本日のスバル弄りは4時間30分でした。
今回もパネルボンド貼り付けに向けてのチマチマした微調整的な作業です。
それも地味すぎる作業です。
フロントバンパーブラケットを固定する部分です。ボルト通し穴が開いている鉄板部分になります。
ここに鉄板をバネルボンド貼り付けで鉄板が重なるのですが....
ピッチャリと鉄板を押さえつけて貼り付けたいよねー。
現状にてフロントパネルから覗くように見える感じではこうなんです。
そんなの。バンパー固定ブラケットを差し込んでネジ固定締め上げしたらベスト密着するやろって思うでしょ?。私もそう安易に考えていたんですよ。
でもねー、私の車体についている部品がおかしいのか?それともオリジナルからそういうデザインしているのか?いやいや私の性格が歪んでいるから部品もそうなってしまうのか?そこは謎なのですが....
なんと、バンパー固定ブラケットの密着面が捻れているんです。
左右のブラケットを確認しましたが同じように捻れているのでこういう部品なのか、もうすぐ半世紀の鉄部品が重たいバンパーをぶら下げて自然に歪んだのかわかりません。
いやいや、バンパーを取り付けたときにバンパーを微妙にたわませるようにテンションをかけて固定することで走行振動でバンパー位置がずれるのを防ぐとかの富士重工独自の飛行機設計ノウハウがこういう細かいところに生かされているとかは考えすぎだわなー。
ともかく綺麗な平面ではないものを密着させる治具として流用するのは間違っているよね。
ということで、密着される治具モドキをこしらえます。
なんか素材ないかなーと物色します。片面の幅が4cmぐらいでボルト締め付けしたときに平面をほとほどに維持できそうなものはないかいなー。
こういうときに幅広山形アングルがあればベストなんでしょうけど、私は鉄工所ではないのでそんなのはありませんよ。もちろん素材を新たに買うなんて激貧家庭にはとんでもないです。
ゴソゴソしていたら、ベットを解体したときの木材に目がいきます。
そのベットも主婦友が廃棄したいから素材になるかい?って提供してくれたものなのよね。もちろん主婦友家庭にて「新婚時代に愛をはぐくんだマナイタってことですね。」ってベットをもってきたときに主婦友をちゃかして、主婦友から「若かりし頃のプロレスは凄かったわー」ってお返しがあるのが関西人のマナーですね。
このベット解体素材も台風被害で家が凄いことになったときにいろいろと活躍して少なくなったなーとプチしょんぼりしたり。なにやら激貧がもったいないとキープしている素材に愛着があるということに気づく。これがゴミ屋敷の始まりなのかもしれません。
いよいよ活躍するときが来ましたよ。
今年の春に1100円散財で購入したマキタのジグソーです。もちろんジャンク品の中古品です。
散財したときの記録は次のところに書いてます。
2021年4月8にのブログ記事:R-2君、散財の記録、アングルドリル、ジクソー等
某ホームセンターPBのジグソーを所有しているのですが、それとは雲泥の差で刃先が真っ直ぐ上下運動するのね。ちゃんとしたメーカーの代物はこんなにスムーズに切れるのかと関心しました。もちろん刃先がぶれないので手首への振動も少ないしいうことなしです。
さすがマキタの製品ですね。でも激貧家庭は決して新品では買えない高級すぎる道具ですね。
幅4cm長さ10cm程度の木っ端に切り出しまして、ボンド施工するときにボンドが貼り付かないようにマスキングテープ貼り付けます。押さえボルトにも大き目のワッシャーをあてがうのですがワッシャーもマスキングテープ包帯しています。
これを仮組みつけしてみます。
トランク内側のボルトはこんな感じにて
フェンダー内側はこんな感じで押さえます。
フロントパネルから見るとこうなります。
仮止めでボルトを一杯まで締めこんでいません。ボンド施工のときはボルト締めこむので鉄板がさらに密着する...。はずです。
同様な加工をして反対側のバンパーブラケット固定穴にも装着です。
こちらは貼り付け鉄板の先端を曲げてトランク内側に差し込まれるので板がフロントに飛び出すようにしました。
で、気づかれた方がいるかな?
先の写真にて上角に隙間が開いているじゃん?って...
それも対策できないかなー。
トランク内側から見るとこうなります。
5mmx20mmぐらいの隙間です。バネルボンド充填で埋めたら?とも思うのですが....
ボンドは隙間を埋める用途ではないので私の場合はきっとなにかしらやらかすというジンクスがあるのよね。だって技術家庭技量無しのド素人ですから。
フロント側から角度を変えて見たらマズマズの穴だよね。
この開口部分ですが下側の板は、フェンダー内側に貼る化粧カバー先端を曲げてトランク内側に差し込んでいるんです。
その鉄板を差し込むのにある程度の遊びがないと入っていかないのよね。その遊びを適当に失敗したら嫌なのでちょっと大きめにという作りでこうなりました。まあーある意味で狙ったとおりの産物になっています。
トランク内側の隙間穴周辺の塗装を剝がしました。
どうすっかなー。ここに貼り付けるパッチ鉄板を作ってバネルボンド施工のときに上からぺタッと....。
とボンドお手軽にいくとしたらそのパッチをどうやって押さえる?リベットをどこかに打ち込む?とか考えるけどなかなかにリベット穴を開ける位置がありません。
どうしようかなー、やっぱりハンダで小さいパッチ貼って隙間を小さくしちゃう?
でもなー下に差し込んでいる鉄板にハンダが行ったらダメなんだよなー。
なかなかに難しいなー。とかなんとかで....
鉄切り端をハンダしちゃいました。
少し隙間がありますが、これは鉄板を差し込む隙間です。そしてこの数ミリの隙間はバネルボンドで塞ごうという作戦です。
次の箇所ですよ。
室内鉄板の先端部分、運転席足元の奥ですよ。
錆が再発し始めているのを知った上でパッチ微調整仕事したよね。
そこに手をつけよう。
いよいよ「パネルボンド施工前の微調整」仕事の折り返し点です。仮組したパーツを取り外していきます。
おーっ。錆が再発しはじめてますねー。本当に錆甲冑だった箇所は錆発生が早いわ。
というか超絶乱視の私の目には判別不能の小さい錆点が残るんでしょうねー。それが育つんでしょう。
この箇所は2回目の錆取りになるのかな?
頑張って錆取りしてここまでもってきました。
早くパネルボンド施工をしないと、また錆再発するよ。
次は痴呆親父構築の強度梁部分です。
この梁部分については、私のブログを見てわいわいと楽しんでいる方々から...
「そんな梁取っちゃえよ。溶接で板をピシッと貼り付けたら強度は大丈夫」って、言われているんよね。
「それって錆クズの最大要因でしょ。何回も溶接棒を当て失敗している肌は幾ら頑張っても錆色グズグズ鉄で、綺麗な鉄肌出てこないよ」って意見も多々あったのよね。
でもねー。私に溶接できる環境がありませんから、もちろん溶接したことないので技量も怪しいのだから仕方ないのよ。そのために少しでも強度を残したくてこの不細工な工作物を大事に愛でているってことです。
梁根元の凸凹部分を隠す目的で化粧パッチを作りました。
その化粧パッチの縁を微妙にリブ折りして少しでも接着強度を稼ぐようにしました。
リブ折り部分の糊代となるところは塗装を剥がさなければなりません。
くそー、この狭い隙間に道具が入らないじゃんかー。
ってことで、指先にサンドペーパー巻いてコチョコチョ作戦とワイヤーブラシシコシコ作戦です。
これが私の精神力限界です。もう暑くてだるくてコレ以上やってられません。
下の端部分、溶接アークでボロボロ切り欠きになっているところにまだ錆があるように見えるけど、もう私の10本の指先では研げないよ。
で、痴呆親父構築の強度梁根元は、ここまで鉄肌露出にたどり着けました。
反対面の指先しか入らない部分は全体写真撮れないのよね。
ブログを見て、そんなキーマカレーになった錆クズをどうするのよと呆れてくれた多数の方々、いやいや、そうじゃなくて応援してくれた多数の方々、ここまで鉄肌露出にたどり着いたよ。と、また呆れてください。
以上で本日のスバル弄りは終了です。
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