まだまだ真夏の日差しがギラギラと照りつける日中ですが
夕方の空は、少し秋の気配になってきつつあるのでしょうか?
「うろこぐも」と呼ぶには少しかたまりが大きいでしょうか?
こういう雲を「ひつじぐも」とも呼んだりするそうです。
いずれにしても、秋の雲。
暦の上では立秋も処暑も過ぎて、秋なんですからね。
この空を見上げたのは、Nさま邸の前。
アプローチの仕上がった写真を改めて撮影させていただきに行きました。
全てを舗装せずに、カースペースの一部に芝生を敷きました。
照り返しや輻射熱がこれだけでもずいぶんと違ってくると思います。
さらに植栽を加えていかれることで、木陰ができたり
気流を呼んでそよ風を家に招き入れることもできたりすると思います。
昔の家には必ず「屋敷林」がありました。
季節風を防いだり、涼しい風を招き入れたり。
地域の気候に合った家づくりには、植栽も欠かせない要素の一つなのですね。
植物の特性は、専門家の知識に及びませんが
家に与える植栽の役割については、家づくりに携わる者として
もっともっと学んでいきたいと思います。
ー神戸SR 田端広子ー