M'stuccoの NEWS & TOPICS ・ 現場中継

神戸・淡路島で おいしい空気の家づくり
無添加住宅正規代理店 M’stucco の見学会情報・現場中継…

定期訪問にて

2012年10月23日 | 西区M様邸 現場中継

お引き渡しから、約半年が経つMさま邸へ。

夏の間は開け放していることが多かった片引き戸。

だんだんと、閉める頻度が多い季節へとなってきました。

すると、閉めたつもりが開いてくる~という異変が!?

「昼間はいいけど、夜に勝手に開くとびっくりするの~」

と、のどかな表情でお話いただいたのですが…

これは、大変な不具合です。

と言っても、吊り金具には調整機能がついていますので

持参したドライバーで調整させていただきました。

アルミサッシの不具合、水廻りの不具合がないかお聞きした上で

普段は見ることのない床下のチェック。

床下収納庫を開けて、床下の通気や臭いを確認します。

蟻道も見られず、こもった臭いもありません。

 

私の方からは、大きな大きな吹抜けの窓からの日差しが

夏の間、不快になることはなかったか、おうかがいしました。

もう少し屋根の軒を出したかったのですが、隣地との距離に限りがあり

夏の太陽をどれだけ遮ることができるのか、実は少し心配があったのです。

しかし、高度の上がる真夏の太陽をしっかりと遮って

明るさだけをリビングへと運んでくれたそうです。

炭化コルクに包まれて、さらに遮熱効果の高い漆喰に覆われた家は

夏、とても快適だったそうです。

イン松の床もだんだんと馴染んできて、ツルツルすべすべ。

その肌触りと艶にご満足いただいています。

この夏は、床のさらさら感がとても心地よかったそうです。

「それに、冷たくもないのねー。」

と、これから迎える冬の住み心地にも期待していただいています。

 

お住まいの点検やメンテナンス、がもちろん定期訪問の第一の目的ではありますが

ご入居後の様子を聞かせていただいたり

無添加住宅が味わい深く経年変化を遂げていく姿を見せていただける

私たちにとって、貴重な学びの機会でもあります。

Mさま、今日はありがとうございました。


「光を包む家」完成見学会 1日目

2012年04月21日 | 西区M様邸 現場中継

本日、天気予報では午後からお天気が崩れる…とのことでしたが

スタッフの一念からか、快晴~!

汗ばむほどの陽気となりました。

おかげさまで、開場と同時にお客様が続々と。

完成を待ちわびたご近所さまのお姿もたくさんありました。

工事中は何かとご迷惑をおかけすることが多いのですが

温かく見守り、お声掛けもたくさんいただいておりました。

監督や職人さんとも気軽にお話をしていただいたようです。

ご質問の中に、炭化コルクや柿渋のことが出てきましたので

外部の漆喰塗りの時に聞かれたのかな?と思います。

お客様の中には、「来週の見学会も見に行きます」とお約束をして帰られた方も。

気分上々、朝からの興奮がまだ冷めやらぬ私です。

設営の時間がこんなに楽しかった現場は初めてです。

見どころを解説するPOPを作りながら、しみじみ。

POPを貼りながら、わくわく。

わくわくの打合せの時を思い起こし、またわくわく。

そんなわくわく、そして見てうっとりポイントを、いくつかご紹介します。

 

玄関を入ると目の前に立ちはだかるシューズボックスと姿見!

アイアンのねじり取手が、甘い雰囲気の予兆。

リビングから見るキッチン。

カウンターキッチンが、カフェ風になりました。

でも、ごめんなさい…ペンダントの設置が、間に合いませんでした…。

完成形は、さらに甘くなりますよー。

とどめに!

洗面化粧室、甘い、甘すぎる―。

甘い雰囲気と収納量、質実を兼ねた空間に、奥さま方から大絶賛をいただきました。

ぜひ、ぜひ、見に来てください!

明日はお天気が下り坂…とのことですが

晴れ男・晴れ女の方、ぜひ!たくさん集まってください!!

おねがいします。

 

ー神戸ショールーム 田端広子ー

 


内部しっくい塗り

2012年04月13日 | 西区M様邸 現場中継

無添加住宅(Nタイプ)にて建築中のMさま邸

工事も終盤にさしかかり、ただ今 内部しっくい塗りに入っています。

そこで…大工さんと左官さんに、ひとつお願いごとをしに行ってきました。

大工の岡村さんへ「切れ端のボードをいくつか切りそろえてくれませんか?」

左官の仲田さんへ「このボードにしっくいを塗ってもらえませんか?」

追い込み作業中のお二方、快く受けてくださいました。

 

四角いボードに塗られたしっくい、ただいまわが家の玄関にて乾燥中です。

「現場に置いてると、間違われてうっかり処分されるで…」

現場監督の國廣さんからの貴重なアドバイスに従って、避難させてきました。

さて、この『無添加住宅オリジナルしっくいボード』

完成見学会にて、活躍してもらおうと思います。

 

ー神戸ショールーム 田端広子ー


コーラルストーン

2012年04月05日 | 西区M様邸 現場中継

コーラルストーン(ラフ)の梱包です。

くるりと角地のコーナーに沿ったバルコニーに貼る石です。

この部分

今は、準備段階。

せっせせっせと、端にくる大きさの異なるパーツの

サイズをカットしています。

細いコーラルストーン、きれいです。

こちらは丈の短いパーツ。

割り付けや組み合わせを考えて、一気に貼っていきます。

優しい色合いで、家の外観に華を添えてくれるでしょう。

楽しみでなりません。

 

『コーラルストーン』…直訳すると、珊瑚(サンゴ)の石。

名前の通り、珊瑚や貝類など生物の殻(主成分は炭酸カルシウム)が堆積してできたもので

大昔、海底だった地形が隆起して山脈になっているところから採掘される。

石の中には、生物の化石が見える状態のものもあり、わくわくな素材の一つです。

コーラルストーンには、割れ肌仕上げの「ラフ」と平らにした「フラット」があります。

M様邸では、バルコニーに「ラフ」、ポーチ柱に「フラット」と使い分けました。

 

 

ー神戸ショールーム 田端広子ー


足場が外れました!

2012年03月29日 | 西区M様邸 現場中継

本日、M様邸の足場を外しました。

すっきり!!

青い空の下に白いしっくい。

何回見ても、いいですねー。

樋隠しと破風の木の質感が、ナチュラルでかわいくないですか?

この写真は、南西からの撮影なのですが

ご覧の通り、建物が敷地の南側いっぱいに建っているのです。

実のところ、日当たりが心配で心配で…

足場のある間は、養生のネットに覆われていてよくわからないのですが

ようやく…

室内に燦燦と日が降り注いでくれることを実感できました。

二階の南面の大きな窓から、吹抜けを通して二階の居室、階下へも光が広がります。

真夏のジリジリとした昼間の日差しは、太陽の高度が高くなるので

クールーフがしっかりと遮ってくれるはずです。

クールーフの見えるポイントから。

モルタルのねずみ色したままのバルコニーには

コーラルストーンを縦張りにしますよ。

楽しみです(^v^)

 

完成見学会 来月中旬に開催予定です。

詳細は、また後日…。

 

 

ー神戸ショールーム 田端広子ー

 


樋隠しの施工

2012年03月26日 | 西区M様邸 現場中継

M様邸、大工さんがえらく高いところで作業中です。

何をしているのかと言えば…

この分厚い板を、軒先に付けているのでした。

これは「樋隠し」というものですが、無添加住宅の独特な部材です。

屋根に葺く天然の玄昌石「クールーフ」とセットなパーツです。

樋隠しは、雨樋を見せない美観のためという目的の他に

もうひとつ大切な役割を担っています。

玄昌石は、その性質からまれに表面が剥離することがあります。

施工後に万が一剥離が生じて、破片が滑落することがあった場合に備え

路面に飛散させない防護壁としての役割をするのが、樋隠しなのです。

ですから、驚くほど厚みのある板を、頑丈な金物でしっかりと取付けます。

今回、M様邸では道路境界のきわきわにこの樋隠しが迫っていますので

軒先からサゲフリを垂らしての、慎重な作業をしてもらっています。

熱いコーヒーを淹れて、岡村棟梁を労ってきました。

さてさて、外壁の方も仕上げのしっくいが塗られ

いよいよ白いおうちが姿をあらわしてきました。

柿渋のほんのりピンクも、日に日に薄くなってきています。

すっかり乾いた頃には、結晶がキラキラと輝くのです。

足場や養生シートが取り外されるのも、もう間もなく!

楽しみですね。

 

(神戸ショールーム 田端広子)


ねずみ色のおうちに…

2012年03月15日 | 西区M様邸 現場中継

西区のM様邸にて、本日「施主検査」を行いました。

大工工事がある程度すすみ、電気の配線がされた状態で

お施主様に立ち会いをお願いしました。

「図面通りに工事ができているかどうか」

これは、社内の検査で確認ができます。

「お客様のイメージ通りに工事ができているかどうか」

天井を見上げてみて、そこに立ってくるっと回ってみて

腕を伸ばしてみて、一歩二歩、自分の足で移動してみて…

図面ではわからなかったことを、確認していただくことが目的です。

お打合せの段階でも、できる限り立ったり座ったり

腕を広げたりスケールを伸ばしてみたり

長さや高さ、数字ではなく自分の身体と比べていただくことを意識しているのですが…。

(私のバタバタ忙しない動きはそのためです…)

そんなこんなで、検査という名の打合せをさせていただきました。

3月も半ばというのに、寒くて手がかじかみました。

Mさま、長時間のお立会いありがとうございました。

 

そして、外ではモルタル漆喰が練られていました。

 ←作業中の左官さん

外壁には、炭化コルクの上にまずはこのねずみ色したモルタル漆喰を塗っていくのです。

クラック(ひび割れ)の出やすい隅には、網を。

見えないところに、小ワザあり!です。

まっ白なしっくいのおうちに会えるのは、まだもう少し先になります。

ワクワク…ですね。

 

 

 

 

 

 

 


黒いおうちになってきました。

2012年03月05日 | 西区M様邸 現場中継

先週から、Mさま邸の現場に搬入されていた炭化コルク。

今回も、はるばるポルトガルからやってきた炭化コルクがドドドーンと積まれております。

そして、いよいよ外壁に張られました。

おいしそうー。

ガト―ショコラやザッハトルテみたいな、チョコレート菓子に見えませんか?

この上に、生クリームのようなしっくいが塗られるのは、まだもう少し先ですが。

この段階を目にした方は、時々

「白い家もいいけど、黒いのもいいな。」

そう言ってしまったり、します。

道行く人も、見慣れない素材に「なんだろう…?」と思っているかもしれません。

「炭化コルクって言ってね…これはね…」

そばに張りついて説明したいなぁ。

 

今、気になるという方…

ホームページの「無添加住宅の素材」中の『炭化コルク』のページをご覧ください。


屋根が見えるところから

2012年02月26日 | 西区M様邸 現場中継

西区M様邸、クールーフの施工も、残すところあとわずかとなりました。

と言っても、このアングルでは肝心のクールーフが見えませんね。

今日は日曜日…ということで、ちょっと高いところからの撮影を試みました。

お向かいの会社さんのスロープにすすすーっと上らせてもらって、見えるところから…

見えましたー!クールーフグレーの屋根です。

あいにくの曇天ですので、地味ーに落ち着いていますが

晴れた日に反射する色を見てみたい、と思いました。

破風(屋根の下側の茶色い板の部分)もいい感じです。

外壁には、防水シートがぐるりと張りめぐらされました。

いよいよ、次は炭化コルクの出番ですよ。

↑ 切り残しのクールーフと炭化コルク。

これも、貴重な資源ですよ。


クールーフ施工中

2012年02月22日 | 西区M様邸 現場中継

西区M様邸では、今週から屋根工事に入っています。

無添加住宅の屋根『クールーフ』

60cm四方の大きな石板が、リフトで運びあげられます。

屋根の上はかなりの高さ、しかもけっこうな急勾配です。

職人さんたち、すごいなぁ…。

高所恐怖症の私は、見上げるだけで足がすくみます。

端になる石は、現場でサイズ合わせ。

石の粉じんが飛び散らないよう、集塵袋のついたカッタ―で作業してくれていました。

「スイーッと切れるんですか?」のおバカな質問に

「そうだったらいいんですけどね…石やからねぇ。」と。

そ、そりゃそうですよね…(笑)

ふと見ると、同じ幅の切り残しのクールーフがたくさん。

「これ、置いといてください!」

外構で土間に敷いたり、花壇の土留めにしたり、できそうですよね。

いくら小さくなっても、クールーフは天然の粘板岩。

価値ある端材です。

ちゃっかり、キープしておきました。