2日かけて、ミニリューターの修理をしました。
って、実際の作業は4時間ぐらいですよ。そのうち2時間は掃除、1時間はどうにかならんかなーと思案時間だろうと思います。
まとまって時間が取れないので2日間にまたがってしまっているだけです。たいそうな作業をしたわけではないので、そこのところを間違えないでください。
アストロプロダクツさんで購入した、電動ミニグラインダーです。グラインダーとありますが、私はリューターと思っています。
もちろんスバルのサビ取りや、鈑金加工したときの細かいクリアランス調整に大活躍。私の中では、車体を持ち上げるウマの次ぐらいに頼りにしている工具です。
このリューターですが、購入してまだ数年のはずです。
いつ、買ったっけ?と、こういうときのためのブログです。ブログ内を検索して購入した日を確認です。
2014年2月12日に購入してました。
私のリューター歴は....
1st.プロクソンのペンシル型リューター
20年以上前にDIY用途で購入。それをスバル弄りで使い始めたら、2年ぐらいでブラシの段付きがでて寿命を迎えました。(ようするに使いすぎました)
2nd.今回修理するアストロプロダクツのミニリューター
スバル弄りをしている日の半分ぐらいはこのリューターが活躍するシーンがあります。
なんといっても片手で振り回せる。そこそこの回転数が出せる。それだけの利用で車体裏等の重力に逆らう面での施工に大活躍です。
本日までに、ブラシ摩耗寿命でブラシを2回交換。先端のコレクトチャックも1回交換しています。
このリューターの消耗部品をアストロプロダクツショップ店頭で取り寄せできたので、ヘビーに使いまくっても部品交換で今に至るです。
そして、シャンク交換時にチャックの回し止めをするのですが、その回し止めボタンが利かなくなる故障に今回なりました。
3rd.ROYCE 中型リューター
ヤフオクにて新品が送料込で2500円ぐらいで落札したものです。
アストロプロダクツのミニリューターが故障したときの予備用、かつ、アストロの物より力強い用という用途で入手。
こいつのチャックは小型電動ドリルと同じタイプのもので、6mm程度のシャンクまで加えることができ、いろんな用途で活躍中。
しかし、中型なだけあって片手で使えないのがたまにキズ、もちろん重力に逆らって上にもちあげながら作業したら翌日は二の腕がパンパンになるという代物です。
とまあ、そんなこんなで、スバル弄りでサビ削り用途のものは、超重要工具となっております。
1日目
今回の故障個所です。
シャンク交換時のシャフト回し止めのボタン機構が馬鹿になりました。
ボタンをギュっと押しても、シャフトへの食いつきが甘く回転止めできないというものです。
早速、リューターを分解です。ちなみに、今までに3回ほど分解修理しております。ついては、お手軽にサクサクと分解です。
シャフトのロックキー溝を確認です。
たしかに溝の立ち上がりエッジが研磨していますが、まだ十分この溝で使えるはずです。
ということは、ロックボタン側ですね。
あちゃー、ロックボタンの先端キーが変摩耗してダメです。
ということは、このロックボタンを交換ですな。って、アストロプロダクツで部品取り寄せか?この部品は高そうだなー。いやだなー。
とかなんとか考えながら、分解したリューターを掃除していきます。
このロックボタン形状ならボルトを加工したら使えないだろうかと考えます。
ロックボタンのツバ部分がポイントだと思います。
ツバが、シャフトからボタンを浮かす板バネの穴で受け止められるのです。
つまり、ツバの位置でロックボタンをフロートさせるというお手軽設計なんですよ。
でね板バネの穴がいいようにツメが出ていたでしょ。
あそこにボルトのネジ溝が食いつかないかと、素人おじさんのノータリンな頭は考えるわけです。
ジャンクネジ箱を漁ってみます。ロックボタンとほぼ同じ長さの細いボルトを数本発掘します。
そうしたら、M3のボルトがちょっときつめに板バネの穴に食いつきました。
これは使えそう。
早速、この部分のみ仮組してみます。
ふむふむ。いい感じでロックできそう。バッチグーでないかい?
と、思いながら、よーく観察したら.....
ボルトを差し込んだものだからガイド穴に対して細すぎるじゃん。
このままだと、運用中のリューターの振動でこのロックボタン替わりのボルトがブルブルと暴れるじゃないか。
うーん。ボルトの軸に差し込めるようなカラーがあったりしないかなー、とジャンク小物箱を物色するがそんな都合のいいものは見つからず。
スプレーグリスの先端ノズルが使えないかなーとか、3mm内径のホース状のものがないか探してみるがこれというのに出くわさず。
ホットボンドで肉盛ってサンドペーパーで整形してみるとか....
ジャンク基盤から細い電解コンデンサの中身を抜き取って、外観筒をネジに差し込んで隙間にハンダを充填とか....
そんな面倒くさそうなことが脳裏をよぎりました。でもねー、もう夜遅いしあまり凝ったことをしたくないと脳みそが悲鳴を上げてます。
じゃー仕方ないか?こういう細いものをとりあえず太らせる、私のいつものごまかしテクをすることにします。
収縮チューブを差し込んでドライヤーであぶります。さらに収縮チューブを差し込んであぶります。
と、収縮チューブを3重に施してみました。
これをセットしてみたら....
ほとほどにフィットしています。まぁー、これでいいでしょう。
と、ここまで作業したところで、なにやら私の集中力が散漫になっていることに気付きます。
時計を見たら、午前3時50分です。
ここから先は組立だけなのですが、組立がある意味で細かい調整とかで集中力が必要なので、ここで中断して布団にもぐりこみました。
もちろんのように、嫁さんは爆睡しているのでした。
2日目
いよいよ組立です。
各部品をよーく点検です。再度よーく掃除します。
ベアリングの隙間ににウレアグリスを指の腹で入れーと押し込みます。
コミューもよーく掃除してあちこちに給油しておきます。
ブラシの当り面も軽くサンドペーパーで擦っておきました。
ブラシは向きを変えて再挿入です。(ブラシの編摩耗を防ぐ目的です)
ともかく掃除と注油をがんばります。
綺麗になったらいよいよシャーシにパーツを組み込んでいきます。
シャーシを合体して完成です。
簡単に動作確認します。一番回転が低い状態にして、電源オンでスムーズに回転するか確認します。
つぎは、最速回転にして変な振動がないか確認です。
中速ぐらいの回転数にして、10分ほど回転させたまま放置プレーします。
10分後に変な異音が出ていないか?どこかがシャーシに触れて摩擦熱が出ていたりしないか?確認します。
うむ。これで良しとして修理完了です。
これで、しばらくは延命できますが、あちこち消耗しています。
ブラシがあたるローター部分に段が付き始めているので、次回は修理できるかどうか?微妙な感じに見えました。
以上、アストロプロダクツのミニリューターの修理でした。
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本日のブログ書きBGM-CD
MISHKA
これってジャンルは何になるのでしょう?
私の中ではブルースになるのですが、どうもレゲェーの臭いがするのです。
尚、私は真正ジャマイカンレゲェーは苦手です。あのなんともいえないホノボノリズムが繰り返される曲は脳みそが寝てしまうのです。そう、レゲェーはまさに子守唄。
でもね、レゲェーのような違うようなのは別件です。
それもブルースがベースに見え隠れするなら大歓迎です。ブルースは声と歌い方が売りだと思うのです。
そして、MISHKAの声がいい。最初はしっとりとしつつ、じんわりと盛り上げながら、曲調はグルーヴ感満載になっていくのです。ボーカルは朗々と歌い上げるのです。
ところどころにレゲェーラップのような雰囲気がアレンジされていきます。それなのにキャッチ―なフレーズを漂わせたり、と、なんともかんとも。
でも、主体はボーカルです。このオッサンの能天気な感じのボーカルがいいのです。
って、能天気な感じを受けるということは、やっぱりレゲェーなのかも?
まぁー、そういうジャンル不明だけど、なんか楽しいアルバムなのです。
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