昨日からの続きです。
タイミングランプの残り作業は、信号検知部をどうするかです。
昨今のタイミングランプとかタコメーターといったものは、プラグコードに信号線を寄り添う程度でノイズを拾ってパルス取得します。
ちょっと前のやつなら、プラグコードに数回巻き付けることで疑似コイルになってパルスを取得するみたいです。
ネットで調べる限りそんな感じでした。
もっと古いタイプのタイミングライトの信号検知部ってどうなのよ?とネットをぐぐってみたのですが、情報が見つかりませんでした。
もし、昔のタイプはなにかの検知センサーが先端についていてとかだったとしても、激貧がそれを構築するために部材を新調するつもりは毛頭ないのです。
だって激貧だからタイミングライトにお金を投資したら嫁からライダーキック攻撃の上で数日間の飯抜き確定、街路樹を食ってバッタ生活しろと言われるのが目に見えてます。
とかなんとかで....
私がお金をかけずにできることは、信号線の被膜を剥いてプラグコードに巻いてみる作戦だけです。
さくさくと、とりあえずの長さで被膜を剥きました。
この状態にまでなりました。
最後の背中側の金属製フレームロックプレートを取り付けていません。というのは、これから通電確認テストをしてみるからです。もし、なにかあったときは、また開けてみようかと考えているのです。
卓上にて通電確認しますよ。ある意味ドキドキですよ。
なにごともなく通電できました。煙を吹いたりはしませんよ。
通電のof/offにて小さい音でですが、内部でリレーのような「カチン」音があります。これって期待できるのでは?
さてさて....
実車でテストしますよ。
クラウンワゴンの1番プラグに信号線を巻きつけてみました。あの長さで2回巻きぐらいでしょうか?
で、ランプ点灯しませんでした。
うーむ。4回巻できるぐらいまで被膜を剥こうかと、次の手順を考えているときです。
後輩がベンツ(ママチャリですよ。それを後輩はベンツと呼んでいる)でやってきました。
目を三角にして「仕事しないで何してるねん。車弄っているんじゃないよ」と怒られました。
女性陣の尻に敷かれている私です。
それでも、へんてこなガンを持っていることに興味を示すのが、後輩のすごいところ。さすが変態嗜好女です。
「それって、パッパッパッって点滅して、欲情エロ動画撮影するライトか?」って間違えた認識をされてます。
面白いので話を聞いたら、なにやら夜中に車の前でタイミングランプで照らした女体をどうこうしている動画を見て、そんなチープなやりかたでユーチューバは撮影しているのか・と感心したとか...
で、パッパッパッの点滅を期待されているのよね。
しかし、今の状態で光らないので云々と話したら...
「それ親父ガラクタやったやつやろ?止めとき!」
「xxxxからの引き上げ品に入っているで、それにしたら」
って、言うのです。的確といえば的確なのですが...。あん?となる私。
「引き上げにある?タイミングランプあったっけ?」と確認する私....
後輩がいうには、台風前に某所閉店片付けで引き上げた物の中にタイミングランプがあった。物を確認して記帳した記憶がある。なが~ンは検品しないでまだ引きあげたときの箱のままちゃうか?
そうかー、台風被害でそれどころじゃなかったからなー。
痴呆親父からのタイミングライトはここで終了とします。
だって本当に復活するのん?って感触なのよね。それにめっちゃ古いし...
ということで、タイミングライトの復活は敗北となります。
さてさて、目標が変わりました。
台風被害でいろんなものがところせましと入っている、ゴミ屋敷と化した倉庫を発掘です。
ゴソゴソと発掘すること1時間、ついで仕事で他の物も検品したりして、たどり着きました。
なんと、パナソニックのタイミングライトでっせ。
こんなの引き揚げた記憶がなかったぜ。
まあー、ドロドロに汚れているのは引き上げ品では当たり前ということで...
重たいからなー、中に電池が入っているなー。と開けることを試みるのですが...
ちょっと苦戦して開けました。えー、電池の液漏れで蓋が固着してました。
酸っぱい液漏れ独特のダメコースの芳香が漂っています。
液漏れで貼りついてなかなかでてこない電池を四苦八苦して取り出しました。
まだ電池が濡れているのです。触れると少し刺激のある液体で潤っている状態でした。
電池ボックス内をパーツクリーナーで徹底洗浄です。
ウエスに綿棒と、ローテクを駆使して内部掃除です。本体横置で保管されていたのが幸いしてか液漏れが金属端子部に触れていないらしく端子は綺麗に復活しました。液漏れ腐食してなくて助かった。(掃除後の写真撮影を忘れてます)
えーと電池がないかな?と懐中電灯から電池を拝借です。
弱っている電池なのですが、タイミングランプのトリガーを押したらパイロットランプが点きました。
よし、クラウンワゴンでテストです。
そうそうこれですよ。「パッパッパッパッ」ってハニーフラッシュです。
ということで、使えるタイミングライトを入手できました。
点火時期はあそこの印があそこで....
って、ダイアグテストモードでないノーマル状態のアイドリングにて進角13度と出ました。
アクセル上げたら進角が移動するんだよな。とかの確認も...
ちょっとアクセルワイヤーを引いたら進角が移動した。
もうちょっと引いてみよう。ってところでプーリーの目印が消えた?いやいや暗くなった。
あっ、タイミングランプが光ってない。
アイドリングに戻すと光り出した。
これって電池の力が足りないってことだよね。まあー去年の台風で使いまくった懐中電灯から一時拝借した電池だからなー。
タイミングライトが使えることがわかったのでここで車での作業は終了です。
そして夜中に...
作業台の前でシコシコ籠る私です。
ケーブル被膜破れが無いかとかの目視確認をして、磨きたくってこの状態になりました。
よし。これで大事に使う工具が1点増えたぞ。
このタイミングライトがあればスバルR-2のエンジン調整もできるってものだよ。(まだまだ先の無しだけどね)
以上、タイミングライトの結末でした。
** naganのごちゃごちゃブログ内での、「2019年春にした、作業灯とタイミングライト復活」 関連記事 **
この記事を読み参考になったところ試したところ復活しました!!
ありがとうございました ワクチン接種にも気を許すことなく 健闘お祈りいたします。
この程度の内容しかありませんが読んでもらって、それもコメントまでいただきまして、ありがとうございます。
ワクチンの副作用はこれから見たいです。
ただ今、発熱中です。
それでも、こうやってブログ弄ってますので、まあー大丈夫でしょう。