M'stuccoの NEWS & TOPICS ・ 現場中継

神戸・淡路島で おいしい空気の家づくり
無添加住宅正規代理店 M’stucco の見学会情報・現場中継…

-空間を遊ぶ‐ しっくいと天然木の家

2015年04月18日 | 洲本市M様邸 現場中継

4/25(土)・26(日)に完成見学会をする
洲本市のM様邸にチラシの写真撮影に
行ってきました。

外観は片流れの屋根ですっきりとシャープ、
玄関ドアとアプローチタイルはダークブラウン。
「クールな大人イメージ」のおうちです。
1観IMG_5378

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そして、屋内へ・・・。
まずは、玄関。

4玄関シューズクロークIMG_5475

5玄関照明R9190559

収納がたっぷりです。
そして、照明がすっごくおしゃれ!
しっくいの壁に映りこんだ影がいい感じです。

こちらは、LDKと畳スペース。
9リビングIMG_5811-1

9リビングIMG_5809-1

階段IMG_5645

明るい!
階段、かっこいい!

8ダイニング照明R9190566

ダイニングの照明もとってもクールです。

7キッチンIMG_5516

真っ白なシステムキッチンに
グレーのタイルの床も、すごく落ち着いた雰囲気。

次に子供部屋へ。

子供部屋1IMG_5732

将来、2部屋に分割できるようになっています。
そして、2部屋分にまたがるロフト。
たっぷりの天井高があるので、
圧迫感が全然ない!広々としています。

M様邸のコンセプトは「廊下のない家」
そして、各収納がとにかく広い!
とても無駄のない間取りに仕上がっています。

これから、家を建てようと計画している方には
参考になることがいっぱい!

また、かわいい系よりかっこいい系が好きな奥様や
お父さん方にもワクワクしてもらえるおうちです。

見学会のご案内は追ってこのブログでご案内しますので
お楽しみに!



「-空間を遊ぶ- しっくいと天然木の家」見学会のおしらせは こちら→





M様邸 お引き渡し

2012年03月24日 | 洲本市M様邸 現場中継

ご家族を模した鬼瓦に見守られるM様邸

3月20日にお引き渡しさせていただきました。

屋根瓦は、淡路の伝統「いぶし瓦」です。

中庭から見上げる空。

この空間が室内にも、心地よい光を届けます。

 外壁やバルコニーに、無添加住宅では石屋根として用いるクールーフを

アクセントとして用いました。

サンルームの床にもクールーフ。

割れ肌の感じを、あえて素足で味わいたい心地よさ。

 

Mさま邸では、屋根以外にも瓦を新しい形で随所に取り入れています。

玄関ポーチに敷かれた「敷き瓦」は、達磨窯で焼かれ

表情が一枚ずつ異なります。

「トイレ床」

瓦の土に釉薬をかけて焼かれた「瓦タイル」

優しい色の中にも、深みがあります。

こちらは、キッチンサイドに貼られた「瓦タイル」

とっても深い蒼。

ステンレスの凛とした無機質さと蒼い釉薬のコントラストが

きりりと引き締まった印象を受けます。

 

 

大栄窯業・道上さま

鬼師・「鬼忠」川崎さま

をはじめ、淡路をリードする若い職人さんたちとの共同作業となりました。

たくさんのご縁をつないでくださったMさまに、心より感謝申し上げます。

この後も、お庭の工事に津村造園・津村さま

世界的左官職人の久住さまのお仕事が入られます。

そして、Mさまご家族が暮らしを重ねていかれることで

お住まいは完成へと近づいていきます。

どんどん彩りと深みを重ね、味わいを増したお住まいになりますね。

年月を重ねたお住まいを、いつかまた見せていただきたい。

そんな気持ちのお引き渡しです。

 

 

 

 

 


洲本市 M様邸 これは…?

2011年12月23日 | 洲本市M様邸 現場中継

これ、なんだと思いますか?

M様邸の床張り工事の風景です。

左上に見えている黒い下地は、断熱材の炭化コルクです。

そして、床板から無数にとびだしている黒いもの…

(踏んだら痛そうです。)

 

答えは、「スぺーサー」

収縮の少ない新建材なら、いらないものかもしれません。

無垢の木なので、施工後に湿気を吸ったり吐いたりして伸び縮みするんです。

ぎっちぎちに施工してしまうと、木がむくんだ時に浮き上がってしまいます。

一定の感覚でゆとりを持たせるために、名刺一枚程度の厚みを確保するのが目的です。

 

 


洲本市 M様邸 玄関に

2011年12月18日 | 洲本市M様邸 現場中継

洲本ショールームでの会議の前にM様邸の様子を見に行くと

ちょうど材料が運ばれてきたところでした。

トラックから、一梱ずつ丁寧に運び込まれ、積み上げられた資材が、じゃーん!

無添加住宅から届いた荷物は、米糊の集成板と床材の数々でした。

床材の梱包が以外に小さくて、開けるのに苦労しそう…と思ったのですが

よくよく考えると、M様にお選びいただいたのは、オーク。

密度が高くて固さがあり、その分比重が重い樹種です。

包みが大きいと、持てません、よね。

ひとりで納得しました。

施工中の家の中から、中庭越しに見上げた空。

足場があって今は空が少ししか見えませんが、おひさま入ってくれそうな中庭です。

もうひとつ、気になったもの。

 これ、なんでしょうか?

答えは…

 玄関の、ポストです。

朝早くに新聞を取るのに、嬉しい設計ですね。

 

竣工が待ち遠しい、M様邸です。

 


洲本市 M様邸 屋根瓦葺き

2011年11月21日 | 洲本市M様邸 現場中継

いぶし瓦が葺かれました。

先月初めに窯入れした瓦です。↓

防災瓦、その名は『かわら美人GAINA』

雨水の侵入を防いだり、軽量化したり、瓦の形状も進化しています。

もちろん、地元「淡路産」の瓦です。

軒先の一文字葺きが、すきっとシャープできれいです。

冬の青空に凛とした佇まいが似合いますね。

 

 

 


洲本市 M様邸  上棟

2011年11月03日 | 洲本市M様邸 現場中継

洲本市のM様邸、本日上棟式を行いました。

棟木にお神酒(みき)を奉げているのは、土井棟梁です。

お施主様、工事監督、と順に安全祈願と家族繁栄を祈念して…。

高々と揚げられた御幣(ごへい)。

屋根仕舞いが終わったのち、小屋裏へ奉納します。

ご家族のこれからの暮らしを屋根裏で見つめていってくれることでしょう。


洲本市 M様邸 根切り工事

2011年10月13日 | 洲本市M様邸 現場中継

10月に入って、洲本市のM様邸の着工をさせていただきました。

基礎のベースにあたる部分が掘られています。

これを「根切り工事」と呼びます。

『ねきり』、ではなく『ねぎり』と読みます。

(恥ずかしい…私、ねきりって言ってました。)

『値切り』、ではなく『根切り』と書きます。

(ここは、間違えませんね。)

堀ってへこんだ部分に砕石を敷いて、コンクリートの基礎を打っていきます。

家が建てば全く見えない部分ですが、基礎なくして家は建ちません。

大事な部分です。

しかし、きれいな仕事をしてくれてますねー。

職人さんのプライドを感じる現場です。

 

注目は、もうひとつ!

この段階で、すでに家の外周の形がわかりますね。

 学研のブロックのようなへこみ。

淡路ならではの仕上げが、へこみの空間に施される予定です。

楽しみなんです、とても。

 


『火入れ式』

2011年10月07日 | 洲本市M様邸 現場中継

 『火入れ式』

耳慣れない言葉、ですよね。

私も、初めて立ちあわせていただきました。

屋根に葺く、瓦の火入れにお施主様、そして私たち施工者が立ち会い

願いや祈りを込めて窯入れを行いました。

何十時間と窯の中で焼かれ、燻され

今度お目にかかるのは、建築現場の屋根の上。

自邸の瓦を焼く場に立ち会えるなんて、貴重な体験ですね。

淡路ならではのセレモニーです。

いぶし瓦の製造元『大栄窯業』さんは、工場のお2階にカフェ兼ギャラリーを開設されています。

『土坐』ーつちざーという名前のギャラリーには、屋根瓦とは全く異なる瓦の形がありました。

一見の価値アリ!です。

お施主様のMさまも、何度となくここへ通われ、この日の火入れ式に至ったそうです。

 

大栄窯業さんでの火入れ式を終えた後、もう一ヶ所立ち寄りました。

鬼瓦を作る鬼板師、川崎さんの工房『鬼忠』さん。

えっ?無添加住宅の住まいに鬼瓦?と驚かれる方もいらっしゃるかと…。

今回、作成を依頼された瓦は、上の写真のように怖ーいものではなく

現代風にアレンジされた鬼面、それも似顔絵面なのです。

こちらは、息子さんお二人の似顔絵面

この日、ご家族4人の鬼面の側面に、年号とお名前を刻まれました。

緊張の一瞬でしたが、おちゃめな次男君の一言で、一同笑顔!

厳かに、かつ和やかな時間を共有させていただきました。

 

淡路の若い職人さんのエネルギーを垣間見た一日でもありました。

地元を、家業を、伝統を、大事に守りつつ

新しいものへと切り拓いていく力が淡路にはあるようです。

施主のMさま、このようなご縁を繋いでくださったことに感謝いたします。

わくわくの家づくり、いよいよこれからです。