昼休みを利用して、今頃に昨日の作業をブログに書きます。
ということは....
えー、昨日も深夜にパソコンの前で涎垂らして爆睡してしまいました。
ジジーになったなー。この冬はこのパターンになるのだろうか?
いやいや、それはいかん。と、口だけ唱える私です。
昨日のスバル弄りは2時間ほどでした。
クラッチカバー組み立て途中からの再開です。
フライホイールは塗装しない方がいいよ。とのみなさんのアドバイスを受けながらも、どうしても一部分だけ色を入れたくてマスキングしてラッカーを吹いてと昨日やっちゃいました。
そのマスキングを剥がして、ウエスにシンナーを染ませて、シコシコと拭き取ります。
で、シンナー臭を漂わせてシコシコしていたら、トランジスターグラマーのお姉さんが登場。
なんで、このお姉さんは私が屈んでいる背後に立つのだろう。
そして、私に覆いかぶさるようににて上から覗きこむのだろう。
(きっと私を盾にして汚れが飛んでくるのをカバーしているつもりなのだろう)
あんた小さい身体しているんだから、上からワンレンの髪を落としたら、私の頭を髪が撫でて集中できないんだよ。
そのお姉さんから「オレンジ色をなんで拭き取るのん?」って質問です。
「まぁー、見てな。浮き出てくるから」と、含み笑いで振り返ったら、目の前がボインなのね。
まあー、そんなのはおいといて....
浮きでたものを見て「うわーっ。綺麗に出てくるねー」ってプチ感動してくれた。それにちょっと嬉しい反応の中年オッサンの私です。
まあーまあー、シンナー臭いからあまり近づかないほうがいいよ。と磨き終わって手が合いたタイミングで、お姉さんに丁重にお帰りいただきました。
で、どうなったかというと、こいつの....
ここを墨入れでした。
オレンジ色は、お姉さんには斬新だったみたいです。
私的にはオレンジ色って暗闇を覗き込んだときの視認度ってどうなんだろう?と疑問符があるのですが、手元に白色のラッカーがなかったのだから仕方ありません。
手持ちのラッカーで、オレンジ、水色、シルバー、黒、赤系何種類だっのよね。
白のウレタン塗料ならあるのだけど、ここにウレタンは使いたくなかったのよ。
というのは、ウレタン塗料って剥離したときに硬い破片になるのよね。それがもしもオイルシールに挟み込んだりしたらと思うと....
それよりはラッカー塗料なら剥離した破片は軟弱ですから....
と、剥離したことの恐怖を考えてでも、ここは墨入れしといたほうが私の強烈乱視の目には絶対に調整するときに役立つぞとなった次第です。
では、クラッチの3部品を組み立てます。
って、クラッチ板のセンター出しをして組み付けないといけないやつですよね。スバルの整備書にもそう書いてあるし。整備書はそれようの専用工具を用いてとあるがそんなものありませんので。
私はこいつを使います。
大事に、大事に仕舞いこんでいるクランクシャフトを持ち出します。
こいつに現物合わせでセンター出ししてやれの作戦です。
真似をする人がいるとしたら、クランクシャフトにグルグルにウエスの包帯してフライホイールの内側でキズがつかないように保護してくださいね。そういう私は、汚い軍手を座布団してフライホイールをシャフトの上へ仮置きしてます。
クラッチ板に裏表がありますよ。それに注意して....
クラッチ板って位置合わせがあるのだろうか?と、一応で目印がないか確認してみますが特になさそう。
というより、フライホイール+クラッチカバーの中で分離して回転するのだからクラッチ板はセンターさえでていればいいか?と考えました。
元々ついていた黒色のボルトを確認。このボルトも新品にしようかなーと考えるのですが、黒色(焼き入り強化ボルト?と疑った)に意味がありそうと考えて再利用です。
スプリングワッシャーは、もともとのやつはペッタンコどころか潰れてひしゃげてます。スプリングワッシャーが平ワッシャーに変化しています。以前にどれだけの力でボルトを締め付けたらこんなことになるのだろう。
ということで、スプリングの体をなさないので交換です。
黒色のスプリングワッシャーなので、強化スプリングワッシャー指定になっていないかとパーツリストを確認です。
すると、あちこちに使われているM6用スプリングワッシャー(部品番号:0320 06000)と同一だったので、普通のスプリングワッシャーでいけます。
クロメートメッキの新品スプリングワッシャーへ交換です。
ブログを書いている今、クラッチカバー組み付けの黒色ボルトについてもパーツリストで調べました
「部品番号:0166 06140」です。M6×14mmの7Tボルトです。
他の7T系ボルトと同じ 0166 で番号ふられてます。06がM6で、14が長さ。私はそういうルールと感じてます。
ちなみにパーツリストで同一番号のボルトは、ミッション下カバーを固定するボルトです。
それなら手元に新品が6本あったなー。新品奢ってもよかったなー
センター出しできている状態で、レンチできゅっと止まるぐらいまで軽くネジを締めて仮組します。(もちろん何回も対角線のボルトをゆっくりと締めていくんですよ)
ここで初めての道具を持ち出します。
クラウンワゴンの車検でお世話になっている整備工場から、「あんたが整備するのに使えるやろ?もう30年ぐらい使ってへんからあげるよ」と、数年前にもらった大事な工具です。(その整備工場は今はデジタル式のトルクレンチを使ってられます)
プレートのトルクレンチです。
えーと、整備書によると、クラッチカバー6個のネジは「1.0±0.2Kg」とトルク指定されてます。
うーん。とプレートを確認。
このトルクレンチって、2.0~13.0Kg用なのね。
でもって、私が他に持っているトルクレンチはホイールナット用のごついやつだから1.0Kgなんて使えないし....
まあー、このトルクレンチでこの辺りが1.0Kgだよね。と目星をつけて締めることにしました。
プレート式って締めこんでいくと針がゆらゆらと変化してわかりにくいのかと思ったら、そんなことはなく、ゆっくりと締めこんでいくとすーっと綺麗に針が追従するのね。
手がブルッていなければ使いやすい。
というか、すごく締めこみしやすく、かつ、自分の力加減も感じ取りやすくて...
この方式って私の馬鹿な脳みそには視覚効果があって凄く使いやすく気に入りました。
カチカチプリセットのトルクレンチより、プレート型のトルクレンチを振れる空間があるのであれば、こっちの方がいいなー。と、プチ感動です。
で、綺麗に締め込みまして、クラッチの組立完成です。
裏側がフライホイールなのですが....
錆びているのよねー。はぁー、嫌だねー錆だねー。
でも、先輩方、先駆者の方々のアドバイスにより、下手な錆取りはあきらめます。
残った時間は....
ミッション上カバーの研磨です。
しこしことサンドペーパーで時間一杯研いで、途中でタイムアップ。
以上、昨日のスバル弄りでした。
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