無名会から無明人へ

写真付きで興味をひかれたことなど語ってみたい。

どくだみの花 八重

2021-05-27 16:40:32 | 日記

ご無沙汰しております。
コロナワクチン接種申し込みははワクチン狂騒曲とも
表現したくなる様相でした。
夫婦とも7月初めには2回目の接種をする運びとなりました。
まぁ体制に逆らうことなくゆるりと参りましょう。
それで命がなくなったらそれだけの人生ということで・・。
実際は命の瀬戸際となるとジタバタすることになるのですけど。
前回の家電寿命の話ですが
ご心配頂いてますあの物たちはまだ頑張って働いております。


ご近所の庭でジューンベリーが実ってました。↑ 食べてみたい木の実ですね。

さて関東は梅雨入り宣言がないままですが、


ドクダミの花が咲きだしました。
白い十字の花で独特の香りがあります。

地下茎でどんどん増えて庭で増えると本当に困る植物です。
よその土地で見るのはかわいいと思うけど。
散歩の途中で小さな公園のわきに八重のドクダミを見つけました。
誰かが移植したのかしら?突然変異でもなさそう・・・。
趣のある花で一輪挿しが風情を出してくれます。お試しください。


この八重のドクダミ愛好家がいるんですよね。
お不動さんの境内のある場所にも生えてるんです。
これ、知る人ぞ知る!

生えてくると繁殖力が強くて抜いても抜いてもしぶとく
生えてくるのです。
根絶やしは無理!  
昔、15年位前かな?エピソードです。
ある意図があって庭のドクダミを自然に生えるに任せていました。

意図とは自家製の薬作り。生薬です。
今頃はつぼみから盛りの花をつけていますがちょうどいい時期だそうです。
それを刈り取って洗って陰干しをして十薬(じゅうやく)を作ってみました。
ドクダミの薬は漢方で十薬と言います。薬効はとても多い。
10の効能があるからとの命名だそうで。
・血液サラサラ  ・便秘   ・むくみ改善(利尿)  ・抗菌力
・デトックス   ・美肌効果  ・排膿効果 他 エトセトラ

40代頃ですか、おなかが重く張る感じて尿量が少なくなった時、
漢方薬局で煎じて飲むように言われてこの薬を知りました。
においや癖があって最初は抵抗があったけど
麦茶を濃くしたような味でした。

慣れれば大丈夫。確かに効きましたね。
当時、TV番組で原爆被災者のおじいさんが被災してもう何十年も
ドクダミの煎じたものを一升瓶に入れて常時持ち歩いて
飲んでいるという
「これで原爆の毒を出してるんだ」という言葉に
ひどく感心してしまいました。

なんせ10の効能です 絶対になんか体にいいに決まってる!
そのこともあって庭にドクダミがわんさか生えてきた時
よし!やってみようと思い立ったのです。
これぞ我が家の生薬なり!
沢山できました。
飲んでみると、うーんちょっと薄いかな。

酸味もあるなぁ。市販のと飲み比べてみるとコクが足りない!
市販のは酸味はないです。うーんとうなってしまいました。
我が家は酸性土壌なのかしら?
これでは薬効はかなりの違いがあるのではないか・・・。と
我が家のでも尿量とか便秘とかは効いてる様な気はするけど。
まず土壌、気候とか。。
いろいろな要素がいい薬を作ってるはずですよね。

それで特産地が生まれるわけだから。
日本でいくら頑張って高麗ニンジンを作っても
本物の高麗人参にはかなわない。

品質がいい高麗人参は本当に効き目抜群だそうですね。
そんなこと考えたらもう来年はやめとこうという結論。
もしもの時には缶に一杯保存はあるし・・・。
ということでにわかの生薬製造者を返上しました。
餅は餅屋に任せよう・・・


今でいえば一種のハーブティとして飲めるわけでしたね。(;'∀')
それにしてもドクダミの地下茎の進出力はすごいです。

これから咲き出す半夏生もドクダミの仲間です。
半夏生はどんどん勢力を伸ばしてます。

ドクダミは地味めな花でしたので色を添えて庭の紫蘭菖蒲を載せますね。


もう紫陽花が色を付けてきました。季節は移り行くですね。

 


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