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本日のスバル弄りは3時間30分でした。
まずは昨日最後にジンクスプレーと錆転換剤したものを確認します。
ジンクスプレーしたものはなんともいえない質感になっております。
錆転換剤塗ったやつです。
錆を削って鉄肌露出した部分がちゃんと黒色になってます。
メッキ肌のところは色反応がないのよね。
と、ここまでが昨日の作業内容の確認です。
さてさて、本日の作業です。
開けたら内部から錆がボロボロでてきたセルモーターの部品を掃除します。
まずは掃除前の部品状態写真です。
本体筒部分は内部に錆があります。
マグネットスイッチの概観に錆あり
フロントハウジング部分は汚れというよりアルミの上になにか塗られているような感じがします。
ピニオンギヤ一式は軽微錆あります。
リヤカバー内側は超大変です。カーボン屑汚れもあるのですが、なにか塗られてますよ。その上にカーボンが薄く体積です。塗られているものが剥げて下から錆露出してます。
マグネットスイッチシーソーから押し出されるピストンも軽微な錆です。
コミュが錆びているのよ。こんなのも錆るのね。
そしてダメージの酷いブラシプレートです。
錆ているんだけど、これもなにか塗られているのよね。その塗られている下から錆が盛り上がっているのです。
ボルト類も大変なことになってます。
と、ここまでの部品を見てですねー...
このセルモーターは以前に誰かが間違いなく手を入れてます。
ブラシプレートのブラシも盛大な芋ハンダされてますし、錆の上になにかの塗料を塗っているのです。
錆取りしなかったのかなー、錆取せずに塗料塗っているのでは?
浮き錆の上に塗料塗ったところで、そんなの錆止めになってません。
おかげて塗料の下で密閉された錆コロニー大繁殖というパターンだと思います。
それと、ピニオギヤ側のシムが2枚だけでした。パーツリストでは3枚です。このシムは現物あわせ調整なのでメーカー出荷時に2枚にしているのか、以前に分解整備された方が1枚抜いているのかはわかりません。
なにより、カーボン屑が少なくて錆屑が沢山出てきたというのが、以前に分解されているということなのでは?と思います。
さてさて、掃除開始です。
エンジンコンディショナーとパーツクリーナー、歯ブラシでシコシコの作戦です。
錆の上に塗られていた塗料は簡単に解け落ちました。パーツクリーナーでするりと解ける塗料でした。
本体筒の外側黒色もパーツクリーナーでドロドロに解けて、オリジナルの黒色と錆肌が登場です。つまり本体の黒色は錆取しないで汚いものみえなくなーれとシャーシブラックで上塗りしていたものと思われます。
ブラシホルダーは悲しい姿になりました。
錆サバンナのところはもちろんですが、それ以外の部分はメッキ肌が錆でやられはじめているところです。
つまり、きれいなメッキ肌はほぼ残っていないのです。
こんな酷い状態ですが、もちろん再生を試みますよ。
本体筒内側は設置したときに底になる部分に錆が発生してます。
フロントハウジングは軽く磨いてみたのですが....
こいつってアルミ肌じゃないわ。なにかが上に塗られている。
エンジンコート系の1液ウレタンではありません。パーツクリーナーで反応しないがエンジンコンディショナーにて微妙にニュルッとなる物体です。
いくら磨いたところで、この透明塗料があるあいだは綺麗になりません。
だって汚いアルミ肌のままで上から透明クリヤーしているのだから...
フロントハウジングは、サンドペーパーで変な塗膜を剥ぎ取って磨き上げないと綺麗なアルミ色にならないこと決定ですな。同じ塗料が内側にも塗られていて、カーボンススを巻き込むような感じで面倒なことになってます。
リヤカバー内側は絶句でした。8割以上錆にやられてますな。
あと説明のない部品は、まあー相応の痛み方だったということで割愛です。
さてさて、リューターとサンドペーパーで錆取です。
昨日と違って錆取範囲が多いのよ。面倒だよ。でも昨日したことの復習なので仕事は速かったりするのよね。
錆取してこうなりました。
日の入りを過ぎて暗くなりはじめているので個別写真はブラシプレートだけです。
ほとんど全部を研磨しているのがわかってもらえます?
この後は、錆転換剤を塗りました。
塗り終えたら辺りは夜になってます。ついては撮影は無しで終了です。
以上、本日のスバル弄りでした。
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