高血圧や悪玉コレステロールのせいで、血管が硬化(老化)したり、血管を詰まらせるプラーク(内膜の斑状肥厚性病変)ができてしまうと、元には戻らないという定説がありましたが、若返らせること(血管壁の柔軟化やプラーク消失)ができるという、新しい考え方に遭遇しました。
おととい(2011年1月19日PM 8:00放送分)TVを観ていたところ、また偶然NHKで、ためしてガッテン【本当に血管が若返る!】という番組で、帝京大学寺本民夫教授が、『コレステロール調節術』について、説いていました。(http://cgi4.nhk.or.jp/gatten/archive/program.cgi?p_id=P20110119)
結論からいうと、高血圧を改善(肥満の解消、塩分制限)し、悪玉コレステロールを減らして、善玉コレステロールを増やせば【血管は若返る!】というものです。善玉コレステロールが増えると悪玉コレステロールは減るそうです。
私のコレステロール状態は
LDH (総合) 362IU/l (基準値120-242) 100over
LDL-C (悪玉) 160mg/dl(基準値65-139) 21over
HDL (善玉) 62mg/dl(基準値40-70) 標準
善玉コレステロールを増やす方法を以下にまとめます。
1. 肉食を魚食に変更する。(魚の油にEPAが多い)
2. カツオ節料理を増やす。(カツオ節にタウリンが多い)
3. オリーブオイルを摂る。(ただしカロリーの摂り過ぎに注意。1日小さじ1杯程度)
4. コレステロールの1日当たりの摂取量を300mg以下にする。(卵1個当たり250mg)
最近ダイエットを始めてからは、朝食を抜いて、昼食は『ぶためし』、夕食は若干の飲酒とカロリー少なめの食材で、食べ過ぎないようにしています。特に、牛肉と豚の脂身は摂らないようにしていますが、やはり口の寂しさからか、肉食を外すことができないでいます。
善玉コレステロールを増やすには、魚食を増やすしかありません。
肉食中心を魚食中心に変更するのは、ダイエットの観点から、必須項目であることは間違いありませんが、『長生き』を目指して、魚食中心という苦しい課題が、またひとつ増えました。
そういう番組の鵜吞みにしてはだめですよ
自分で体験してみて書きましょう
人の体は何からできていますか?
すべての細胞の材料はなに?
その材料を変換するものはなに?
すべての材料のバランスで体は成り立っていますよ
単品でこれがいいものなんてありません!
すべてバランスよく栄養を摂ることによって、体は活性化されるのです。
一度よく考えて体験してみて下さい。