K様邸、室内建具の吊りこみが終わりました。
コンクのリビングドアはガラス入り。
ガラスにも、少しこだわりました。
K様が選ばれたのは
アンティーク風の気泡入り透明ガラス。
見た目の印象がぐんと可愛らしくなるのはもちろんですが
暗くなりがちな玄関ホールに明かりを届ける役割もあります。
他の部屋の室内建具と素材を統一するために
同じ材料を支給して建具屋さんに製作してもらいました。
枠や桟木をとめる際に用いたのは、米のり。
上の写真は、ごはん粒を練ってお餅のようになったのり。
無添加住宅の建具やキャビネットは全て米のりで接着。
それに倣って、シックハウス保証対応のコンクでは
特注建具も米のり接着としました。
今となっては珍しい光景ですが
数十年前までは、どこの職人さんでもされていたことです。
達磨型の石油ストーブ。
やかんをのせておけば、暖房しながら加湿もできる優れもの。
昭和にタイムスリップしたような光景でしたが
古くても良いものは受け継ぎ残していきたいですね。
K様邸の工事も仕上げの工程に入りました。
来月の完成目指して、もう一息です。