「根拠のないデマ情報が多い」というのが、マスコミによるネット批判の決まり文句であり、その最大の原因としてネットの匿名性を挙げる。マスコミの意図的としか思えない誤情報や印象操作はさて置き、確かにそのような傾向がネットで蔓延っているのは否めない。特にネット掲示板などは匿名を悪用、根拠もない噂話をまことしやかに真実であるように伝え、己の嫌いな著名人へのデマ同然の書込みをする者が集う場でもある。先月、拙ブログにもその類としか思えぬ人物が何度も書込みしてきた。
「リリィ」というHNの女性から初めて拙ブログにコメントがあったのは、2012-04-07 21:33だった。それから彼女は4月15日まで連日拙ブログにコメントを寄せるようになり、多い時には日に5度も書込みをしたこともあった。リリィ氏はブックマークしている『キリスト教の問題点について考える』さんの常連でもあり、こちらでも盛んにコメントしていた。
ただ、氏のコメントで気にかかったのは、女性政治家や女性社長への殆ど誹謗中傷としか感じられない書込みであり、その根拠たるやある人や身近な人物から聞いた…という程度のもの。特に中山恭子議員の不倫を何度も書いており、それらの一部を挙げる。
「北朝鮮拉致の担当の中○恭子議員も有名になるために不倫は、平気で 拉致担当の時も 力がないので北との折衝も出来ずに北に残った人が帰れずにいるのです。ある新聞記者と話してたら インタビューに行って話して ゆっくり話す変なおばさんだと言う印象だったそうです…」(2012-04-08 10:05)
「参議院の中○恭子は、大蔵省時代から評判が悪く有名になりたいためには、不倫は平気で自分に有利な男性を選んでたそうです。拉致の問題でもマスコミで批判されそうになりましたけどすぐに立ち消えになりました…」(2012-04-09 16:43)
「旧大蔵省で中○恭子さんの同僚だと言う人の話だと 有名なりたいので マスコミに出たがる傾向があったそうで ゆっくり話すのは、聞いたら考える能力がないからと言ってました。拉致担当議員の時も 最初に帰ってきた5人を帰国させなかったのは、蓮○さんのお兄さんの努力で 中○恭子さんでは、ないそうです。中○恭子さんは、有名になるためにマスコミを利用してお飾りのような 存在なのです…」(2012-04-12 09:09)
「中○恭子さんは、旧大蔵省時代から自分の出世のために男性を取り換え引っかえで 自分の子供は、面倒は、みないで飲み歩いてたそうです…」(2012-04-13 16:09)
リリィ氏はその他の女性政治家の醜聞も書込みしており、そちらも紹介したい。
「誰かのブログで小○百合子も体を売り有名になったとコメントしたら そんなことは、ないと争いになりました」(2012-04-09 16:43)
「以前に私の行きつけの美容室で 外○大臣の川○順子さんの家にお手伝いさんで行ってたと言う人が子供の面倒は、見ない酒を飲み歩くのが多いと言ってました…」(2012-04-14 14:06)
「女性で有名になった 市○房江さんもパトロンが何人もいたそうで貢がせてたそうです…」(2012-04-15 09:07)
以上は全て『クリスチャンとゾロアスター教 その二』へのコメントであり、記事とは無関係の話題を延々と書かれるのには閉口させられた。拙ブログでは記事とはテーマの全く違う書込みはよくあるし、私自身も内容が面白ければ構わないと思っている。ただし、記事の主旨と違う書込みをするのは常連さんだし、彼らの話題も拙ブログの副題にある通り読書、歴史、映画の話が主なのだ。
はっきり言って、私はこの手のゴシップは苦手だし、例えリリィ氏の聞いたと称する話が全て真実だったとしても、それが何?に過ぎない。同性の家庭をあれこれ詮索し噂話に興じるのが女だが、するべきことをしていれば何人の男と不倫しようが構わないと私は考えている。むしろ、朝からこの手の話を何度も書き込む者こそ品性の卑しさが感じられた。
自らブログを開設せず、他人のサイトを掲示板代わりにして不倫を糾弾するのは、典型的な匿名の卑怯者だろう。私の最も唾棄するコメンターこそ、このタイプである。
その二に続く
◆関連記事:「女の敵はおんな」
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仕事をしている以上、嫌なこと大変なことは多々ありますが、働かず食える特権階級は少数です。私が社会人になったばかりの頃、先輩に言われた一言は忘れられません。「いちいち気にしていたら、何処の職場でも勤まらない」!
貴女の意見は反論の余地もない正論ですが、犬窮捨の類には正論を吐いても無駄でしょう。ニートが叩くのは鬼女歴女の他にワーキングウーマンも対象です。「ブスで男にモテず結婚できないから、働いている貧民女」と罵る書込みもありました。女の腐ったのとは連中のためにある言葉。
映画『リトル・ミス・サンシャイン』で祖父が孫娘に語った台詞は印象的です。「負け犬というのは実際に負けたのではなく、負けるのが怖くて闘わない者だ」
記事にした人物が女性政治家や社長、ニートやフリーターまで叩いていたのと、アラシに興じるニートは全く同じですね。そのくせ件の女性が、正真正銘の特権階級である緒方貞子を称賛していたのは笑えました。ニートも見苦しいほど独裁者を讃える傾向があります。
犬窮捨の類は親の死の前に、倒れられたらお終いでは?新聞の社会面では介護疲れか老母に暴力を振るい死亡させたり、死亡しても放置していた事件が載ることがあります。加害者は中高年の無職の息子で母子暮らしというケースが多く、何やらニートのなれの果てに見えます。
この者が何歳なのかは不明ですが、二十代ならまだ立ち直る可能性はあっても、三十を過ぎていれば絶望的でしょう。悪人は有能だし社会で活躍できますが、ネット弁慶は悪いこともできなければ、良いこともしないのです。ヤクザの方が社会に貢献しているかも。
>>上目線でニート叩いてる貴殿が言えたことでしょうか
無納税者で社会人を叩き続けるキミこそ、何が言える?はじめにアラシをしてきたのはキミなのを忘れるな。ネトウヨからサヨク視されている池上彰さえ、「霊長の恥と考えても間違いではありません」と一蹴していた。だから子供にもバカにされる。
HNを様々変え、リアルだけでなくネットでも寄生している犬窮捨こそが、最低最悪の匿名の卑怯者+腑抜け。「神の僕」ではなく「神の欠陥品」。
>>自分の顔を見たほうがいいよ
何時も親にそういわれているのだろ?親にニートを責められ、火病時の歪んた面が想像できる。ニートでもイケメンなら救いがあるが、ブサメンは引きこもってネット弁慶。頭も顔も性格も悪いならば生きている価値なし。文句があるなら神に言え。
メリーポピンズというディズニーの映画があるんですが、
メリーポピンズが子ども達と部屋の片付けをするときに『どんなに嫌な事の中にも、面白い所がある。どんな花にも甘い蜜がある。だから仕事は楽しい。』って歌いながらするんです。
しかし、自分が無くなってしまうような仕事場に居続けて病気になって働けなくなるのは、何の為に仕事しているか分からなくなりますよね。 でも、世の中探せば仕事の種類はたくさんある。
仕事をしていれば、リアルな友だちも出来るし、お金も入るから好きなものも買える。
色んな経験が出来るから、想像ではないリアルな会話が出来る。
でも、ニートをしていたって一円にもならない上、家にばかりいて日光に当たらなければ体も弱くなり、好きなものもあまり買えない。
尊敬もされない。悪者扱い。
一度しかない人生がもったいないじゃないですか。
自分の顔を見たほうがいいよ。
いずれ集団ストーカーの被害に遭ってるなんて言い出しかねない勢いだ。