なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、ディストリビューターオーバーホール5日目--完成、クラッチカバー組み立て1日目

2017年12月02日 12時14分25秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

ジジーになったからですよね。最近は夜が眠くて....

いやいや外が寒くなったから、布団と暖かい嫁が恋しくなるんだよ。とか....

そんな感じで昨晩はスバル君のブログを書いている途中で、パソコンの前で寝落ちしていました。

30分ほどパソコンの前で気絶したのちに、足元が寒くて意識を取り返し、「こりゃー何を書いているかわからん」という状況になって布団に入ったのです。

ということで、今頃になって昨日のスバル弄りをアップです。(雑用段取り待ちの間にサクサクと書き上げました)

 

昨日のスバル弄りは2時間ほどでした。

昨日は午後から予定を開けてました。というのは、クラウンワゴンを車検に出してまして、それを引取りに行く可能性があったからです。

なので、仕事をしないで、途中で投げ出してもいいかなーというスバル弄りモードです。

 

まずはお気軽な作業から....

ミッションケース上カバーのプランジャーに用いるガスケットを切り出していないことに先日気付きました。

小さいサイズなんですよ。ハサミでチマチマ切るのですが、不器用で愚か者の私はこの程度の整形に...

不憫なオーナーですまんのー。とスバル君に思いつつ、この整形がいまいちのガスケットでいきますよ。

 

さてさて...

大したことのない作業なのに、ちょっとずつ手を出して何日もかかっていたデストリビューターのオーバーホールです。今回で完成となりました。その最終作業です。

デスビの作業内容は過去にさかのぼると次のブログになります。

(ネット検索エンジン等でこのページへダイレクトに辿り着かれた方は過去記事を見てくだされ)

2017年11月3日 R-2君、ディストリビューターオーバーホール1日目--分解、クラッチハウジング右カバー組み立て3日目

2017年11月4日 R-2君、ディストリビューターオーバーホール2日目--掃除

2017年11月5日 R-2君、クラッチ板を取り出してみた (この日も、ついで作業をしています)

2017年11月13日 R-2君、ディストリビューターオーバーホール3日目--プチ塗装の修正

2017年11月30日 R-2君、ディストリビューターオーバーホール4日目--ちょっとだけ組立

 

デスビもあとちょっとの組み付けで完成ですよ。

ターミナルを組み付けます。

オレンジ色しているのは私がボロボロに経年劣化疲弊していた樹脂パーツを、「もうこれ以上劣化しないでねー」と補修したからなので、あまり追及しないでくださいね。

樹脂部品を組み込むに辺り、ウレアグリスを薄く塗りました。ウレアの選定は樹脂部品への攻撃性が少ないからです。

次はポイントの組み込みです。

新品のポイントを組み込んであげたらいいのですが、いやいや貧乏性で激貧の私は、まずは古いポイントをそのまま再利用しますよ。

と、胸を張って自慢できればいいのですが....

とりあえずポイントの接点をダイヤモンドヤスリで研磨するのですが、酷く接点が荒れて深い凹みを生んでましたので、この程度の整形であきらめました。

右側をもう少し研磨したら面が綺麗に出そうなのですが、そんなに削ってええのん?というストップの気持ちが湧いたのです。

まあー、古いポイントはダメ元でまずは使ってみようなので、これで組み込んでみます。

ポイントの隙間はどのぐらい?はがき2枚厚みとかだっけ?とか、思いながらも、「えーい。こんな感じでええやろー」っていい加減な感覚でセットしました。

(写真はカムの頂点にヒールをあてて、一番開いている状態です)

キャップクランプをセットしまして....

はい。オーバーホールできあがりです。

私の車体についていたやつと、今回オーバーホールしたやつとの写真ね。

もちろんオーバーホールしたやつはガタ無しでしっくりと回転しますよ。

と、確認していたら、もう1つ部品を忘れていたよ。

デスビをクラッチハウジングへ固定するブラケット部品です。

ワッシャー、スプリングワッシャー、M6ボルト、変態デザインのブラケット構成です。

ブラケットをオレンジ色に塗りたいなーと、馬鹿な妄想がよぎるのですが...

このブラケットってエンジンブロックへの導通端子も兼ねていそうな気配を感じ取ります。

もし導通を兼ねているのであれば塗装は絶縁しかねないのであきらめました。

ワッシャーは単なる平ワッシャーではなく、ブラケットのデザインに合わせて湾曲しています。ついてはワッシャーは再利用。

スプリングワッシャーは汎用品でいけると判断して、新品のM6スプリングワッシャーへ交換。無論クロメートメッキ物ね。

ボルトはどうしようかと悩みました。

ボルト頭に錆が浮いているので、新品のクロメートメッキボルトにしようかと悩むのですが、なにやら頭に「D」の文字が入っているのよね。

なにか意味のある文字だったら嫌なので、オリジナルのボルトを再利用します。そもそもこのネジって強度必要な場所でもないだろうから少し錆びていてもいいでしょう。ってことも考えました。

後で気に入らないとなっても、このボルトならすぐに交換できますしね。

ということで、これでデスビのオーバーホールは完成です。

キャップはローターは?と突っ込まれそうですか、そんなのは差し込んで、被せて、だけなのでデスビのオーバーホールに含んでません。

 

次は、バラバラに放置したままのクラッチ達です。

何故に放置したのかというと....

私のクラッチ周りの部品は、ほどほどに錆が発生しています。

クラッチカバーはもちろん、フライホイールにも錆びがあるのです。

綺麗なのはクラッチ当り面だけといってもいい状態です。

錆は「親の仇だー。末代まで根絶やしにしてやるー」といいたいぐらい退治したいのですが、錆び退治した後の処置で悩んでいるのです。

錆退治して鉄肌露出したところはサビ止めの処置をしないと、またすぐに錆びコロニーになります。

錆びていたところの部分って錆びが発生しやすいところに違いなく、研磨してなんの障壁もない鉄肌はいちころで錆の草原が出現しますよ。

プラサフやジンクコートで保護封印してあげるのがいつものパターンなのですが....

クラッチ周りって、きっと異様に熱を持つのでは?さらに高速回転しているよ。

それに塗装が耐えれる?

それなら耐熱塗料があるよ。エポキシ系の塗料もあるよ。と突っ込まれそうですが....

高速回転とクラッチを繋くときの振動などに塗膜がしっかり耐えれる?

ということです。私は塗膜が剥がれると、またすぐ錆びるよ。という不安を抱いていたのです。

それで、クラッチカバーやフライホイールって塗装するのってあり?どうなん?っていろんな方に質問しました。

すると、私の塗膜が剥げて錆びる云々より、もっと適確な内容が....

って、聞いてしまったら当たり前なんですけど....

塗装に関してはどうやっても塗膜が剥がれるだろうについてはみなさん同意見です。

POR-15を塗った人もいるのですが、どれだけ鉄を荒らしてフライホイールに塗っても熱のせいか1週間ほどで剥がれてクラッチハウジング内部が大変なことになっていたという事例ももらいました。

塗膜が剥がれることの弊害について、機械工作にたけている方々は....

塗膜がオイルシールやベアリングに入り込むことを心配しました。

とくに、スバル乗りの方から....

フライホイール側はプライマリーギヤのベアリングとオイルシールへの塗膜攻撃。クラッチリレーズベアリングとメインシャフト部への塗膜付着によるシャフト摩耗。クラッチレリーズベアリング内への塗膜侵入。

これが、めっちゃ心配。プライマリーギヤ側にダメージを与えることは、いろんなトラブルの元。

とくにクラッチハウジングのオイルシールはオブラートに包むようにやさしく運用してあげたいぐらい。との指摘でした。

なので、質問したみなさんから塗装はダメダメというご指導をうけました。適確な説明とご指導ありがとうございます。

では、どうしましょう?

浮錆のみブラシで落としてそのまま組み付け。というのが定例みたいです。

錆酷しは錆びを落とすのではなく部品を交換すること。

ふーん。そうなん?と思うのですが、先駆者の経験則なのでそうなんでしょう。

さらに....

では、塗装ではなく、錆転換剤とかサビ取りクリームの案を出す。

転換剤についても経験した人がいてどうなったか教えてもらえました。

黒錆びへ転換はいいのだが、所詮錆びは錆びで、黒錆びの輪郭から錆びを広げるとのこと。

クラッチが熱を呼び、それがエンジン停止で温度が下がる際に冬場等で結露の水を呼び込むんだそうです。

黒錆びの周りは水分と反応しやすいのか結露からの赤錆が発生しやすいみたい。なので錆チェンジャーは水防止の透明保護塗装が乗るのだが、そんなものクラッチの回転でいちころで剥げてなくなるよ。

すると、黒錆びの周りにすぐに赤錆の輪郭ができて被害甚大になるよ。ということです。

サビ取りクリームで処置した人は...

りん酸処理での被膜については期待するほどの結果はないとのこと。

場所が場所だけに、クラッチカス飛沫攻撃を受けて、超絶薄々のリン酸被膜なんてまったく意味なしですぐに取れて錆びるし、下手にサビ取りクリームを使うと健全部分の鉄肌を磨いて結果として錆び面積を広げてしまった。

という話をもらいました。

と、なると....クラッチ周り部品の錆対策って、激貧の私には手がありません。

なので、浮錆部分だけをブラシで掃除して組み込むことになります。

クラッチディスクです。

私のクラッチディスクは、エンジン側のオイルシールからオイルが滲み付着していました。それが摩擦で焼けてテカテカのカチカチでスベスベのツルツル状態でした。板をつまむのが困難なぐらいにスベスべなんです。

なので、モノタロウさんの強力パーツクリーナーで脱脂洗浄です。それだけでテカテカの光沢は消えてクラッチ板を手でつまんでもスルリと滑らない状態になりました。

さらに用心も兼ねてサンドペーパーで磨きました。サンドペーパーで磨くと面取りが台無しなのでは?と言われそうですが、そこは薄く研磨してね、あとは走行していくうちに面も整うさ、とお気軽に考えてます。

シャダーが出るぐらい研磨していたら泣きましょう。(多分大丈夫と思います。一応スケールを乗せて凹み部分がない確認だけしておきました)

そして....

塗装はダメだと言いながらも、どうしても色を塗りたい箇所があるのです。

そのぐらいはいいだろうと、マスキングをしまして...

白色のラッカーはなかったかなー?と探すが手持ちの在庫がありません。

シルバーは嫌だなー。もっとわかりやすそうな色でとまりのよいやつは....

って、トヨタフォークリフトのオレンジ色を吹いちゃった。

塗装が乾くまで作業できないので、次のやつへ....

ミッション上カバーです。

これでもピカールで磨いているのです。ピカールだとこれ以上の改善みこみがなく....

つまり、アルミ肌が腐食しています。

まあー、汚れているだけといえばそれまでで、このまま組み付けても機能的には問題ないのですが....

さっかく、ここまでウダウダとしているので、さらにウダウダの追加をしましょう。

アホの私は、サンドペーパーと水が入ったペットボトルを握って目がキラーンです。

雪平鍋に水を張ってアライグマ行動です。

冬になると水研ぎサンドペーパーはつらいよねー。シコシコと磨いていたら....

 

「クラウンワゴンの車検できだでー、今日中に取りに来て―。絶対に取りに来て―。クラウン邪魔やねん。明日にごつい車が緊急入庫するねん。たのむから取りに来て―」って整備工場からの嘆願悲鳴電話あり。

はいは。ここで作業中断しまして、夕方からクラウンワゴンの引取りにむかいました。

 

と、いうことで、またまた作業途中で放置プレーとなりました。

 

ところで....

クラッチ周りの錆が出たものを錆取りしたあとの錆対策で、具体的に根拠のある方法をご存じの方おられましたらアドバイスください。

なにか方法があるだろうとまだ妄想をしているのですが、低学歴で激貧家庭で世間様の家庭をうらやましく過ごした低能な私の脳みそにはアイデアがありません。

激貧ができる懐にやさしい出費の作業で、私の脳みそシュミレーションで納得のいく方法だったら手を出してみてもいいかなーと考えますのでアドバイスがおありの方はよろしくお願いします。


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