本日のクラウンワゴン弄りは2時間でした。
夕方4時から作業開始です。そこから2時間して夕方6時ってもう薄暗くなってくるのね。
タイヤ左右ローテーションが主目的で、ついで仕事であちこち点検をしておこうてす。
ジャッキで車体前側を持ち上げます。もちろんウマを入れますよ。
最近どうも20Km/h以下の低速走行中に右にタイヤが滑るような千鳥のような感じがするのよ。ってのを書いたらアドバイスがあったんです。
前輪ブレーキが左右で戻り感が違って引きずりがあるような感じではないか?とのこと。
前輪を持ち上げてますよ。タイヤがついている状態にて手でタイヤを回します。
おおおっっっ、これのことか。確かに左前輪の回転が「シュー」って音がしてすぐに止まります。
と、確認したところでタイヤを外しました。
タイヤを外した直後の写真です。
ディスクブレーキってどうやって分解するのん?
分解前情報を予習してこなかったし、今日は時間がないのでブレーキ分解はしませんよ。
簡単掃除だけしましょう。って、エアガンをブレーキ部分に差し込んでブレーキダストを飛ばすだけです。
しつこくホコリ飛ばしして、エンジン始動してブレーキをガンガン踏みます。またエアガンでほこり飛ばしして、というのを3回やってみました。もちろんエアガンを吹き付けてもホコリが出てこない状態になっています。
ポールジョイントのグリスです。左前輪のアッパーだけグリスが漏れてました。
というか、ここのブーツだけが締まりが悪いのよね。反対側の足はしっかりしたブーツなのにね。
簡単に溢れたグリスを拭き取り掃除だけしてグリスニップルからちょっとだけグリスを注入しました。だって沢山いれたところで締まりの悪いブーツはよだれを垂らすようにグリスがでてくるだけなので...
これさー、本当はブーツ交換だよね。というかポールジョイント交換するべきだよね。
車体下に潜ってあちこち点検です。
エンジンオイル漏れの確認です。
エンジンから漏れたオイルがずーっと伝って一番低い位置がエンジンとミッションが接続する部分だったのです。もちろんそこにオイルが溜まって下に落ちるだったのですが....
オイル滲みが軽減されたのでしょう。というか、前回のオイル漏れ箇所修理が効いたのかエンジンとミッションの合わせ部分にオイル汚れがありません。
でも、しかしです。
オイルパン合わせ部分は微妙にオイルが滲んでますよ。
写真ではわかりにくいのですが指で撫でるとオイルが付くのです。
やっぱりエンジン前の方から滲んでいるのかなー。オイルポンプパッキンからの滲みかなー。それとも、実はオイルパンの合わせからじんわり滲んでいるとか....、そういうのは考えないようにしよう。
写真撮影してませんが、パワステポンプのオイル滲みも止まってます。
次は、ハンドルを左へ大きく切って停車して、そのまま発進するときに「ギギギ」とこすり音がするやつです。
これはナックルストッパーボルトが干渉しているんだろうと推論しています。
現物確認。当たりです。
写真はボケてますね。
ナックルストッパーキャップの頭が破けてストッパーボルトが干渉してます。
とりあえずはシャーシグリスを塗っておきます。ナックルストッパーキャップを入手しないといけませんね。
去年の車検前にミッションシフターアームのブーツ破れをボンド修理しています。
それが剥がれていないか確認です。
ボンドはしっかり付いてました。ブログ見ている方からのアドバイスで用いたボンドですがしっかりしてますよ。ボンド情報ありがとうございます。
2年前に自分でピットマンアーム交換してます。
なんといっても私がした仕事ですよ。念には念をいれて確認しておきます。
アームやらロッドやらを握ってガンガンゆすります。問題なしです。
同じく2年前に交換したアイドラアームです。
自分で交換した云々、省略。
ガタ無ししっかり取り付いております。問題なしです。
次は、最近になって懸念しているポイントです。
フロント足回りです。ロアーアームのブッシュが抜けていないかです。
ブログを見てくれている方からのアドバイスではタイヤレバーを隙間に差し込んでこじればすぐわかるという。
隙間に差し込んで隙間を広げるようにこじってもしっかりしてますよ。そういう意味ではないのかなーと思って違う箇所をいろんな方向にぐいぐいとやってみるけど....。私が理解できていないのかな?特に不具合はなさそうに思います。
ネットで調べた情報では、ロアアームのブッシュがへたれてくるとアームを隙間センターに維持できなくなりステアリングを一杯にきったりしたときに前後のフレームに干渉する。干渉する部位が一緒なのでそこは塗装が剥げており半年もしたら錆が出ている。というもの。
左前脚のロアアームブッシュ部分の写真
右前脚のロアアームブッシュ部分の写真
アームとフレームとの干渉はなさそうにみえますが、ブッシュ自体はクラックあるんよね。抜けてはいないがブッシュはダメだろうと考えるべきか?
私の目では錆とかキズとかがわからない。もしかして下から覗き込んで目視で見えない死角にそういうキズがあったりするのかなー。
で、この足回りの分解って....
このブッシュに貫通してるボルトナットを緩めるのって、この隙間からごついメガネレンチを入れるのん?インパクトレンチは入らないのん?とか妄想だけしておきました。
スタビライザーの確認です。
スタビライザーリンクをグリグリと動かしてポールジョイント部分が軽く動くのを確認。ジヨリジョリといった感触は無し。
スタビライザーゴムは、前回に目視確認したときより亀裂が広がってます。
足回り修理するときはスタビライザーゴムも交換しろってことですね。
フロントの点検はこれで終了。タイヤを左右入れ替えして取り付けします。
そうそう、ブレーキをエアガンで吹き飛ばし掃除したのが効き目があるかの確認です。
左右ともにタイや回転抵抗が減りました。手でタイヤを回してスムーズに回ります。かつ左右の抵抗差もなくなりました。
エアガンでブレーキダストを飛ばしただけでもブレーキの動きが良くなったってことでしょうか?
次は後輪です。
タイヤを外します。
ハブドラムの耐熱塗装はまだ残ってますね。
ドラムを外します。外した直後の写真です。
エアガンでブレーキダストを飛ばしました。
ハブドラムを戻して、タイヤを左右入れ替えして取り付けです。
ジャッキを降ろしているときに気づきます。
うん?ジャッキの下が濡れている。
ジャッキを引っ張りだすと、点々が...
おいおい。ジャッキからオイル漏れているよ。
って、ジャッキ修理したときにオイル投入口の蓋が無くてアルミテープを貼って蓋したままです。そのアルミテープが剥がれたのだと思われます。
今日はジャッキを弄っている時間はないので、そのまま倉庫へポイです。
スペアタイヤを降ろしてエアを張ります。
こやつが細いタイヤのくせに、4.2Kg圧なのよ。
この細いタイヤに4Kg以上の空気を入れるのがちょっと怖いわ。突然「パーン」って顔に飛んでくるんじゃなかろうかと思うのは私がチキンだからでしょうね。
4.2Kgに対して多めに4.5Kg入れておきました。
スペアタイヤを出したのだから、その収納部分も点検です。
汚れはありますが、水の侵入気配なし、錆発生無しです。
時間があれば掃除してワックスをかけておくべきですが....
手で撫でたら以前べっとりワックスしたときの感じがまだ残ってますよ。ということで時間もないことだしそのままでタイヤを戻します。
私の車体の個性なのか?それとも、私がどんくさいからなのか?
いつもスペアタイヤを戻すときに苦戦するのです。
スペアタイヤを出すのは簡単。収納するのに....。なんと私は15分ほど格闘しているというどんくさいオッサンでございます。
夜の半額食品ゲットツアーで10Kmほど走行してみました。
低速走行時に右側へタイヤがすべっているような千鳥感は無くなりました。ってことは、ブレーキ回りをエアガンで掃除したのが効いているってことでしょうか?
あとは特に変化無しかな?ともかく千鳥感が気になっていたので、それが消えただけでもホッとしております。
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