扇風機の羽の真ん中をおさえるひねくれ者の日記

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JW1.5世の自分が生きてるのを不思議に思う、ひねくれ者の日記です。

Digital Photo No.2 2008.03.19

2008-03-19 23:13:19 | Photo & Photography & Camera
時間が掛かりますな.....................

今日は5人に写真を送る為に現像並びに調整、加工を行ないました。
加えてプリントのためにも何枚か同じ作業を行ないました。

かなり時間を要して嫌になっているのですがね。
レスポンスが遅いので困りものですな。
現像処理に5時間ぐらいは掛かっているはずです。
いわゆる現像という処理はただ単にRAW Dataから現像するというイメージが強いかも知れませんが、RAWというのは調整の余地がJPEGとは比較にならないほどの調整の余地があるんですよ。
だから触り始めると完成像をしっかり持っていないと一枚の写真を一日中いじっても納得できないと言うことにもなりかねません。
またおいらはCANONのDPP(Digital Photo Professional)を使用している理由に調整の項目が少ないから使用しています。

サードパーティ製の現像ソフトの優れた点として細かな調整が出来る点を上げることが出来るでしょう。
しかし処理自体に時間が掛かりプレビューにも一処理あたり15秒以上もかかる今の現像環境では時間的にも調整項目が多いと無駄に時間をロスすることに繋がります。
ということでDPPで我慢しているんですよね。

今日は現像及び調整、加工した写真は100枚程度です。
調整と加工を施した写真は80パーセントはすでに現像してあった写真です。
現像処理を行なったのはのべ20枚程度ですな。
何故「延べ数」になるかについてはRAW Dataの特性を知れば解るでしょう。

少しRAWについて書いておきましょうかね。
RAW Dataというのはそれぞれのメーカによって異なります。
これをプロプライエタリフォーマット(Proprietary Format)といいます。
よってDigital Cameraに付属しているRAW現像ソフトの互換性というのは同じメーカであれば確保されることもありますが、他社のメーカの現像ソフトでは現像は出来ません。
Cameraメーカが自社の現像ソフトを薦める理由には最も適した現像アルゴリズム(Algorithm)を解析し、最適化しているからに他なりません。
しかしこのプロプライエタリフォーマットによって作業できないことのないモノがあります。
それがサードパーティ製になる訳です。
ここでしっかりしておかなければならない事があります。
色にも基準というモノが存在し、客観的にそして物理的に調整しておかなければならなくなってくると言うことなんですな。
現像ソフトといっても発色傾向などが異なるのは常識で僅かなブレがどうしてもでてきます。
これは画像読み込み時だけでも発生する問題だということですな。
そして現像というのは色再現を追求していくことになる場合には厳密な調整が求められ、発色傾向の異なるソフトを用いる理由がここにある訳です。
調整も同じようなモノであっても違ってきますからね~。
写真のプロプライエタリフォーマットはDigital Camera メーカーがそれぞれに自社のモノを使っていますのでデファクトスタンダードとして統一することは難しいんですよね。
Adobeは統一することを目標にして「DNG」という規格を提案はしていますが浸透していくことはないでしょう。

少し話がずれたので戻しましょうかね。
Digital Dataの中では非可逆圧縮と可逆圧縮というモノがあります。
まずComputerのDataの多くは非可逆圧縮と呼ばれるDataが多いんですな。
例えば写真では良く用いるJPEG、音楽ではMP3やAAC、動画ではMPEGやAVIなどです。
Dataの中でも「こんなに容量が小さいんだ」と感じるモノは非可逆圧縮だと考えても良いでしょう。
そしてこの非可逆圧縮の特徴としてDataを小さくしたことによって劣化が伴うと言うことです。
何故劣化するのかは字を見ると解ると思いますが、圧縮の際にDataが大幅に減らさせて軽くする作業を行ないます。
よってこの方式で圧縮されたDataというのはCompactに出来る特性があります。
iPodが普及している点やDigital Cameraで沢山の枚数が撮れてる要因の最大のモノだと言っても良いでしょう。
しかし悪い点としては圧縮する前と同じDataには出来ないという点です。

それに対して可逆圧縮は圧縮前と圧縮後に完全に等しくなるデータ圧縮方式だと言われています。
しかしこの圧縮形式は非常に矛盾に富んだ圧縮形式であることは明白です。
理由は理論的にも研究されていて、物理的にも不可能であるということは周知の事実です。
完全に等しくなるDataというモノをコピーできる技術を発明できればおいらの見地でですが、ノーベル賞モノだと言っても良いでしょうな。
難しいことをwikipediaでは書かれていましたが、Dataというのは圧縮と展開を一度でも行なえば増えるという傾向があります。
でも非可逆圧縮よりも誤差が少ないのは明白で非可逆圧縮よりは信頼できる方式だと言えるでしょう。
また圧縮されていないので情報に富んでいて懐が広いとも言えます。
例を挙げるのであれば写真ではRAW(プロプライエタリですが...)音楽ではAIFFやALAC、WAV、動画は圧縮せずには見られませんので解りませんな。
んでおいらは写真を撮っていますのでRAWで撮影することによって色再現がし易いようにしている訳です。

重要なこととしてRAW Dataは元Dataさえ消えなければ同じDataが何度でも現像を行なうことが可能だと言うことです。

しかしここでも矛盾が出てきます。
Dataの保管場所が全く変わらずとも磁気Dataを読み出す磁気ヘッドにも耐電などの問題が発生しますので全く同じDataとは言い切れないと言うことなんですな。

まあこんな書き方をしているときりがありませんので先に進んでいこうと思います。
そしてここでやっと現像の「のべ枚数」の話になる訳です。
RAW Dataというのは一応全く同じDataを読み込めると言うことを前提に話を進めると同じRAW Dataで現像し直したいDataというのが出てきます。
よって何回か同じDataを現像するという面倒なことをしてやっと非可逆圧縮のDataであるJPEGが生成されます。
おいらは一応TIFF方式も同時に現像処理で出すようにしています。
理由は簡単で階調の豊かさではTIFFの方が良いからなんですな。
でもData量が半端じゃなく大きくなってしまうことからTIFFで処理したことは数えるぐらいしかありません。

生成したJPEGでも更に調整する必要に迫られます。
色調がRAW現像だけでは納得できない際に、RAW現像の時と同じような効果の得られる処理を繰り返すこともありますので二度手間といえばそうなんですけどね。
色調の調整に関して書き出すとキリがないので解りやすい調整を書いておきましょうかね。
まず大きすぎますのでサイズを小さくします。
そしてデータ容量もメールで送る際に大きすぎると受取手が困るでしょうから、更に圧縮します。
またDPPには付いていない機能なので不便しているのですが、「色の置き換え」を用いて光源の違いによって起こる色温度の対応をします。
それから小さくしたり圧縮すると多少はぼやけますのでアンシャープマスクを掛けます。
だいたいこれぐらいでしょうかね。

もっと作業を増やそうと思えばいくらでも増やせるのですが、ComputerのSpecが低いので一つ一つの時間が掛かるんですよね。
だからなるべくは少ない作業で済ませるようにしているという訳です。

やっとMailで送る分は処理を終わりましたが、カメラのキタムラでプリントする写真がまだ出来ていません。
一応は終えたと思ったのですが、プリント注文で「対応していないフォーマットです」というエラーが出て注文できませんでした。
人と関わる写真を加工するのはホントに一日がかりですな.........
JPEGの調整と加工をPhotoshopで行なったのですが、現像時間とは別に3時間ぐらい掛かりました。

んでMailを送るのに内容を考えるのに30分ぐらい掛かりました。
なんせ5人でしたからね~。

んで相棒見ながらネットサーフィンしていました。
もう開き直りですよ。
「やってられるか~」とか叫びたいぐらいにコンピュータの前に座りっぱなしです。

かなり撮る量が少なくしたのでマシになったんですけどね。
明日ぐらいにプリント注文できるように他のApplicationで調整しようと思います。

今日のイメージ(写真)は大きな集まりのあった会場の天井に広がる蛍光灯の配列が綺麗だったので撮ったモノです。
良い感じでした。

一日コンピュータの前にいるとKeyTypingもかなりスムーズになります。
誤字脱字も少ないですしね。
これは笑える。
明日こそどこかに出かけたいモノです。
今日は「クイズ・ヘキサゴン」と「相棒」があったので夕方からはTV Timeです。
その流れでNEWS見てました。

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