先日は夕方からクラウンワゴン弄りです。
暑いからねー、真昼間に炎天下で作業したくないのよ。
でもねー、それでもねー....
15時30分から、18時までの2時間30分。はっきりいって熱中症でもうろうとしていたんだろうなー。
自分の予定では90分だったのよね。それが1時間オーバーなのよ。
特に苦戦した部分もないし、単にそれぞれの時間がその合間にくたびれたがあるんだろうねー。
本日の作業内容は....
- 2週間前にピットマンアーム交換した部分がおかしくなってないかの点検
- 段差乗り越えで「カチャ」音あり、それはどこからかの追求
- 2ヶ月前に発覚したエンジンオイル滲みがどうなっているかの確認
- ついで仕事でフロントタイヤローテーション
- エンジンオイル交換、オイルカートリッジ交換、オイル漏れ防止添加剤投入
の4本たてです。
ジャッキで車体を持ち上げてウマをはめてフロントタイヤを外します。
寝板に転がって車体下に潜ります。
ピットマンアームとアイドラアームを重点的に確認です。ド素人の私が交換しているのでボルトナットに緩みがでていないかの再確認もします。
特に問題なし、ガタツキもありません。もちろんステアリングを左右に振って、それぞれの状態にて揺すってガタがないか確認しています。
さてさて....
ピットマンアームとアイドラアームを交換してから、段差乗り越え時のガチャガチャ音は概ねなくなりました。
しかしです。ガチャガチャではなく、カチャといった軽い音が時々するんです。
それも再現性が難しくて、どうも足回りではなくてシフト操作と段差乗り越えのタイミングが合ったタイミングというのに気づいたのが最近です。
この車体は、コラムシフトのミッションなんですよ。つまり昭和のタクシー仕様ってわけです。
そのシフトレバーがミッションまで繋がっているのですが、細い金属棒何箇所か中継しているんです。それをシフトリンクって表現しますね。
そのシフトリンクを順番にたどっていって揺すってみる作戦なんですが....
結論が出るのが早かった。
エンジンルームのハンドル根元に出ているシフトリンク部分、つまり一番上側ですね。それを左右に揺すってみたら、車体下から軽い「カチャ」音しました。
いつも鳴るのではなく、とある方向から斜めに揺すると下で「カチャ」音です。
シフトリンクをたどっていきます。順番に中継ポイントを揺すります。
マフラーの上を通っていくのね。
で、マフラー上にあるリンクポイントが盛大にカチャカチャとなるんです。
ここだ。こいつらが犯人だ。
車体床とマフラーの上の空間にシフトリンクを吊り下げている4箇所です。
おそらく内部にブッシュが入るのかなー?そこが盛大に遊びありです。
小さいブーツ被っているのよね。ゴムは柔らかいのでめくることができました。が、マフラーの上なのでどのように差し込まれているのか正面から確認できません。
仕方ないのでブーツの中にウレアグリスを入れて戻します。
揺すってみたら、「カチャカチャ」の軽い音が少しマシになりました。
でもね解決じゃないよね。
この部分を交換しなければならないってことでしょうなー。ブツブツ....
次に音が出そうな部分を確認。
スタビライザーリンクを揺すります。サスペンションの張りで突っ張っているのですが、それでもポールジョイントを引き抜く方向に揺すってみたり左右に首を振ったりして確認してみますが、ガタはなさそうです。
ロアアームとアップーアームのポールジョイントについては、サスペンションが突っ張っていればホイールをはめて上下に小きざみに揺すれば小さいガクガクを感じ取れたら駄目らしいです。
試してみますがその気配はありません。
タイロッドもポールジョイントを引き抜く方向に揺すってみますがガタを感じません。
って、ことで足回りは今のところ特に問題なしとします。
さあ、次の難問です。
エンジンオイル滲みです。
エンジン前のほうからオイルパン縁を伝ってミッションまでオイル汚れがあるのです。
今のところ滴りにはならず汚れているだけです。
2ヶ月前にオイル滲みを発見したときに手が届く範疇は掃除しました。
それから2ヶ月でここまで汚れたってことです。
エンジン前側はエンジンアンダーカバーを外さないと見えないよね。なので2ヶ月前は目視確認掃除をあきらめてます。
今日はアンダーカバー外しました。
ついで仕事です。2年4ヶ月前にアンダーカバーが割れた箇所を修復しています。
それが保っているかを確認しました。大丈夫でした。
アンダーカバーを外して下から見上げたらこういうのが見えます。
スタビライザーの上に、エンジンオイルパンの縁が見えるのです。
間違いなくエンジン前側からオイル滲みですよ。
タイベルカバーの一番下端にオイル滲みあります。
オイルポンプの真下位置ぐらいのところもオイル滲み汚れあります。
ということは.....
タイベルカバー内のオイルポンプからオイル滲み発生ってことでしょうか?
タイベルカバーって外せないのかなー。
それってクランクプーリー外さないといけないような気配がします。
そうなると大事だよなー。クランクプーリーを外してタイベルカバーを外してとかまでいったら、そのままタイベル交換とオイルポンプ交換できるじゃないか?
それって私においそれとできる仕事ではないような気がするのです。
はい、エンジン前側のタイベルカバー内側のどこかからオイル滲みがあるというのが確認できました。
ここまで確認して組み戻しました。
オイル交換します。
オイルは、カストロールGTX ULTRACLEAN 5W-40
オイルカートリッジは、タクティ型番V9111-0103
オイル滲み止めとして、モノタロウ ストップリーク エンジンオイル用MSR
を使いました。
オイルを抜く前です。フィラーキャップを開けて撮影です。
オイルを抜いてフィラー口をウエスでさらりとふき取って撮影です。
このクラウンワゴンを娶ったときは内部が強烈に真っ黒ドロドロだったのです。やっと内部が茶色になってきたような気がします。(乗り出したときよりはあきらかに色がマシになってます)
で、黒色ドロドロが薄くなったらオイル滲み発生ってことでしょうか?
いやいや、5W40のオイルに変更したから滲みが発生したとか?
どっちにしろ、現実に今はオイル滲みがあるので、それを止めたいってことで添加剤投入です。
はい、本日の廃油取れ高です。
オイル交換したので本日の総走行メーターの記録を...
総走行メーター 208409Km
前回のオイル交換からの走行距離は、208409 - 206229 = 2180Km
でした。
前回のオイル交換は2020年3月17日です。
そのときのブログ記事は次のところ
2020年3月17日のブログ記事:クラゴン君、2020年1回目のオイル交換、フロントタイヤ左右ローテーション
つまり、4か月で、2180Km走行してのオイル交換となりました。
夜中に半額食品を求めてプチドライブです。
ストップオイルリークを入れたからなのか、エンジンのカチャカチャ音がちょっと大きいです。まあーあきらかに違うものが入ったという証ですよね。これがどうなるのかはしばらく乗ってからですね。
走行時段差乗り越えのカチャ音については....
カチャのなる確率が下がりました。かつ、音が鳴っても小さいです。
つまりシフトリンクにグリス注入で変化あり。ということは、シフトリンクの部品交換確定ってことですな。
ついで効果として、シフト操作がヘナヘナに軽くなりました。
嘘みたいにスカスカとシフトが入ってくれます。めっちゃ気持ちいい。
以上が本日のクラウンワゴン弄りでした。
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