なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

「大和ルージュ」というトウモロコシ、炊き込みご飯にしてみる

2024年12月21日 22時44分29秒 | 日記・エッセイ・コラム

ブログを書いている時間が取れなかったので、ちょっと前のことを今書いてます。

 

27日前(2024年11月24日の日曜日)のネタです。

 

激貧家庭の食費事情は厳しい。

ついては、xxはxx円以下で買わなければならないという....。硬い掟?ではなく、ほどほどの縛りをかけております。

我が家でのトウモロコシ購入価格は2本で100円未満なのです。それを割ってそこそこのサイズであれば買って良し。決して1本100円で売られているトウモロコシは買えないのです。

硬い掟ではない理由。それは特別品が目の前にあらわれたときです。

食に関する特別品は食べたいのです。旬の高級食材があきらかに割安と感じるときは手をださないと....。激貧家庭に季節を感じる食事がなくなってしまうのです。

しかしねー、季節を感じる食材って高いよね。

今年も栗を食べられなかった。いつから、栗が高級食材になったんだろうね。って愚痴を吐露しまして....

 

ここまでダラダラ書いたら気づくよね。

今回はトウモロコシネタです。

見たことのないトウモロコシが並んでいる。

なんで小豆色なの?塗料垂らしたみたいにテラテラの粒が並んでいるよ。

葉っぱも色がついているのかよ。

激貧家庭の購入リミットの1.5倍の価格設定がされている。

ちょっと悩む。

これはゲテモノ指数が高いぞ。

小豆色ってどういうこと?ポリフェノールみっちりってことだろうか?

つぶが艶々で張っているから、そんなに日が経っているわけではなさそう。

この手のけったいな食材は高級価格設定だと思うんだけど....

何故に2本で150円なのだ。なにか罠があるのか?

そもそもブランド臭いラベルも貼られている。個々のビニール袋に貼ってあるってことは....

「大和ルージュ」これって本来は2本150円で売られるものではないのではなかろうか?

嫁に電話するバカな私です。

「見たことないトウモロコシあるねん。小豆色しているねん。結構な数が店頭にあるんやけど...。直感的に高級品に感じるんやけど8本ぐらい買ってみるか?」

嫁は冷静です。「トウモロコシは黄色か白やろ。気持ち悪いこというな。2本でいい。それ以上買ってくるな」となりました。

食べてからの反省です。これはもっと買っておくべきだった。激貧家庭の無知というのは恐ろしい(笑)

 

持ち帰ったら、食材を冷蔵庫に入れるべく、そそくさと嫁が取り出す。トウモロコシを見て....

「なんじゃこりゃ?ほんまに小豆が貼りついとるな」とほざく。

どんな味なのか?どんな料理が向いているのか知りません。

というより激貧家庭はいつもお腹が空いているのです。お手軽食材をゲットしたらさっさと食したいのです。(ネットで調べる努力をしないのが激貧家庭の日常です)

トウモロコシなのだから....

1本をお手軽なレンチンでいってみよう。割って二人で食べてみよう。

 

できたものは.....

めっちゃ美味そう。甘みの強い美味しい匂いが部屋に広がります。

切った断面も小豆色です。

食べてみます。

めっちゃ美味い。甘み最高。粒の触感もバッチリです。なにより匂いがいいのよ。

飢えたバカ犬モード発動です。バカ夫婦は目を見開いて合わせたあとは無言でバクバクと堪能でした。

 

水で濡らしてラップ巻いてレンチンという、お手軽調理だったのですが...

ラップが小豆色に染まったのです。

食べているときも小豆色の汁で手が汚れるのです。

つまり、このトウモロコシは小豆色色素が水に溶けだすのです。食べかすの芯を折ると汁が出るのです。

その汁も美味しいという....。

残り1本をどう調理しようとなります。

私が「炊き込みご飯」を提案したら激貧食糧会議をすんなり通過しました。

嫁は食べかすの芯を薄切りにして味噌汁に入れてみようと考えていたらしい。

でも、「炊き込みご飯」の方が簡単だし、もちろん食べかすの芯もだし汁る目的で炊飯器にポイすればいいだけだしと、乗り気満々です。

 

夕飯の時間が近づくと、ものすごく美味しい匂いが充満してきました。

炊飯器の蒸気が最高に盛り上げてくれるのよ。

出てきた「小豆色トウモロコシの炊き込みご飯」です。

 

嫁はいうのです。ビジュアルが悪い。

コーンが少ないのよ。これは2本入れて、もっと小豆色に染めて、かつ、コーンの黄色を増やさなあかん。お酒ももうちょっと多くして照りだしてもよかったかなー。くそーっ、悔しいなー。ということらしい。

私にしたらとんでもない。だって、この美味しい匂いだよ。最高だよ。

食べます。甘いのです。赤飯よりは白米感が強いのですが、いい感じで甘い。そしてなにより口から鼻へ抜ける香りが最高です。

優しい甘さといえばそうなのですが、味がボケているとも言えるような。

これは藻塩をちょっと振るのだ。

すげーっ。美味いぞー。って、味王のようになるバカ夫婦でした。

 

生でかじったら甘くて美味かったのでちょっとだけサラダにまぶしてみました。ってのも登場です。

色がいいねー。もちろん美味しいねー。

ということで、大満足の激貧家庭です。

 

もちろん、このトウモロコシの大ファンになったのですが....

それ以降、二度と店頭で出会いません。

沢山買えばよかったのにと悔やんだのでした。


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