本日のスバル弄りは....
というか、実質弄ってません。どうしようかなーと思案するための様子伺いに30分ほどの作業でした。
まずは昨日で終わりにしようと考えていた、運転席床の下地処理です。
本日に改めて確認して、これならいいか?少し後ろ髪惹かれるが、素人が弄り倒してもある一定以上の水準を超えるのは困難と判断して、これでいいだろうと妥協しました。
えー、妥協です。悔しいですが、ド素人の私がこれ以上面出しはできないだろうとあきらめました。
こんなリブ加工でお椀曲面に、テラリンコの艶を呼び込むミラー面のようなパテ整形はできないということです。
くそー、板金職人なら、こんな曲面の整形なんて、タバコふかしながら簡単にするんだろうなー。
まぁー、プロの技術と経験に、ド素人がどうやってもたどり着けるわけはないので、深入りはしないということで。(といっても、かなり深入りしているかも?と思い始めている自分....)
だって、プロのような仕上げ技術になった瞬間に、それってプロ同等ってことじゃない。そんなとこまでいけたらド素人じゃないってば。
ということで、運転席床の下地は終了です。
次は、後右席床の下地処置になるのですが....
ここに面倒なことがあるのですよ。
単なる下地処置だけでは済みません。
この床には構造物が配置されるのです。
私の個人的意見ですが、床の上に物が配置されるところでスバルの設計が間違っていると思います。
床は床であるべきで、構造物は床ではなく床の立ち上がり土手を広く配置してその中に埋設するものだと思うのです。
どう考えても、床の上にホースとかワイヤーとかが転がるのは、やっつけ設計だと思えて仕方がありません。が、それが当時のスバルのなんらかの尊い設計思想に基づいて構築されているのだから仕方ありません。
では、それらの構造物を簡単に配置します。
太いヒーターホースが這うのですが、それは当方が余計な物を仕込むので配置できなくなりました。
そして、余計なものを仕込んでみました。
スバルの設計思想時に考慮されなかったと思われる、巻き取りシートベルトを取り付けるつもりです。
そして、この巻き取りシートベルトの太鼓部分が、ヒーターダクトホースの導線をばっさりと塞ぐ位置関係になります。
ヒーターダクトパイプと、巻き取りシートベルトとの空間がちょっとしかありません。
もちろん、このままではオリジナルのダクトホースを取り付けすることはできません。
そもそも、オリジナルダクトホース自体も40年以上の経年でボロボロに朽ちていて使えるわけありません。かつ、メーカー部販からそんな部品が出るわけありません。
そうそう、このヒーターパイプの呼び径は55mmです。
もし、流用でホースを探すとしたら、55mm呼び径でアルミに紙保護巻きのホースがベストになるかと思います。となると、ワーゲン系のホース部品流用かと....
まぁーねー。どっちにしても....
このヒーターパイプと巻き取りシートベルトのクリアランスだと、どうやってもホースの類は無理だと思います。
では、どうするかというと....
ホースがダメならダクトの制作ってことになるのが世の摂理なのではないでしょうか?
どうする?どんどん変態仕事を増やしているような気がするぞ。
さらに....
ヒーター分離弁が床の上に転がるのですが、この弁部品の先端が床の梁の中に差し込まれます。
ここがスバル設計のすごいところなんでしょうか?
梁の中にダクトホースがあるわけではありません。
単に梁の中に温風を吹き込むのです。
梁内部は中空になっており、前席床に向かって梁に穴が開けられてます。
つまり、梁そのものをヒーターダクト兼用の設計になっているのです。
自動車工学でダクトの設計ってどうなっているのでしょうか?
私は自動車工学のことはしりませんが、社会人新人で、某造船系列のコンピューターシステム設計仕事をしていたときに、構造物の熱量見積もりシステムを構築したことがあるんですよね。
そこで、ダクトにおける熱量見積もりシステムがあるんですよ。もちろん風量流量、距離による温度の変化なんてのはあたり前なのですが、ダクト自体が外気に触れることにより、外気と温度差を収縮するための熱量計算ってあったんですよ。
そこで、オーバーフローという位置づけで結露というキーワードがありまして....
ダクトに結露はご法度なわけです。結露は熱量計算を見積もれません。だって、結露が発生する条件を求めて結露が解除できる時間を見積もる必要があり、そんなのはブラント見積設計ではなく、プラント配置計画システムの仕事なんですよ。
で、なぜに結露にこだわるかというと、結露は構造体を腐敗させます。つまり水を呼び込み、サビを生み出すということ。水を呼び込むと埃を呼び込みますし、湿気を帯びた埃の中を温度差のある風が通ると磁気も招きます。磁気はさらに電化を刺激するのでサビを呼び込みとかなんとか、そういったことを見習いの時に基本中の基本として、現場のえらいさんから教わりました。
といっても、教科書でならったわけではありません。仕様書作成時のユーザー要求のタイミングで、えらいさんが予備知識として教えてくれたんですよ。
だって、私は鉄鋼関係の知識なんて一切ありませんでしたから...
と、話がそれました。
ともかく、当時のスバルの設計思想がなぜに梁の構造体をそのままヒーターダクトへ流用したのかがわかりません。この中にダクトホースが通っているのであれば話は別なのですが、なんにもないのです。
.....
まてよ。
もしかしたら、本当は梁の中にダクトホースがあるべきものなのかも?
私のスバルがすでに部品欠品だっただけなのかも?
皆さんのスバルはどうですか?本当は床の梁の中をダクトホースが通っていたりしますか?
ともかく....
私のスバルの梁内部にダクトホースはありませんでした。
その結果、梁内部温度と室内、および、車体床裏との温度差で結露を呼び込み、その結露が原因で梁の周辺床を広範囲に腐らせているのです。
あーあーあーあーあー....
ブログ書いて、文書にすると、なんだかなーと理不尽なものが胸一杯になってきたではないか。
って、そんなことを思うからストレスをためて体を壊すんだよね。
で、この床梁にヒーター温風を通すのを止めたいなーと、考える私はアホでしょうか?
要するに、また余計な仕事が増えるということでしょうか?
はぁ.....
こりゃー、後右席床の処置は長丁場になりそうな予感です。
本日のスバル弄りは、床に構造物を並べてどうしようかねーと、問題定義を確認して終了です。
そうそう話変わります。
倉庫の片づけをしてまして、ゴミを縛ろうかと備品箱からビニール紐を取り出そうとしました。
この備品箱は、片づけに必要なものがいろいろと入っており、かつ、片づけするときに、廃棄する物品から、この金具や部品は置いといたほうがいいよね。というものを、小分けにビニール袋に分けて放り込む、整理前小物部品箱の機能も兼ねてます。
よくあるのは、スチールラックの棚固定金具とか、本棚の棚固定ダボ、扉のヒンジやつまみ、家電を廃棄するときに引き抜いたつまみとかスイッチ類、そんなのが放り込まれてます。
で、この未整理小物部品は、たいていは後輩が取り外しており、後輩がまとめてビニール袋に入れてます。
それを私が年に一度ぐらいの感じで確認して、こまかく部品として分類するのです。
で、本日は分類する気はなかったのですが、そこそこ小分けビニール袋がたまっていたので、後輩はなにをここに放り込んでいるのだろうと、ちょろっと確認しました。
するとです。なんとです。というか、私はそれを見て唖然としました。
スチールラックの固定ブラケットと思われるものがまとめられている袋の中に、あからさまにメッキ光沢ではないくすんだ色のものが1個混じっているのを発見です。
うぬぬ....この砂のような色のものは....
もしや、あれか?あれなのか?
と、袋から取りだしまして....
馬鹿野郎。
あいつが犯人やったんじゃないか?
ということで、この部品を発見。もちろんのようにスバルの部品です。
これを紛失したということで、どれだけ探したことか。そして、この部品を自作するのにどれだけ苦労したことか?
後輩は私の苦労がわからんやろ。この部品がなかったことでどれだけストレス貯めたと思っているんや。
犯人は後輩やったんやないか。この大馬鹿野郎。
で、この部品が出てきたことで、別の不安がいっぱいでてきました。
というのは、私が自作した部品と、この出てきた部品とでラインが違います。ってことは、左右で部品が番う可能性があるの?もしそうなら、どっちが右でどっちが左なの?
この部品はネジを緩めたのちに車体側に軽く固定してまして、サビ取りも片方を処置したらそれを車体に戻して、もう片方をサビ取りしてと私は処置していたのです。
その固定していたものを両方とも最終的に車体から取り外したのは後輩なんです。
そして、後輩から渡された部品には、片方の分しかそろっていなかった。というオチだったのです。
うーんうーん。この部品についても悩みが出てきたぞー。
どうする?って、調べるしかないですなー。
そうそう、この部品って、燃料タンクを固定するブラケットです。超重要部品ですよ。
こいつについては、次のブログを見てもらえれば、私の日々ストレス蓄積加減がわかってもらえるかと思います。
まぁー、部品が出てきたことはいいことなのだ。と前向きに考えることにしましょう。
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本日のブログ書きBGM-CD
1枚目
Pauline Henry / PAULINE
ダンスPOP寄りのソウルになるかと思います。
野太くソウルフルに歌うシンガーで、曲調がすごくダンサブルです。
ようするにノリノリなのに、しっかりと聴かせるというやつです。
で、お前はソウルもいけるのか?って突っ込まれそうですが....
ソウル系は好物です。大好きというわけではないのですが、概ね受け入れます。そしてダンサブルなソウルだったらパクパクと食いつきます。
尚、R&BとHIPHOPはダメなんですよ。
ソウルって、たいていはR&Bと同じくくりになっているでしょ。なので、ソウルのCDを引くのが難しい。
100円謎CDからセレクトなので、もちろんジャケ買いとなるのです。
そして、ブラックミュージック、ソウルミュージック、R&Bのどれになるのかをジャケで判断するのは微妙なんですよね。
ソウルを引いたら大喜びで、R&Bを引いたらガッカリするという、そんな博打買いを以前は100円中古CDで楽しんでました。
2枚目
Underworld / Beacoup Fish
「アンダーワールド」というUKのアーティスト(だと思う)
レイプ系のトランステクノになります。
なんじゃそれ?と思われるかもしれませんが、洋画のスパイ映画等で推理が進展するときにBGMで流れるような曲といえばわかってもらえますか?うーん。説明が難しいなー。
ともかく、クラブ系でしっとりと盛り上がり時々煌びやかになるテクノになります。
集中したい作業をするときのBGMには、これ系の音楽は私は好きなんですよ。
で、本日のブログはなんか一杯書くことがあったので、このCDを再生したのでした。
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