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ラエリアン・ムーブメント
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■病院に行ったとき「医者に隠してはいけないこと」ベスト1
私たちはふだん、人体や病気のメカニズムについて、あまり深く知らずに生活しています。医学についての知識は、学校の理科の授業を除けば、学ぶ機会がほとんどありません。しかし、自分や家族が病気にかかったり、怪我をしたりしたときには、医学や医療情報のリテラシーが問われます。また、様々な疾患の予防にも、医学に関する正確な知識に基づく行動が不可欠です。
そこで今回は、21万部を突破したベストセラーシリーズの最新刊『すばらしい医学』の著者・山本健人氏(医師・医学博士)にご登壇いただいた、本書刊行記念セミナー(ダイヤモンド社「The Salon」主催)のQ&Aセッションの模様をお届けします。(構成/根本隼)
●医者が知りたいのは「時間の経過」
読者からの質問 病気でも手術でも「痛み」はつきものですが、主観的な感覚である痛みを医師に的確に伝えるには、患者はどんな工夫が必要でしょうか?
山本健人氏 患者が痛みを正確に伝えるのはとても難しいです。
一般にはあまり知られていませんが、患者の痛みについて医師が聞きたい情報は、大きく分けて6項目あります。これは、痛みの「OPQRST」と呼ばれていて、研修医のときに教わります。
Onset…どんなふうに始まったか
Palliative/ Provocative…何をすると良くなるか/悪くなるか
Quality…性質
Region…部位
Severity…痛みの強さ
Time course…時間の経過
患者が第一に訴えたいのは、痛みの「強さ」だと思います。しかし、「強さ」というのは、医師にとって必要な6つの情報のうちの1つにすぎません。むしろ、「強さ」はこの中では最も主観的な要素なので、必ずしも優先順位は高くありません。
つまり、患者が伝えたい情報と、医師が聞きたい情報にはズレがあるということです。
では、医師が特に知りたい情報は何か。それは、「時間の経過」です。つまり、現在生じている症状ではなく、現在に至るまでに「症状がどのように変化してきたのか」を知りたいのです。
持続的にずっと痛いのか、それとも痛みに波があるのか、その波は何時間おきに来るのか。これらは非常に大事な情報なので、包み隠さず医師に伝えてほしいですね。
●受診時に痛みが治まっていても問題ない
また、待合室にいるうちに痛みがある程度治まって、「1番痛いときに診てほしかったです」と残念な顔をする方もいます。しかし、医師の立場からすると、受診のタイミングで痛みが治まっていても残念には思いません。
繰り返しになりますが、医師が知りたいのはピンポイントの時点での症状ではなく、「時間の経過」だからです。なので、「受診時に痛みが治まっている」というのも貴重な情報になります。痛みが持続的ではなく、治まる瞬間もあるという事実は、病気を診断する上で有用なヒントになりうるからです。
逆に、患者がこれらのポイントをきちんと伝えてくれると、医師も状況を把握しやすいということです。もちろん、時間の経過などは忘れてしまう場合もあると思うので、事前にメモを用意しておくと、スムーズな問診になるはずですよ。
(本稿は、ダイヤモンド社「The Salon」主催『すばらしい医学』刊行記念セミナーで寄せられた質問への、著者・山本健人氏の回答です)
【元記事】
https://news.y ahoo.co .jp/art icles/7 f11e941 d036505 67fe0bc 6bec5a9 56c059d e7a8
●「平和のための1分間瞑想」
https://www.ra elianja pan.jp/ 1m4peac e
●日本ラエリアン・ムーブメント
https://www.uf olove.j p
●無限堂出版
http://www.mug endo.co .jp/ind ex.html
最後までお読みいただきありがとうございました。
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