過去ネタになります。いろいろとあってブログに書いていなかったことを忘備録として書いてます。
1ヶ月ほど前です。体調が悪くてスバル弄りをしていないときです。
スバル弄りをしないならということで、ちょっとした時間として夜にオーディオを1時間ぐらい遊ぶようになりました。
DACとアンプの距離が空中配線直線ショートカットにて3mケーブルかつかつで繋がってます。ここに5mのケーブルが欲しいなーと....。
ケーブル作ってみるか、それなら....
以前から興味のあったLANケーブル流用してオーディオケーブル自作ってやつです。
たしか10年以上前にスピーカー線に流用したことがあって低音がダメダメじゃんって結論になった記憶あり。
ネットでRCAケーブル自作をググってみると、LANケーブルでRCAケーブルを自作して音が良いというのが結構出てくるのよ。
私のスピーカー線流用での記憶では低音がスカスカで、高音が曇った感じで、ボーカルがはっきりくっきりって感じなんだけど、RCAケーブルへの流用だと音がいいのかい?
いろいろとググってみるけど、LANケーブル流用にて具体的に音が悪い評価をしている情報には出くわさなかった。(私の検索能力が愚能ってのはおいといてネ)
そうなると、試してみるかという気持ちになってしまうという。はい、バカな私ですね。ケーブル作って遊んでないで体調悪いなら寝てなさいと怒られそうです。
作業日は、2023年7月16日です。
材料はコレです。
中古のLANケーブル、片側がプラグちょん切れてます。
仕事関係で事務所やらサーバ室やらのネットワーク機器を弄りに行くことが多々あったのよ。(過去形です。皮膚病やらかしてから実質引退しています)
そういったところで配置換えとかするときにお金持ち企業さんはLANケーブルをぶった切るのよね。もちろん廃棄するという。
ぶった切ったものが長い時は私がもらってくるのよ。だって片方のプラグを付けたら使えるじゃん。ってことでLANケーブルは買うものではなく、切れ端の片方をプラグ付けて再利用ってのが私のやり口です。そんなちょん切れたケーブルを多数キープしています。
ちなみに、Cat5のSTPケーブルです。100BaseTのシールド無しイーサケーブルということです。8本の芯線は単線です。
RCAプラグの新品を買う予算はないので手持ちの怪しい中古ケーブルからプラグを剥ぎ取ることにします。
ハンダは.....
間違えて私の手元に転がってきた、オーディオ向けのオヤイデさんのハンダを用います。(自動車ハンダ板金修理用ハンダとしてまとめてゲットしたジャンクハンダに混じっていたのよ)
まずは古いRACケーブルからプラグを取り外します。
このケーブルも前オーナーは自作されているようです。
ということは、電線は高級オーディオ線だったりするのかと調べるのですが無印なので、まあーなにかの汎用ケーブルなんだろうと気にしないことにします。
ハンダ鏝で炙りながらプラグを取り出します。
LANケーブルの中身は8本線です。2本ずつツイストして4ペアになってます。
この中から1本をプラスへ、もう1本をアースへとプラグへハンダ付です、
こんな下手糞ハンダでええんか?
と、ほざいたところで、電子工作下手糞のオッサンはこの程度の完成度しかできないので仕方ありません。
はい。5.5mのRCAケーブル2本できあがり。
接続して音出し確認です。
一発目のサッと耳に入った感想は。
おおおっっ。音切れ最高
ボーカルが耳元でささやくぞ。なんだよ、この活舌と吐息の感触。
ブルージーな音楽でしっぽりと聴くのには絶妙......。なんだけど....。
しっとりジャズボーカル物を再生したから、ボーカルの吐息に胸弾むのよ。
でもね、めっちゃなにかが寂しい。
ジャズでもトリオ物をいってみよう。
あかーん。あきまへん。
ドラムがスカスカです。リズム隊はどこへいったー。
低音も高音もダメダメです。でも中音域はめっちゃ最高です。とくにボーカルがさー。すげーっ。中音域の音切れの良さ。音の存在感たるや。
でもでも低音に高音に....
こういうのはヘビーメタルで確認だよ。
あかん、超絶あかーん。
もしかしてエージンクしたら音が良くなる?とも思えないんだよなー。ブヅフツ.....。
とりあえず繋げたままで放置することにした。だって音が化ける可能性が....ないと思うけど。
次の工作日 2023年7月21日です。
単線だけ接続したLANケーブルの音が許せなくなりました。もう辛抱たまりません。
次のケーブル作成です。
RCAプラグはあいかわらず謎の中古ケーブルから剥ぎ取ります。だってこの自作された中古ケーブルをけっこう持っているのよ。(写真以外にもあるよ)
LANケーブルも前回と同様に片方がちょん切れたやつを用います。Cat5のSTPです。
今度は芯線4本ずつをまとめてハンダ結線です。(ケーブル向いたりハンダしたりしている途中写真撮影忘れている)
端子はこんな感じに仕上げてみました。
はいケーブルできあがり。
で、さっそく音出しです。
単線接続より音の情報量が格段に増えました。
低音も高音も間違いなく良くなってます。やっとオーディオ的な音が出てきた。
単線では最高に感じた中音域がちょっとボケました。キレキレの音切れがちょっと輪郭がなまってます。
高音域と低音域も相応に出るようになったので、各楽器の存在感が出てきました。
ちゃんと音が横に広がっています。が、しかし.....
空気感なんて存在しねーよ。
空気感ではなくてモヤ感というか、まったりとなまった音です。
メリハリ感はあるがおとなしい音。
ここはとがった音やろ。というところでも優しいメリハリです。
低音域はドスンではなく、軽めのドシンです。
ダメだー。このケーブルもダメだー。
でもなー、エージンクしたら化けるのかなーと放置することに....
はい1種間ほど使ってみました。耳が慣れてくるのよね。
この音でもいいんじゃない?
だって5mあるから空中配線ではなくちゃんと壁に沿ってケーブルが隅っこにいるよ。
とか思いつつも、元に使っていた3mのケーブル空中配線に戻してみる。
あーっ。そうでしょ。この空気感と煌びやかさが必要だよねー。
やっぱりLANケーブルは低音の締まりがなかったんだよ。低音不足だよ。高音域もとがっていないよ。音粒を感じないよ。
ってことになりました。
ネットでくぐるとLANケーブル流用は音が良いって内容が沢山あるんだけどねー。
激貧家庭の貧乏オーディオで、皮膚病で免疫異常で未来は云々って宣告された私の馬鹿耳ではLANケーブル流用RCAケーブルはダメダメと判断しました。
きっと私の耳がダメ耳ってことだよね。
はい、ちょっと前にケーブル作って遊んだことの忘備録でした。
PS.
LANケーブルとRCAケーブルでは、インピーダンスがどうとかでケーブル素材選定が云々ってあるのは重々承知です。そりゃ何10mもあるようなコンサートで使うようなケーブルにするのなら規格厳守でないとノイズが音の歪みがというのはあるでしょう。でも個人が短い長さで遊んでいるだけなので、こやつは馬鹿者だなーと呆れてください。
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