***** いつもの定例先出し文面 (ここから) *****
一部の人だけが、中年オッサンの裸体に興味を示してなにやらアクセスのあるこのシリーズです。
と、ふざけて書いてますが同じような皮膚病を患っている方にしたら、他人の皮膚ってどんな治療でどうなっていったのよって興味あるだろうってのも事実でしょうし、そんな用途で興味ある人がいるのかなー。
私の場合はブログ友達への現状報告ってことですけど....
えーと、私の赤いキスマークぶつぶつは乾癬ではありません。類乾癬です。なので乾癬患者さんへの情報価値があるかわわからないのでご承知ください。
***** いつもの定例先出し文面 (ここまで) *****
前回にまじめに皮膚ネタを書いたのは8月6日ですね。
その時のブログ記事は次のところ
2022年8月6日のブログ記事:類乾癬です。尋常性乾癬としての治療からトータル207日目(7月31日)の写真です
前回の記事の写真と今回の写真を見比べたら、どのような変化があったのかがわかってもらえるかと思います。
お盆明けに大病院へ通院しました。
そして、新たな局面へ突入です。
いつものように主治医へ挨拶から始まります。
私から「類乾癬キスマークは減ってきていると思うんだけど、前回のニキビっていうてたやつが一気に増えたよー。脇の下に大きい発疹が突然でたよ」って説明。
説明しながら、服脱ぎまっせとしているのですが、先生よりストップ。
主治医「ちょっとそのままのポーズで止まって、そこに見たいのあるねん」って...
まあー、そんなこんなで診察がスタート。
主治医は紫外線治療を止めて1か月の状態観察が目的だったはず、一気に発疹増えたりしてなーい。ってのを見たかったのだろうと思う。
服を脱いだら....
主治医「あらーっ。それまずいよー。」って先生の目が丸くなっているよ。
まずは、左上腕脇の下に突然できた大きい発疹の確認。
ビンセントでゴシゴシ鱗屑無し。中央赤色発疹だが膨らみなし。赤色部の皮膚は薄く柔らかい。中央が白色ではないので白癬菌ではないだろう。赤色部のテカリ加減より類乾癬キスマークが激しく出ていると思う。ということで、こやつに主治医はあまり興味なしでドボベットを塗るようにと...
唇のできものも見てもらう。真剣な目つきで見てもらって「口角炎で大したことない。ほっといて大丈夫」
で、本命ですよ。
肩、腕、胸に大量に新規発疹したニキビ状のやつ。これを問題視しています。
主治医「ステロイド治療ででたら面倒なやつだよ。真菌にやられている類に見えるよ。これは検査するよ」って...
簡易検査の段取りをゴソゴソはじめる主治医に続けて説明する私。
私「前回に肩にニキビがあるって薬くれたやん。あの薬塗り続けてたんやけど、最初の肩のやつは3日もしたら枯れたんやけど、こやつらはどんどん増えよるねん」
主治医「前回のニキビと顔がちゃうねん。そのブツブツは別物やで。いつから増えだした?」とかで....
プレパレートでてきたー。プレパレートをアルコールランプで炙っている。
ちょっとしてからビンセントを握りしめてニマニマしている主治医。
主治医「痛いで、膿出しするで、ニキビつぶすで」といいながら覆いかぶってくる。
はい、あうあうという図を超えて....。膿を回収された。
主治医「ちょっと調べてくるわ。服を整えて待っててね」
とかで、すぐに戻ってきて
主治医「真菌確定です。マラセチアってカビが毛根に入り込んで繁殖してカビの排泄物が....云々....」いろいろと説明してくれます。
まあー要するに、常在菌繁殖に負けている。ステロイド治療で免疫が弱くなっている皮膚と、ステロイド基剤の脂分を食べて増えている。等々、ステロイド治療していたら出てくる厄介なやつだそうです。
私の場合は初期の検査で真菌は大丈夫って判断だったんだけど、ステロイド始めてからの初めての夏だしね、こういうのもあるよね的な....
マラセチアも初動をしくじると、ずーっと繰り返す可能性があるとかで、何年も治療している人がいるので今やるよ。というより、一気にマラセチアが増えて全身侵される可能性もあるので早期に叩くよとなりまして、しばらくは類乾癬ではなくマラセチア撃退が主流になります。
といっても、真菌退治の定番コースだそうです。
えーと、マラセチアのどのタイプがはびこっているのか?といった細かい検査になりました。マラセチアのタイプによって、脂漏性皮膚炎、癜風といった症状が出る出ないがあって、それぞれに薬の種類良し悪しがあってということだそうです。
そうそう、マイコプラズマが云々って説明もありました。(詳細はブログでは省きますよ)
で、こんな薬が増えました。まずはこやつでいってみようってことでした。
「ルリッド錠150mg」抗生物質飲み薬です。
「ニゾラールクリーム10g」真菌増殖阻害の塗り薬
はあーっ。また薬が増えたー。病人街道をまっしぐらってか?
真菌起因なのならシャワーを浴びていい?でもシャワーすると高い塗り薬を洗い流してもったいないよ。って確認しました。
塗り薬は6時間ほどで概ね吸収される。就寝前に塗っておけば日中のシャワーはいいとのこと。というか日中シャワーできるのであればしたほうがいいと。
日焼けしていいか?海で裸体さらしていいか?との確認もしてみた。OKとのこと。
まあーそんな盆明けの一日でした。ふーっ大病院へ行くと一日ずーっと病院にいないといけないよ。冷房効いているからいいけど人が多いのでコロナリスクもねー。人のいないところを求めて病院内をプチ探検でした。(人がほぼいないところを見つける。そして通過する看護師にどうしてここに居るの?迷子なの?って問い詰めらるのです)
って、ことでブツブツ肌オッサンの汚い写真を出しますよ。
汚い裸体を見たくない人は、ここで退散してください。
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ではでは、汚い裸体をだしますよ。
2022年08月17日撮影です。
尋常性乾癬として近所の街医者にかかってから通算224日目
某大学病院にかかってから169日目です。某大学病院からは類乾癬として治療しています。
胸周りの写真
首から胸の谷間に微妙なピンク色が広がっているのがわかりますか?
これが癜風になったりしないか主治医が気にしてました。
小さい小さい輪郭くっきりの点がマラセチア毛包炎です。
それなりサイズのもわっとした発疹が類乾癬です。
背中の写真
背中も肩甲骨の内側とかにもわっとピンク色の部分があるでしょ。それが癜風になったりしないか...
右腕脇周辺の小さい点はマラセチア毛包炎です。
マラセチア毛包炎って背中ニキビとして広がるパターンが多いらしい。皮脂成分が多い場所に広がるってことなんですが、私の場合はドボネックスとドボベッドといったステロイド軟膏を塗っていたところに広がっているので、背中にはそんなに存在していないってことらしいです。
右肩周辺の写真
体幹右半分にマラセチア毛包炎多く分布。というか類乾癬が右半分に多かったからね。その治療で軟膏を塗っていたところに広がっているという。
左腕肘内側写真
せっかく類乾癬症状が治まったと思ったら、勢いよくマラセチア毛包炎が出張ってきてます。
右腕脇部分。汚い腋毛が写っているのはごめんなさい。
この大きい発疹は類乾癬のものとされました。
新タイプの発疹ではなかったのでプチ安堵です。
以上、とりあえずの皮膚病報告でした。
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