修理日記。

修理は楽しく自己責任で!

おうちで簡単に表面実装できる!コテライザー

2013-04-22 00:01:56 | 組み込み系


 コテライザーというガス式の半田ごて的なものを購入しました。
SMDの交換用にと思ったのですが、多層基板の場合、電源層まで熱が伝わらず思うように取り外しができませんでした。

 でもコテライザーは、SMDのはんだ付けには非常に便利です!部品点数が少なければ、ホットプレートを使ったおうちリフローよりもお手軽簡単です。チップ抵抗やコンデンサなら数秒ではんだ付けできます。

 おうちでリフローの人にはお勧めかも?

コテライザー コテライザーハンディ・プロ60A 60A
宝商 (HOSHO)



コテライザー SKB-60 エンジニア
エンジニア




コテライザーPV(なぜか昭和風味)
コテライザーSMDによる基盤パーツの取り付け取り外し


コテライザーによるHDDパーツの取り付け その1


コテライザーによるHDDパーツの取り付け その2




おうちリフロー関連動画(なぜかツンデレ風味)
「自宅で出来るリフローお試しキット」の紹介VTR

続々・学祭出品物の製作後記

2012-02-19 19:56:39 | 組み込み系
学祭用出品用に製作した基板を一から作り直してみました。
今回は、以下を改善し、回路図から書き直してみました。

・グラフィックLCD専用化
・部品点数削減
・電池ボックスのリードピッチ是正
・部品配置を調整
・昇圧回路の入力にケミコン追加(就活の面接時に技術の方からご指摘頂きましたw)
・レジストを白、シルクを黒に変更













基板が納品された時点では、白はあまりかっこよくないかも?と思っていたのですが、組み立ててみると、白もかっこいいです!!(*´д`*)
でも、白だとハンダのヤニが目立ちます。





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続・学祭出品物の製作後記

2012-01-22 15:05:45 | 組み込み系
以前発注したマイコン(STM32F103CBT6)と少しだけ手直しした基板が届きました!








赤かっこいい!!(*´д`*)






もう一回手直しする予定です。
(もうしてあるのですが…まだ発注してません)

ちなみに基板もマイコンも在庫あります。






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学祭出品物の製作後記

2012-01-05 14:35:01 | 組み込み系
冬休みで時間ができたので、学祭に出品した製作物を簡単に紹介します。

1.企画

製作期間が基板外注期間も含めて1ヶ月しかなかったので、簡単なものにしました。
マイコンのGPIOにスイッチやLED、LCD、スピーカをつけただけのポータブルゲーム機です。
マイコンには、授業でも扱ったSTM32F103を用いました。
イメージ図は、Illustratorで作成しました。




2.設計

マイコンの入出力に繋ぐだけなので回路図を1時間程度で書き、パターンを一夜漬けで制作しました。
ルーティング機能を使わない手配線で行ったので、致命的な誤配線が何ヶ所かありました。
翌日の学校で先生や友達の指摘を受け、CADの支援機能なども活用し修正して、P板.comに発注しました。
使用したCADは、CADLUS C, CADLUS Xです。






3.試作

順序がおかしいですが、勝手に試作を作りました。
基板は発注してしまっているので、基板が出来上がるまでの実機でのソフトデバッグ用です。
液晶モジュールの変換基板(自作)が接触不良で、少しハマりました。




4.基板

基板が出来上がってきました。
自分で回路図を書いてパターン設計してプリント基板を作ったのは生まれて初めてだったので、ちょっと感動しました。






5.実装

届いた基板に部品を実装しました。
半田づけをするだけなのでキット感覚です。
一部、穴径を間違えていて、ピンバイスで修正するという事件が発生しましたが、結果的に問題ありませんでした。






6.ソフトウェア

ソフトは大嫌いなので気が進まなかったのですが、ハードだけではただのガラクタなので、泣く泣く作りました。
まず、入出力の確認を行い、状態遷移を確認して、肉付けしていきました。
いわゆる、要件定義、概要設計、詳細設計…という本来のフレームワークに準拠していません。
作ったゲームは、増えまくるわかめの枝葉を片っ端から切り落とすという単純なゲームです。




7.学祭当日

各自作ったものを展示しました。
老若男女を問わずたくさんの方が来場されてびっくりしました。
来年は冷やかしに行きたいと思います(笑)




8.2号機の製作

学校に制作物を提出しないといけないので、2号機を作成しました。
開発用に盛り込んだ部品を削減しています。






9.3号機の製作

昨日、気になる部分を少しだけ修正して、個人的にP板.comに発注しました。
マイコンは、中国から取り寄せる手配をしました。
どこも最低発注条件が厳しくて少し苦労しました。
基板が届いて、時間があって気が向いたらまた更新したいと思います。


ちなみに、基板とマイコン(STM32F103CBT6)は少しだけ多めに発注したので、希望される奇特な方がいましたら実費(基板+マイコン3000円)にて頒布します。(在庫がある限りの先着順、数名様)
回路図と部品表をお付けします。
メッセージ(このブログのどこかにあります)にて管理人までお問い合わせ下さい。
※なお、3号機の基板は、記事のものとは若干異なります。

STM32F103開発キットをST-Link経由で接続してみた

2011-10-12 22:29:46 | 組み込み系
 ARM Cortex-M3/STM32F103開発キットを購入したので、早速、動作確認をしてみました。



 この開発キットには、STM32F103RBT6が搭載されています。
 また、STM32F103RBT6は、SWDとJTAGデバッグの2つのデバッグモードをサポートしています。

 さて、実は手元に以前購入したSTM32 Valuline Discovery(以下、STM32VLD)があり、このボードには、ST-Linkというデバッガ/プログラマが搭載されています。このST-Linkは、外部デバイスの接続ができるので、この親切機能を活用して接続しました。

 なお、統合開発環境には、Keil uVision4を用いました。評価版のため、32kまでしか扱えませんが、デバッグ、ダウンロードともST-Linkをサポートしています。

 今回購入した開発キットには、20ピンのJTAG/SWDコネクタが用意されていますが、STM32VLDのST-Linkには4ピンのポートしかないため、接続には、以下のようなケーブルを用意する必要があります。





 製作したケーブルで開発キットとSTM32VLDのST-Linkを接続し、サンプルプログラム(LCD)をデバッグ、転送してみましたが、特に問題はありませんでした。






 なお、STM32VLDのST-Linkは、STM32Fシリーズ専用でJTAGデバッグは非対応のようです。(UM0919に記載あり)
 また、TDO/SWOは未接続(ST-Link未対応)のため、SWOトレースはできません。

参考:ARMマイコン入門(47) STM32 バリュー・ラインを使ってみる(2)

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