はじめに
肉体を維持するためには、この体にとって有害なるものを食べない、飲まない、触らない、しないということを徹底して教育を受けるべきで それを教えてもらえない世界で自分は存在している
消化器―⑫膵臓分泌のしくみ
膵臓の腺房細胞(せんぼうさいぼう)から分泌される膵液(すいえき)は、十二指腸に送り出され糖質、タンパク質、脂質を消化する
【位置】
膵臓
【構造】
膵臓の腺房細胞から分泌される膵液は、自律神経の働きによって、食物を見たり、においを嗅いだだけでも分泌されるが、基本的に膵液分泌はホルモンによってコントロールされている
■ 膵液には多種多様なな消化酵素が含まれている
1)糖質(炭水化物)を分解する —— 膵アミラーゼ
2)タンパク質を分解する —— トリプシン、キモトリプシン、カルボキシぺプチターゼ、エラスターゼ
3)脂質を分解する —— 膵リパーゼ
4)核酸を分解する —— リボヌクレアーゼ、デオキシリボヌクレアーゼ など
【無色透明の液体で強力な消化力をもつ】
膵液は無色透明の液体
※ 成人では、1日に800~1500㎖ほどが分泌される
唾液腺や胃の内分泌腺の作用に異常を来したり、胃を切除して消化酵素を分泌できなくなっても、その不足分を補えるだけの強力な消化作用を備えている
【酸性の消化物を中和して本来の消化力を発揮する】
◎ 食物の消化物が胃から十二指腸に送られると、その刺激によって膵臓からパンクレオザイミンとセクレチンという2種類の消化管ホルモンが分泌される
◆ 食物の消化物
胃 ⇒⇒(刺激)⇒⇒ 十二指腸
(胃から送られてきた消化物は、酸性に傾いている。酸性の環境下では、膵液の消化酵素の多くは力を発揮できない)
◆ 消化管の分泌
(刺激)—— 膵臓 ~ ① パンクレオザイミン
(刺激)—— 膵臓 ~ ② セクレチン
① パンクレオザイミンによって刺激された膵臓の腺房細胞からは有機成分、電解質、水分が分泌される
② セクレチンが導管を刺激することにより、電解質と水分が分泌される
◆ 膵液は、消化酵素が導管を通る間に炭酸水素ナトリウムによって、わずかにアルカリ性になる
◆ 胃液によって酸性だった消化物を中和ないしアルカリ性にして、自らが機能できる環境をつくる
このようにして、膵液は、本来の消化力を発揮する
美しい人体図鑑
自分のからだを知り尽くす!/ 監修 東京女子医科大学 名誉教授 梶原哲郎氏の書籍を引用しています。
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