離脱と自然解散となりました。
翌朝は、布団までたどり着かず部屋の入り口で寝てる人もいましたが、酷い二日酔いにはならず、二日目が始まりました。雨は止んでいますが一面霧に囲まれています。阿蘇山上広場に向かいますが、先行車のテールランプが辛うじて見える位の濃霧です。安全第一で阿蘇山上広場に集まりましたが、火口見学が叶う天候ではありません。ワンチャン天候の回復を祈って大観峰へ向かいます。天候は回復してきていますが、絶景が望める状態ではありません。最後の集合写真を撮って、ここで解散となりました。
(当時の関連投稿)
<2019年>
嫌な事が重なりSNSに嫌気がさしてきたことから、今年は檸檬男さんに幹事をお願いしました。
(本当はトラブルでみんなに嫌われまくってるおいらじゃ誰も集まらないと思ったからお願いしたんですが・・・)
毎年、幹事を交代し、それぞれのカラーでASO-BOU-RIDEを盛り上げて貰えればいいなぁと思っています。
今年も<なみの高原やすらぎ交流会>をBASEにみんなで阿蘇びます。
もう、復興支援をメインに据える事も無いのでは?との思いから寄付金付きのステッカーは作成せず、参加記念のステッカーを作成して頂きました。
まずは、別府港に、関東関西からフェリーでやってくる仲間を出迎えます。別府から阿蘇への名所・絶景ポイントを巡りながら、昼食会場の<やま康>を目指します。阿蘇で一番美味しいと評判の赤牛丼を食べ、近くの月廻り公園で残りのメンバーの到着を待ちます。全員集合のあと、ケニーロードの快走路を楽しみ、宿泊所の<なみの高原やすらぎ交流会>へ向かいます。
今年の夕食はBBQです。たくさんのお肉とたくさんのビールで満たしますが、食堂にはたくさんのお酒が並んでいます。というのも、昨年の寄付金は熊本県と南阿蘇村にふるさと納税で寄付し、返礼品としてたくさんのお酒・焼酎を頂くことにし、それを今日の会場に持ってきました。また、参加メンバーのお土産として珍しいお酒や焼酎を頂き、数多くの酒類が並んでいます。
BBQのあと、会場を食堂に移し、またもやエンドレスの飲み会が始まりました。
翌朝は酷い二日酔いで、朝食も取れません。朝から何度もトイレでリバースです。なんとか体調も復活してきたので、2日目の出発です。ミルクロード周辺の絶景ポイントをいくつか巡り、大観峰へ向かいました。大観峰にて集合写真を撮るころ雨が降り出しました。やはり今年も雨男でした。
雨も降りだしたことから、来年の再開を誓って解散となりました。
(当時の関連投稿)
<2019年7月>
今年の幹事の檸檬男さんが事故にて死亡
あんなに運転が上手な方がなぜ?涙が止まりません。
<2019年9月>
檸檬男さんを偲んで、ASO-BOU-RIDE2019秋の陣を企画します。
いつもの<なみの高原やすらぎ交流会>で彼の思い出を語りあり、彼を偲ぶことにしました。ケニーズカフェや神楽苑の昼食を予約をし、多くの方が集まる手筈を整えてくれていましたが、台風の影響で直前に中止となりました。
<2020年>
ASO-BOU-RIDE2019秋の陣が開催できなかったことから、改めて春に企画することにしました。
<なみの高原やすらぎ交流会>の予約やステッカー案の作成などで準備を進めていましたが、新型コロナウィルスの影響で中止となりました。
(当時の関連投稿)
そして、2024年です。みんなで楽しみましょう!!!
かつて、Google+というSNSの中の<旅とバイクといい写真>や<バイクdeカフェ>というコニュニティーで、全国のバイク乗りと、いろんな投稿でわいわいがやがやと盛り上がっていました。
FacebookやTwitter、Instagramほどメジャーじゃなかったので、かなりまったりとしたSNSでとても居心地が良かったです。
そんなまったりとした時を過ごしていたら、2016年4月に大地震が熊本を襲いました。
自分は福岡県筑後地方に居を構え、当時は長崎市内に単身赴任をしていました。両方とも震源からは100km程度離れているため、それなりの揺れで何の被害もありませんでしたが、益城町を中心に広範囲で家屋倒壊などの被害が発生し、バイク乗りの聖地である阿蘇に至るいろんな道が通行止めになっています。
阿蘇地方では、被害を免れられた色々な施設さんが早期に営業を開始されました。が、なかなか客足が戻ってきません。お店は大丈夫ですよ~、この道は通れますよ~とPRされておりますが、実際に伺ってみると、かっての賑わいは見られず、駐車場にバイクが皆無という状況です。
「この道が通れるようになりましたよ」とか「このスポットは問題ありません」とか「この店が営業再開です」などの情報をGoogle+に積極的にポストし続けていましたが、もっと何か力になりたいという思いが強くなり、Google+の<旅とバイクといい写真>と<バイクdeカフェ>で「ゴールデンウイーク期間中にバイクで走った距離km×10円を寄付しませんか?」と呼びかけ、多くの賛同を得ました。「ええかっこつけし」「偽善者」「そんなの何の役に立つんだ」などの批判を覚悟していましたが、まったりとしたSNSのおかげかまったく批判は聞
こえてこず、同じバイク乗りとして多くの方に賛同して頂けたと思います。
「離れていても心は同じ!」そんな言葉を盛んにポストしていたのを憶えています。
(当時の関連投稿)
<2017年>
大地震から1年が経とうとする頃、「大好きな阿蘇に何か恩返しがしたい」との思いが段々と強くなっています。
阿蘇も完全復旧とはいきませんが、色々な店が営業再開し、様々なスポットで安心して遊べるようになってきています。だったら「現地に集まり、いろんなところを走って、おいしいものをたくさん食べて、現地の復興に少しでも貢献しよう!」とOFF会を企画することに。
「大地震からまだ1年なのに集まって楽しく遊ぶなんてケシカラン!」という意見もあるでしょうが、自分たちが楽しく遊んでいた<阿蘇>が、「楽しく遊べるところはいっぱいあるよ!」と自分たちが行動することで、かつての賑わいを少しでも取り戻し、阿蘇にかかわる人たちの糧に少しでもなればとの思いの下、OFF会を開催することにしました。
詳細を検討するなかで、「ステッカーを作成して欲しい。今回は参加出そうにないが、ステッカーがあれば遠くからでも参加している気分になれる」との意見を頂いたところ、Google+のメンバーの中に、デザイナーさんがおられ、ステッカーのデザインを快く引き受けて頂きましたので、ステッカー作成に取り組みました。どうせなら、寄付金付きで販売し、売り上げを全額寄付することにしました。
OFF会は4月の第3週の土日とし、土日のそれぞれで現地集合、現地解散で、集まったら阿蘇路を気持ちよく走っておいしいものをいっぱい食べましょう。そんないい加減な適当な企画でしたが、Google+を中心に声を掛けたところ、遠くは関東・東海・関西からも参加希望が届いてびっくりです。
走って遊んで復興支援の掛け声のもと、全国から、2日間のべで30名以上の方々が集まりました。<初めましてなのに初めてじゃない>そんな不思議な感覚で挨拶を交わし、走り出しました。が、企画・運営のまずさから様々なトラブルが発生しましたが、1人の怪我人を出すことなく、無事2日間のOFF会は終了しました。
100枚用意したステッカーは、参加者および希望者によって全部お買い上げいただき、売り上げ全額を熊本県および南阿蘇村に寄付することにしました。後日、福岡市にある熊本県の出張所に赴き、今回の趣旨を説明し、寄付しました。また、南阿蘇村へはふるさと納税を通じて寄付しました。
みんなの気持ちを集め、ここにASO-BOU-RIDEが誕生しました。
(当時の関連投稿)
<2018年>
昨年は日帰り×2というとても中途半端な会合だったので、今年は泊りで開催しようとなって、1泊2日で企画することにします。
阿蘇周辺でお得なお値段の宿泊施設を色々探しますが、住所氏名を確定させた上での申し込みなど、NET上のOFF会にはとても厳しい条件ばっかりです。そんななかで、波野に廃小学校を改装した宿泊施設の<なみの高原やすらぎ交流会>を見つけ、問い合わせてみると「宿泊者の住所氏名は必要なし」とのことでしたので、早速仮予約です。その後、見学に訪れたところ、なんとも赴きのある施設で、これならみんな喜ぶだろうと一発で気に入りました。
やすらぎ交流館を宿泊所に定め、昨年と同様にステッカーを作成し、Google+を中心に声を掛け、準備万端整え、当日を迎えました。
当日はなななんと雨!しかし、天候が悪いにも拘わらず、たくさんの仲間が集まってくれました。が、阿蘇で一番おいしいと評判の<やま康>で赤牛を食べた後は、天候が悪くてどこに行くこともできません。仕方ないので、昼食の後はやすらぎ交流館に向かうことにしました。
かなり早い時間だったにも拘わらず、やすらぎ交流館の職員さんには快く迎えてもらい入浴の準備も行って頂きました。各自、濡れた服を着替え、三々五々食堂に集まりました。夕食の準備も整う前から「軽く」といいながら飲み始め、それから7時間オーバーとなる飲み会が始まりました。楽しい時間はあっという間に過ぎ、1人離脱、2人離脱と自然解散となりました。
翌朝は、布団までたどり着かず部屋の入り口で寝てる人もいましたが、酷い二日酔いにはならず、二日目が始まりました。雨は止んでいますが一面霧に囲まれています。阿蘇山上広場に向かいますが、先行車のテールランプが辛うじて見える位の濃霧です。安全第一で阿蘇山上広場に集まりましたが、火口見学が叶う天候ではありません。ワンチャン天候の回復を祈って大観峰へ向かいます。天候は回復してきていますが、絶景が望める状態ではありません。最後の集合写真を撮って、ここで解散となりました。
(当時の関連投稿)
<2019年>
嫌な事が重なりSNSに嫌気がさしてきたことから、今年は檸檬男さんに幹事をお願いしました。
(本当はトラブルでみんなに嫌われまくってるおいらじゃ誰も集まらないと思ったからお願いしたんですが・・・)
毎年、幹事を交代し、それぞれのカラーでASO-BOU-RIDEを盛り上げて貰えればいいなぁと思っています。
今年も<なみの高原やすらぎ交流会>をBASEにみんなで阿蘇びます。
もう、復興支援をメインに据える事も無いのでは?との思いから寄付金付きのステッカーは作成せず、参加記念のステッカーを作成して頂きました。
まずは、別府港に、関東関西からフェリーでやってくる仲間を出迎えます。別府から阿蘇への名所・絶景ポイントを巡りながら、昼食会場の<やま康>を目指します。阿蘇で一番美味しいと評判の赤牛丼を食べ、近くの月廻り公園で残りのメンバーの到着を待ちます。全員集合のあと、ケニーロードの快走路を楽しみ、宿泊所の<なみの高原やすらぎ交流会>へ向かいます。
今年の夕食はBBQです。たくさんのお肉とたくさんのビールで満たしますが、食堂にはたくさんのお酒が並んでいます。というのも、昨年の寄付金は熊本県と南阿蘇村にふるさと納税で寄付し、返礼品としてたくさんのお酒・焼酎を頂くことにし、それを今日の会場に持ってきました。また、参加メンバーのお土産として珍しいお酒や焼酎を頂き、数多くの酒類が並んでいます。
BBQのあと、会場を食堂に移し、またもやエンドレスの飲み会が始まりました。
翌朝は酷い二日酔いで、朝食も取れません。朝から何度もトイレでリバースです。なんとか体調も復活してきたので、2日目の出発です。ミルクロード周辺の絶景ポイントをいくつか巡り、大観峰へ向かいました。大観峰にて集合写真を撮るころ雨が降り出しました。やはり今年も雨男でした。
雨も降りだしたことから、来年の再開を誓って解散となりました。
(当時の関連投稿)
<2019年7月>
今年の幹事の檸檬男さんが事故にて死亡
あんなに運転が上手な方がなぜ?涙が止まりません。
<2019年9月>
檸檬男さんを偲んで、ASO-BOU-RIDE2019秋の陣を企画します。
いつもの<なみの高原やすらぎ交流会>で彼の思い出を語りあり、彼を偲ぶことにしました。ケニーズカフェや神楽苑の昼食を予約をし、多くの方が集まる手筈を整えてくれていましたが、台風の影響で直前に中止となりました。
<2020年>
ASO-BOU-RIDE2019秋の陣が開催できなかったことから、改めて春に企画することにしました。
<なみの高原やすらぎ交流会>の予約やステッカー案の作成などで準備を進めていましたが、新型コロナウィルスの影響で中止となりました。
(当時の関連投稿)
そして、2024年です。みんなで楽しみましょう!!!
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