世間の13系クラウン乗りの方はドリンクホルダーをどのように付けているのだろう?
今、乗っているクラウンワゴンもだが、その前に乗っていたクラウンバンでも、ドリンクホルダーを作るのに苦労した。(クラウンバンの時はコンソールにスピーカーBOXと一体になったドリンクホルダーをDIYしたんだよ。大変だったので、もうあの作業はしたくない)
「みんカラ」といった車系ブログのサイトを見ると、皆さんドアの窓縁とか、ドア下ポケットとか、またはセンターカーペットに直貼りとか、いろいろと苦戦されている。
しかし、私は運転中に自分の体が触れる位置にドリンクホルダーがあるのが嫌なのだ。
さらにドリンクを飲んでいない時に、ドリンクホルダーが「ここだよーん」って口を開けて鎮座しているのが見てくれが悪くて気に入らないのだ。
ということで、収納タイプのドリンクホルダーの選択となる。
去年末にクラウンワゴンに乗り換えてから、近所のカー用品店を回るが、今時収納タイプのドリンクホルダーってなかなか売ってないのね。
あるのは、リア席用の開閉トレイタイプ(飛行機シートに付いているようなタイプ)ばかりなり。
店員に「昔によく見かけた、1dinサイズの引き出し式ドリンクホルダーって売ってないの?」訊いてみた。
各店舗で同様な返答。
今時の車は、メーカー出荷時でドリンクホルダーが大抵付いている。またはメーカーオプションでドリンクホルダーが用意されている。さらに、オーディオも斜めに取り付けるタイプ、またはコンソールの上の方に取り付けする車種がほとんどなので、引き出し式ドリンクホルダーの需要が少なく量産が少ないのではないか?
それでも年に1度ぐらい入荷するので、そのタイミングで店頭在庫するだけ。
といった返答。
実際に、イエローハット、オートバックスで、取り寄せできるか調べてもらったら、メーカー型番は商品リストから出てくるが問い合わせると在庫無しという返答ばかりだった。
注意:
このドリンクホルダーが店頭になかったのは、2012年12月~2013年3月までの情報。
2013年4月にて、あちこちの店舗で、組み合わせ方式のdin用小物入れが店頭に並びだし、その組み合わせでドリンクホルダーができるようになっていた。
さて、この収納式ドリンクホルダーの入手に苦労した。
まずは近所のアップガレージのジャンクコーナー。ここに週に2度ぐらいの頻度でドリンクホルダーを求めて(本当はクラウンワゴンに使えそうな色んな資材を探しに)ジャンクコーナーを物色するが、目にかなうものに出会えなかった。
ヤフオクで中古商品を狙うが、同じ考えの人が相応におられるのか、1200円~2000円ぐらいで落札されていく。送料も考えると結構な値段がするのだ。
まぁー、そのうちどこかで縁があるだろう。とドリンクホルダー探しはついでの作業にしていた。
その間は、私が一人で運転する時は、ペットボトルは助手席にポイというやり方。
助手席に人が乗っている時は、助手席の人にポイと渡す対応。
すると、助手席から不満が出るのだ。基本的に助手席は女性陣が乗るので、女の文句はうるさいこと。
早くドリンクホルダーをつけろ。タイヤとカーナビなんかあとでええから、最優先にドリンクホルダーを付けろ。と、同乗する度に不平が出るのだ。
嫁さんに至っては、半分あきらめて、ドリンクホルダー代わりに小さいダンボール箱を足元に置くようになった。
「ああっ、そのみすぼらしいダンボールを私の見えるところに嫌味ったらしく置くのはやめて。」と私が不平を言い出すしまつ。
そんなこんなで、ズルズルとしているうちに、2月後半に見つけましたよ。
セコハン市場の和歌山インター店にて、新品で最後の在庫1個というのがありました。購入価格は2100円でした。
いつから在庫しているのだろう。さすが和歌山。こういうものを探すときは和歌山に限るねー。
で、入手したはいいが、車を触っている暇があまりない。ズルズルとしながらやっとこさの作業です。
今回の素材達です。
クラウンワゴン5ナンバー車のダッシュ下オープンベイと、1din用のドリンクホルダー。
このダッシュ下オープンベイが曲者です。
「みんカラ」といった車系ブログの情報では、クラウンワゴンのダッシュ下オープンベイにオーディオをセットされている方が多くいました。
ということは、このオープンベイは2dinかと期待するじゃありませんか?
ところが実際はdinサイズではなかったのです。
いつものことですが、3ナンバーと5ナンバーの車格でところどころ部品が違います。どうも5ナンバー枠のクラウンワゴンはダッシュ中央の設計が小さくなっています。
ちなみに上位置のエアコンコントロールスイッチの大きさも3ナンバーと5ナンバーでは違ってましたから。
では、一般的dinオーディオと比較した写真を見てください。
明らかに奥行がないでしょ。
かつ、間口の横幅はかろうじてdin幅あるのだけど、ベイの奥に進むにしたがって幅がしぼんでいくのです。
ついてはそのままではdinサイズのものを突っ込むことすらできませんでした。
ちなみにベイ入口間口の高さは1.5dinぐらいに思えます。(正確に計測はしていませんので、この情報を参考にして、もし狭かったら許してね)
ということで、ドリンクホルダーを削ることにします。現物合わせしながら、100円ショップのダイヤモンドヤスリで、シコシコと削ります。そうそう削っている最中に他のところへキズを付けてはいけないと思い、ドリンクホルダーをラップでグルグルと巻いておきます。
削る前の写真がコレ
削った後がコレ
ネジ穴飛び出し部分をけっこう削っているのがわかってもらえますか?
次はベイに固定するネジ穴位置の写し取りです。
ベイの中に来るネジ位置がわからないので、なにかに位置を写し取ってベイの外側からネジ穴の位置決めをしなければなりません。
ドリンクベイの外プラパッケージをハサミでチョキチョキして用いました。
アバウトだなー。と突っ込まないでください。
きっと私の日頃の行いがいいはずなので、こんなのでネジ穴ビンゴしますってば。
ベイに穴を開けて、仮止めしたのがコレです。
ねっ。ばっちりネジ穴ビンゴしたでしょ。
ドリンクホルダー上の隙間は、このように開いていたら、きっとなにか物を入れるでしょう。
男たるもの、穴があれば突っ込みたくなるのは本省なので仕方ありません。
そうすると、ドリンクベイ取付けネジ横の空間が鬼門になります。
きっとその空間に小さい小物が落ちたり、ひっかかったりするものです。
ということで、ドリンクベイ取付けネジ横の空間をふさぐべく、ドリンクホルダー上面にカバーをつけることにしました。(ベイ上空間を蓋するのではなく、その空間スペースはCD入れ等に使おうという魂胆です)
まずは折り込みチラシをチョキチョキ切って貼ってして簡単採寸。それを厚紙におこして紙で簡単組み立て。それをベースに微調整しながらブラ板ででっちあげです。
ブラバンが振動でヒビらないように縁部分を2重にしたりと、ブラバンをちょっと切り貼りし、隙間にドア隙間テープを入れたりしました。
なんかそれらしくなっているでしょ?
この上にカッティングシートを貼って、ブラ板部分の肉厚を狙います。
違う素材を貼りつけることで、さらに共振振動対策ができないかという考えと、美観ちょっとアップ目的です。
で、こんなんできました。
ベイに取り付けたところです。
それらしく見えるでしょ。
まぁー素人ででっちあげたものなので、自己満足これで良しとします。
で、まだ車にはつけないのよねー。
今朝の体重は「本日のまとめ」をご覧になってください。
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