K様邸、室内建具の吊りこみが終わりました。
コンクのリビングドアはガラス入り。
ガラスにも、少しこだわりました。
K様が選ばれたのは
アンティーク風の気泡入り透明ガラス。
見た目の印象がぐんと可愛らしくなるのはもちろんですが
暗くなりがちな玄関ホールに明かりを届ける役割もあります。
他の部屋の室内建具と素材を統一するために
同じ材料を支給して建具屋さんに製作してもらいました。
枠や桟木をとめる際に用いたのは、米のり。
上の写真は、ごはん粒を練ってお餅のようになったのり。
無添加住宅の建具やキャビネットは全て米のりで接着。
それに倣って、シックハウス保証対応のコンクでは
特注建具も米のり接着としました。
今となっては珍しい光景ですが
数十年前までは、どこの職人さんでもされていたことです。
達磨型の石油ストーブ。
やかんをのせておけば、暖房しながら加湿もできる優れもの。
昭和にタイムスリップしたような光景でしたが
古くても良いものは受け継ぎ残していきたいですね。
K様邸の工事も仕上げの工程に入りました。
来月の完成目指して、もう一息です。
外壁が、炭化コルクで覆われてすっかり真っ黒になったM様邸。
炭化コルクは、コルク樫の樹皮を熱と蒸気で圧縮しただけのエコ素材です。
炭化コルクを張り終えると、次はいよいよしっくい塗りです。
年明け、またお色直しをするM様邸。
玄関ポーチの柱は化粧柱です。
しっくい塗りの外壁に、木がアクセントを添えてくれる予定です。
今月15日(日)に構造見学会を開催させていただく
洲本市M様邸の現場の様子をのぞいてみました。
屋根にクールーフ(天然石の屋根材)が運びあげられていきます。
一枚が60センチ四方の石は、とても重厚感があります。
屋根の上で、一枚一枚丁寧に引掛けて葺いていきます。
M様邸では、二色のクールーフを組合せていきます。
産地や地層によって石に含まれる成分に違いがあるため
色味や肌合いにも違いが生まれます。
天然石ならではの、味わいと風格がありますね。
道路からも屋根がよく見える立地なので
葺き上がりがとても楽しみです。
清々しい秋晴れの日曜日
洲本市にてM様邸地鎮祭を執り行いました。
間もなく基礎着工、来月には上棟を予定しています。
三連休の行楽日和、淡路島の各地でイベントが開催され
ショールームの近くも賑わっていました。