ちょっと前に、ビクターのアンプAX-Z911をヤフオク落札したってのを書きました。
その落札した同時期に、なぜかAX-Z911が複数出品されていたのです。
たまたまの偶然なんだと思うけど、そういうときは入札が割れるわけで私が落札したってことでした。
と、ここまでは今までブログで書いてます。
その複数が同時期に出品されているときに、どれかを落札しようと安値のものは一通り入札してしまうってのが激貧思考の私なんでしょうね。
実は、もう一台さらに落札してしまったという....。
そのアンプがやらかしてしまったーというお話でございます。
アンプが配達されたのが、4日前の10月22日です。
はい。今までで通算5台目となるAX-Z911君がアジトにやってきました。
この子はもう必要ないんだけどね。でも落札してしまったからねー。
ってことで部屋に荷物をあげてご開帳です。
うひゃっ。こりゃダメだ。
こやつは水をくぐっているぞ。
さらに底板の隙間から虫の亡骸が見えているじゃん。
あちゃーっ。ヤフオクでやらかしてしまったってやつです。
大変なものをつかんでしまいました。
これ以上、部屋でどうこうしたくないので外に持ち出します。
こやつの散財金額です。
落札金額1300円+送料2000円=散財合計金額 3300円です。
この金額なのでもちろんのジャンク出品でした。
電源線切断されてます。
光角コネクタ(TOS-LINK)が歪んでます。
ってのを承知で入札したんよ。
なんで、明らかに壊れているものを入札したんでしょうね。きっとトチ狂っていたんでしょうね。それぐらいこのアンプに恋い焦がれていたってことなんでしょうね。ふぅーん。と反省です。
ヤフオクって不思議なことに、写真では綺麗に見えるのよね。
到着した物はこんな状態なんですけど(笑)
ということで、とりあえずの写真をペタペタと貼っておく。だって後々に私が、あのアンプって到着したときってどんなだったっけ?確認すると思うから...
はい。ではでは.....
あまりにも汚いのと、ほぼ間違いなく水をくぐっているので、開けて簡単内部掃除をしておきます。
まずは重し天板をペロッと剥がします。
はいーっ。重い天板と、シャーシ天板の間に水が溜まってできる汚れがさー。
ってことで水をくぐっていることが確定でいいよね。
貿易業者とかの屋外積み上げされていた代物なのかしらん?
天板をとって中身を見ると...
まずは....。
このアンプって前オーナーで弄られている気配がない。
そうそう、銅ネジが用いられているので錆固着でネジが回らないってことはありません。
シャーシフレームに錆が発生してます。
肝心の電源基盤です。
トランジスタ達です。
電球のコネクタ部分
水が入っていると思うので、水たまりになったであろう箇所がシミ汚れになってます。
次はアンプをひっくり返して底板を外します。
外した底板がこれですよ。
水垢汚れみたいになっているじゃん。
というより、めっちゃ気持ち悪いよ。
わかるかなー。
これって虫の残骸だよ。沢山の虫が内部で死んでいるってこと。
あーっ、なんかやる気なくなるわー。
とかブチブチいいつつ、雑巾で簡単に拭きふきだけしました。
今思えば水洗いしとけばよかったかも?
でもなー、水をくぐっているって感じた瞬間から、この個体は部品取り素材に思ったから、どうこうという愛着なくなったしなー。
底板をめくったらこのような状態になります。
水を受ける面ではないので水垢汚れはそうでもありません。(水の通り道となったところは涎汚れになってますけど....)
基盤裏って感じはこうです。
縦に取り付けられている基盤の下側位置にある部品は足部分が腐食しているかなー。微妙に見えるわー。
とかなんとか.....
ともかく歯ブラシと掃除機にて簡単な掃除だけしました。
この日はこれで終了です。
そして本日の10月26日です。
昼間に1時間ほど時間が取れました。
1時間だとスバルのところへ出向いてスバル弄りしている時間はほぼありません。
せっかくの自由時間です。この水をくぐっているアンプをプチ弄りしてみようという気になった。
まずは切断されている電源線です。
手持ちジャンク部品より、家電廃棄するときにちょん切っているコンセントコレクションから、なるだけ太めのものを見つけます。
とりあえずのテストなので、ハンダするでもなく銅線を捻じりつけて絶縁テープを巻くだけという形で結線しました。
とりあえずのテストですよ。このまま常用してはダメですよ。
さてさて、ドキドキしながら電源オン。
通電OKです。POWERボタンが点滅します。
すぐに、「カツン」という音がして点滅から点灯となりました。
やったー。プロテクト解除された。
ボタンをポチポチ押してパネル表示を確認します。
こやつも球切れしちょるよ....。
はい。電源切って、コンセント抜いて、天板を開けます。
この状態にてコンセントさして電源オン。室内の電気を消して部屋を暗くして、基板上で赤く焦げるように光ったりしているやつがいないかの目視確認。問題無しと思う。
20分ほど通電したままにします。その間にちょっとコーヒータイムです。
つい先日に4台目のAX-Z911でしたのと同じ作業です。
PowerAmplifer Center Voltage Adjustment だけ調整します。
Lchを弄るのですが、可変抵抗がどうも怪しい。グリグリとしつこく回して接触不良の類がマシにならないかやってみます。
なんか気に入らない感触なんだよなーと思いながらも、1.0mVで安定できました。
Rchの可変抵抗はこういう感じだよなーという感触にて、0.0mv~1.0mvをよちよちさまよう感じに設定できました。
これで電源を切ります。
さてさて、日曜日に簡単掃除したのがどうなったのかという写真を撮影です。
これってさー。基盤洗浄するのがいいのかなー。
パーツクリーナーでザフザフやるべきだよなーと思うのよね。
でもね、そこまで愛をかけてあげるつもりはないという....
TOS-LINK コネクタ部分は触ったらホロンと剥がれるように落ちました。
TOS-LINKコネクタ無しのままでいいよ。って、さらにこの子への愛は無くなっていく。
さてさて、天板を組み戻しまして、スイッチオン。スピーカー端子間のDC漏れを計測して問題無いと判断です。
壊れてもいいスピーカーを繋いで音出しなんですが....。場所がさー。
えーい、4台目アンプの上に積み上げて仮設置だー。
バカな絵面です。こんな重たいアンプをそれも同じ型番物が2段お重....。
ボリューム一番しぼったときにて、スピーカーからノイズのようなものはなし。よかったー、このタイミングでバリバリいうたらどうしようだったから...。
ボリュームを回すと盛大にガリガリです。ボリュームに接触不良ガリ酷しです。バランスつまみもガリあります。
では音を入れてみよう。まずはアナログのCD端子から音を入れまして....
ボリュームのガリノイズはありますが音がでました。
ボリュームをグリグリってしたら、ガリガリが出てるのですが、フッとガリノイズのない綺麗な出音のところがあり。
よしっ、それで音の確認するぞ。ってしたいのだけど結構な大音量のポジションです。ミニコンポのスピーカーにはひどい仕打ちです。
この小さいスピーカで聞く限りにて、これは音が相応にでているぞ。ボリュウムをちょっとでも触るとガリ発生。ガリが無い位置を探すのに苦戦するという....。
ではでは、デジタル入力の音ですよ。COAXIALに繋いで、DAC DIRECT をポチッとな。
よかったー。DAC DIRECT 生きている。ちゃんと出音しよる。といってもボリュームのガリありますけど....
本当にA級アンプ動作しているかの確認として、そのまま2時間ほど音出し放置とした。
2時間後です。音がどうこうと変化するでもなく出ています。ってボリュームのガリもそのままですけど....
アンプの放熱は熱いですねー。ということで体感温度にてA級動作してるものと判断しました。
うん?これって....
ボリュームのガリ掃除してやれば、そのまま使えるってこと?
そうなん?嬉しい誤算になるのだろうと思うけど....
うーんうーん。
えーい、難しいことは考えない。
この5台目は部品取り個体にするんだーい。ってことでオーディオ墓場棚に封印します。
5台目の水くぐりアンプを撤収。
はい、4台目のアンプを動作確認ですよ。
毎晩3時間ほど音楽をならしてきました。
昨日から音がしっかりしまして、これこれこの感じだよという音になってます。
このブログを書いている今も4台目を鳴らしているんですよ。もちろんメインのスピーカーに繋いで相応の音量です。
うんうん。4台目を常用アンプにするかも?という感じです。
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