なが~ンのごちゃごちゃ、そして長~く続く出口のないジャンクなパラダイス??

ジャンクと戯れている中年オッサンの日常と、嫌々な車いじり、オーディオなことや魚釣り等、仕事以外のことを書きなぐります。

R-2君、ダメだーヒーター切替ワイヤーが切れたー

2020年06月26日 23時53分07秒 | 車弄り、スバル R-2 (360cc)

本日のスバル弄りは、車体のところでゴニョゴニョが90分、ボルトを見つめて妄想が45分ってところです。

 

えーと、最初に結論を....

本日のスバル弄りは大きくマイナス進捗です。

弄り壊してしまいました。もちろん絶販部品ですよ。お金を出せば買えるいう部品ではないやつです。

その部品を取り外して取り付けなおしって....。そんなのも考えると....

はい。他人の不幸は蜜の味を堪能してください。

はい、では本日のスバル弄りでーす。

 

エンジンルーム内のヒーター切替弁にヒーター切り替えワイヤーを接続しようと思います。

室内側の点検口から手を入れてゴニョゴョとする作業なのですが....

室内がガラクタで一杯です。

このガラクタをどかすのですが、置き場所がないので一旦クラウンワゴンの室内に積みました。

ということは、室内からの点検口からゴニョゴニョするときは、クラウンワゴン室内へ毎回荷物を積み下ろししなければなりません。蒸し暑いのに荷物を載せ換え往復分で1時間余計な作業が増えます。それだけ実質スバル弄りの時間も減るということ。

まあー、仕方ありません。

 

ヒーター切替部分の攻略目標箇所です。

どうやってワイヤーと接続しましょう。

ここの接続方法が私の記憶にまったくないのです。どういう部品でどのように接続されているのか不明です。

とうとう、自分が弄ったことまで、本当にまったく記憶にないのか、そこまで痴呆になったのか?痴呆って遺伝するものなのか?と、ブログを書いている今となってはここに書けます。

というのは、ここのリンク部分がどうなっていたのか記憶にない理由が状況証拠から解明されたからなんですよ。

 

まずは、ワイヤーアウターカバー終端に被せるブーツからです。

2面幅10mmのナット形状です。先端の雁首部分にブーツ絞り口を嵌めてブーツ固定するようになってます。

そのブーツがもうすぐ50年の年月で破れて千切れてこの有様でした。

こんなブーツって昭和の車やバイクのワイヤー部品なら当たり前に使われているものと思ってます。なので消耗部品として入手できるだろうと安易に考えていたのですが....

5年以上探してますが、このブーツが売られているのをみつけられませんでした。

こういう部品は大野ゴムとかデンソーとかが扱ってそうなのですが、個人様の特殊部品問い合わせにはお答えできません。ってことで私にはわからないという状況へ....特に自動車用途に使う前提なら安全上の理由で一般の方へはお答えできませんです。

私が考えた正攻法ではド素人という理由が壁になって解決しないので、一般流通部品いから流用部品を模索することになります。

そして辿り着いたのがコレです。

商品名は「ノーブランド塩ビ保護キャップ」です。直径10mm用です。

ケーブル終端、パイプ終端などに被せて先端保護に用いるキャップです。

塩ビなので、耐熱が心配ですが、私が探した中ではこれしか見つからずでした。

ちなみに1個45円です。

サイズフィット感確認のために、M6ボルト(2面幅10mm)に被せてみます。

少しきつめのいい感じに収まります。

キャップなので先端にワイヤー通し穴を開けます。

って、根性が曲がっているから中心からズレちゃった。

少しぐらいズレていても気にしない。

さて、本チャンに嵌めてみます。

いい感じに収まりました。

ピンクの汚れは、先端穴がどっちよりに開いたか?肉の薄そうなところはどこだろう?というのをマークしたからです。ワイヤーがこう動くから?と力のかかり方を考えて嵌めています。

 

ここまでは良かった。

次の作業から不幸が始まりますよ。

 

ワイヤーを接続する部分です。

どういう仕掛けで接続されていたのか?ボルト止めなのか、それとも変体ブラケットが中継するのか、それもわかってません。

せめて、よそ様の実車を見ることができればいいのですが、そんなご縁はまったくありませんし....

接続実態がわからないからチープな脳みそとチープな経験にて、いろいろと妄想しました。

ワイヤーで平べったい板を横にスライドして引っ張るというのが、ママチャリ(自転車)のリヤブレーキのところぐらいしか思いつきませんでした。

それで調べるとサイズ的にも良さそうなワイヤーストッパーなる部品にたどりつきました。

唐沢製作所 ワイヤー止めネジ(サーボブレーキワイヤー式用) という部品で、99円でした。100円しない部品ですよ。

ボルト根元の段がある部分が直径8mm、ボルト軸はM6です。

これを、ワイヤーを通して、M8ワッシャー(ワイヤーを押さえ込むため)、リンク金具、M6ワッシャー、M6スプリングワッシャー、M6ナット、の順番に組み入れてみました。

ワイヤー自体はいい感じに固定できています。

しかし、リンク金具の左右振幅が大きいのです。理屈では90度左右に振れますね。

自転車のブレーキリンク金具は20度も触れないのでは?

なので、リンク金具とワイヤーをがっちり固定して、リンク金具とワイヤーの角度が固定されるとワイヤーの曲げ角度がきついです。

それでもレバー操作で切り替え弁はバッコンガッコンと可動しています。

こんなのでいいのか?これは駆動的にワイヤー負荷がきびしいのでは?

とか思いつつ、これは間違っているのでは?ここがヌルヌルと動かないといけないのでは?と。バッコンカッコンって動かしつつ、操作レバーの遊びがどうこうとレバーを見ながら妄想していたら....

突然操作レバーが軽くなった。

そうだよなー、ワイヤーがまっすぐ引っ張られるんじゃなくて振られながらだからなー、様子見でほどほどにナット締め固定だったからワイヤーが抜けたんだよな。

ってワイヤー先端を見たら.....

ガーン。ワイヤーが切れたー。

超最低です。一瞬にしてめまいして闇が目の前に来ます。

このワイヤーってもちろん絶版部品です。ヤフオクでもめったに出ませんし、ぼったくり価格でやりとりされている感じの部品です。

それを弄り壊してしまったことになります。

ワイヤーを交換するとしたら、このワイヤーを外してまた取り付けてって、あの燃料タンク上の指2本しか入らない空間をごにょごによとワイヤー固定するとか、考えるだけで汗がダラダラと頭がクラクラと....

あああっ。本当にクラクラと.....。って、これは熱中症だわ。

無心にワイヤーの動きを見つめて妄想していたから喉がカラカラで目元も怪しいわ。

これは熱中症になりかけているぞ。って神様から「目をさませ」って連絡だったのよね。

一度、狭い車の室内から出て、ガレージを這うようにして外へでます。

あああっっっ。クラクラする~っ。日陰のコンクリートって冷たくていいやねー。

って、眠くなってく....。違う。ここで寝たらそれは倒れるってことだ。

水をガフガフと...飲めないのね。クブッて吐き出すので、口の中に水を含ませてぐちゅくちゅしつつ、スバルのことを考えます。

とりあえずスペアーのワイヤーを発掘しよう。

私の車体についていたボロワイヤーがあったはず。

ドロドロに汚れているワイヤーを掃除しつつ....。はあ~っ。アウターが敗れてないけどズタボロだなー。とか思いつつ....

日陰でシコシコとアライグマしながら、ワイヤーのリンクをどうしようかと妄想です。

ワイヤー掃除だけして、「あかんこいつはアウターの補修してからでないと使えん」というのを確信します。

それよりも、妄想して脳内で形になってきた推論が現実可能なのかリンク部分を見て確認します。

リンク金具が左右に振り子ラインにて弧を描いてスライドするので、8mm穴の円周方向は固定せすせにグルグルと可動するようにしなければならないのでは?

ひっぱり力をスムーズに伝えるためには、8mm穴の中心位置にてワイヤーを保持する必要があるのでは?

まさか8mm穴にベアリングなんて....。スバルがここにそんな金をかけるはずがないだろう。もっとチープな仕掛けになっていると思うのよねー。

 

ここまでが車体でした作業です。

ここから事務所でボルトを眺めながらの妄想です。

 

8mm穴の中心でワイヤーを保持するのは、ボルト軸に穴を開けそこにワイヤーを通しナットで締め付け固定になるかと思う。

ジャンクネジ箱を漁ってみる。

オイルを通すためのバンジョーボルトならあるけど、これだとダメだ。

全溝ボルトの軸に穴が欲しい。落下防止ワイヤー固定ボルトの軸穴加工されたようなやつ。ただし軸穴はボルト頭のほうへ...

ってそんな都合の良いボルトが手元にあるわけないよ。

次は、8mm穴を円周上に可動するやつ。

ボルトの根元に段があるタイプが存在するのよね。現代の自動車やバイクでバンパーとかのプラスチック部品なんかを固定するのに使われていたりする。バンパーの肉厚分を締めこんで割らないようにする仕掛けのボルトです。

ゴソゴソととりあえず1個みつけた。

この根元段差直径が8mmより小さければ、リンク金具の内側で可動することになるぞ。

ジャンク箱を漁って同じタイプのボルトをこれだけ発掘。

このうち段差直径が8mmより小さい、具体的には7.5mmのが2本生き残った。

M5のやつに、平ワッシャーとナットを嵌めて、ボルト軸に穴を開けたときのイメージをしてみる。

この方法で行くと、リンク金具の8mm穴の円周可動と、8mm穴中心でワイヤー保持が理屈ではできていると思う。

問題は、ベアリングでもない鉄のカラー状なだけで、ここを8mm穴がスルスルと動くか?動かしていたら斜めに噛み付いたりしないか?

でもなー、チープな脳みそだとこの程度しか思いつかないのよな。

そうそう、「スバルの謎ネジ」箱をほじくってみよう。

これは痴呆親父と一緒にエンジンを降ろしたときに、痴呆親父が私の制止を無視して、あれもこれもとネジをほどいて部品をバラバラに外したときのやつ。

私の見ている前で外した部品は、「xxのxxを固定していた部品」って記録して袋に入れて保管していたのだけど、そんなのをメモしている間に、私の制止を無視して行動する痴呆がやらかしているものがわからない。

せめて、xx辺りの部品。xxを固定していた部品か?。って少しでもわかるものを小鍋で分けていたのに....

痴呆のすることは、「あちこちに部品を分けてたらわからなくなるやろ?これにまとめて入れたからな」って、私が分けた部品を混ぜやがった。

あげくに、作業しているうちにそれをひっくり返して、汚いボルトが床に散乱。

そんな有様だったので、痴呆親父がばらした箇所については、どこにどんな部品がどのように取り付けられていのかわからない。

単にボルトで締め付けられていただけならパーツリストみてなんとかできるんだけどね。ちょっとギミックがあるものは妄想しかない。それもギミック仕掛けの小物部品が欠品しているとかになると妄想どころか空想の次元へ....

で、もしかして....

このワイヤーのリンク部品の記憶がまったくないってことは、もしかして痴呆親父が取り外したってことじゃないか?

でもね、変なギミック部品とか変体ネジだったら選別掃除したときに気にしていると思うのよね。

そんな記憶もないのだが....

いやいや、単に気に止まっていないだけで実は「謎ネジ」に混じっていないか....

汚いビニール袋を、真っ黒のボルトを、ゴソゴソと....。あああっつっ事務所に臭いウン十年の油汚れ臭が広がっていく..(絶句)

おおおおおっっっ。もしや?これか?

M5サイズのツバ付きカラーを発見。

当時はこんな部品をスバルのどこで使うのさ?M5ってそんな小さいボルトを使うのか?って思ったのかも?違う部品が混じっているのでは?と思っているのかも?

こんな小さいカラーの存在は記憶にないぞ。

で、このカラーの直径が7.2mmです。

こいつをM5ボルトに通してみると....

こういうことか?

本当にこんな仕掛けでワイヤーを接続しているのか?

それなら、ボルト軸に穴が開けられているM5ボルトがあるのでは?

って漁って見たが、そんなボルトはなかった。

小さいボルトだからねー。痴呆親父がバケツ蹴飛ばしたときにどこかへ転がって紛失しているか、または親父の作業着ポケットにいれてくすねて持ち帰られたかのどちらかだろうねー。

ちなみに、エンジン降ろした日に、痴呆親父はスバルの部品をいくつか実家に持ち帰ってやがった。その中に混じっていて回収できていなければ私の目に触れていないことになるのよね。

くそーっ。痴呆親父に手伝ってもらったことが、後々にこうやって尾を引くとはまったく思ってもなかったぜ。

 

それよりも、

ここのリンク部品の記憶がない。俺も遺伝で痴呆発症したのだろうか?って真面目に思っていたことが、本当に記憶がないのが正解だったってのが判明しただけでよかったんだ。って前向きに考えることにします。

 

以上本日のスバル弄りでした。


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