3年ぶりに中学校で行われる体育祭
3年生最初で最後の体育祭
親として体育祭を見学するのもこれが最後ということで
しかとこの目に焼き付けておこう。
ってことでもないですけど、ちょっくら見に行ってきた。
天気は晴れ。 気温32度 無風
砂埃が舞うグラウンドを遠目に見ながら回想する
中学校の体育祭を見に行ったのは、9年前(長男のとき)になるけれど、その時に比べて、あきらかに子どもの数が少なくなっているということを実感しました。
9年前は、赤・白・黄・青の4チームだったのが
今年は、赤・白の2チーム しかない
競技種目が少ない
吹奏楽部の演奏がない
遅れて行っても十分に見学できるということは、見学者の数が少ない
あれ?テントが新しくなっている 組み立て楽になったな~
(古いテントは)最後の片づけ大変だったなぁ~
そんなこと思っていたら、あっという間に体育祭は終焉となりました。
それにしても、子どもたちは元気ですね
男子は、2年生くらいになるとデカイ子は大人よりも体がデカイ
そして、
マスクを着けて徒競走1着でゴールにはビックリしました。
マスクを着けてなかったらどんだけ速いんでしょうか?
※ ちなみに先生方全員ノーマスク、生徒ほとんどノーマスクです
一応順位というものはあるけれど、そこには上も下もない。転んでも立ち上がり、靴が脱げても全力でゴールまで駆け抜ける姿、1位も最下位も関係ない!皆々一緒に楽しんでましたね。
◆ 私たちが子どもの頃の昭和の体育祭といえば、何かの訓練みたいでしたね
先生:「立て!」
生徒:「やー」
先生:「座れ!」
生徒:「やー」(体育座り)
※ 「やー」は福岡地方の掛け声で「なかやまきんにくん」がよくネタで使っていますが、
今でも体育で「やー」といっているのかは分かりません
◆ 今日の掛け声
委員:「立ってください」
生徒:「・・・」
委員:「座ってください」
生徒:「・・・」(体育座り)
運動会の掛け声から 時代の移り替わりを感じる
このように、昭和時代は何かと命令調でした。人に勝つ、人より優れることを大事にしてきた時代で例えば、その業界で大きく結果を残した人が凄い人、そのように秀でることに価値観を置いていた。これらのことを切磋琢磨とかいったりしましたが、それはそれで素晴らしいことだと思います。しかし、時代は令和に入り、昭和のような、用意された階段を上っていくというよりも、自分の発想力、想いが大事にされる時代に移り変わろうとしていると思います。自分の長所を活かす、好きなことを極める、そのためには、不得意なことはしない。無理することが素晴らしいガムシャラに頑張れ!なんてのは古いのかも知れません。
得意なことを活かして、誰かと何かを分かち合うみたいな。このような時代へとゆっくり変化していると思います。今は両方の価値観が入り乱れる端境期のようなものではないかと思ったのでした。