我が家に会議室という名のリビングがある。
去年の台風被害のときから、その部屋には雨漏り部屋の家財回避非難でダンボール箱が山のように積み上げられてゴミ屋敷という状況にもなっているのですが....
それでもお客様が来たら、その会議室という名の部屋に通さなければなりませぬ。
激貧街道急降下中の家庭には仕事の打ち合わせもなく、貧乏家庭には知人がよりつくでもなく、安定した孤独家庭を満喫しておりました。おかげさまでゴミ屋敷部屋でも困っていませんでした。
ですが、そんなさなかに、火災保険の満期というイベントが発生です。
火災保険と地震保険をかけるかどうかはそれぞれの判断です。
もしものためのたくわえがあるのであれば、保険に入らないのが一番なのは重々承知です。
保険とは、もしものときに助け合いでなんとかしましょうという名の「不安商法」というのはわかっております。
でも、激貧すぎてもしものことをなんとかする資財の無い我が家。そういったところは掛け捨てとなる不安商法商材をしなければなりませぬ。
ということで、保険の姉さんを迎え入れることになりました。
本格的に暑くなってから初のよそ様が御来賓です。
会議室を使うしかありません。
ゴミ屋敷ダンボールのあちこちを要壁積みして空間を作りました。
このままでは暑いのでエアコンを入れて部屋を冷やしましょう。
この部屋にはエアコンがありますよ。景気がよかったころには16人ぐらい集まって進捗会議したりしてました。そのときはエアコン大活躍ですよ。
この部屋のエアコンにて、今シーズン初の運転です。
電源入った、室内機動きだした。風が出てきた。フラップも快適動作して風が舞うーっっっ。
って...
これって....
生暖かい???
リモコンの設定温度を確認し、最低温度で強風で運転します。
はあ~っ。送風モードですな。
それも天井付近に溜まった温度の高い空気が降り注ぐです。
こりゃ駄目だとなったところで、ご来賓です。
保険の姉ちゃんに...
「すまん、エアコン死亡。激暑ルームに通すことになるで、パンツずぶぬれになったらごめんやで」って話して部屋に通す私です。(セクハラじゃないっすよ)
保険の姉さんも「xxさんとこは気兼ねせんでええから気にしないよ。暑いときは足をおっぴろげてもええよね」的な対応で...
玄関と窓を開けっぱなして、各人の背中に扇風機を背負って保険の打ち合わせとなりました。
保険の姉ちゃんも、本当に足おっぴろげでパンツ見えそうだし、姉ちゃんの身の上話しネタがほとんどだし、という状況でした。
お姉さんに何回も来るのが気の毒だから電話でええでー的な対応をしたのですが...
「いえいえ、xxさんととこは気楽でええんで仕事の時間調整のときにまた来るっす。」って...
保険は顧客へ無駄にしつこく何回も訪問するのが最近の営業方針と聞きますが、このお姉さんは本当に息ぬきにきてる手合いあり。まあーいいけどね。
顔をちょこちょこ出す分、確かにこの姉さんに保険契約を回すしね。
で、姉さんを追い出したあとです。
エアコンを再度運転しまして...
まったく冷えないことを確認。
室外機はどうなんよ。
はあ~っ。とここで大きいため息です。
室外機のファンが回ってません。
つまり室外機故障が確定です。
面倒だねー。不毛だねー。嫌だねー。暑いねー。
と、いろんなマイナス思考の「xxねー」が、脳内でマイムマイムのフォークダンスをぐるぐる踊っているのはいうまでもありませぬ。
嫁にエアコン死亡宣告しました。
嫁はニコニコして、「もちろん治してくれるんでしょ」の一言で終了。
修理を呼んでいいということではないですよ。お前が自力で修理しやがれというのが嫁からのニコニコ指令です。
いいさ。室外機ばらしたらいいんやろ。そのうちなんとかするさ。
ということで、私の仕事がまた積み上がるという不幸確定したのでした。
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