2日分のスバル弄りです。
2019年6月3日
昨日のスバル弄りです。3時間30分の作業でした。
エンジンアンダーカバーを引き続き攻略です。
センター大きい錆欠損部位については切り捨てることにします。
もちろん切り捨てしたら、かわりのピースをあてがわないといけません。
そのピースを貼りつけるための糊代部分がどこになるのかを、グラインダーで適当に掻いて肌の状態を伺います。
強度出し曲げ加工されているリブ部分を糊代にするのは絶対にイヤなので、平面の範疇でなんとかなるものかと探ってます。
微妙だわー。
綺麗な面は基本的にありません。かならず錆が居られてクレーターもあります。
ちなみに、これの裏側はまだ軽傷です。
で、切り出すピースのだいたいの大きさが見えてきました。
エンジンアンダーカバーの厚さは1mmです。
ふーん、室内の床より鉄板が分厚いやん。(フロアの鉄板は0.8mmだった)
鉄板が貼ってあったのだから、強度出しか共振対策をしていたのだろう。
私は鉄板2枚重ねをするつもりはないので、1枚で厚さ1mm以上のものにしたいと思います。
廃家電から回収した鉄板コレクションを発掘しますが、1mm以上の厚みでこの面積を切り出せそうな鉄板がありません。
うーん。なにか鉄板を取り出せそうなものはないかなーと物色です。
現役引退したサーバ機を解体するかなー、いやいやラックマウントのハブ(業務用途の接続口がたくさんのやつね)を解体してもいいかとか考えつつ...
発掘していたら、先週のフリーマーケットに待っていって10円で並べて売れ残った体重計に目が行きます。
古い体重計です。赤色ランプでデジタル表示するレトロ感満載の代物です。
もちろん使えるんですよ。でもフリマで10円で売れないんすよ。
世間的には体脂肪計とかがついていないとダメなのかなー。
まあー、10円で売れないんだから、世間的に需要が無いのだろうと判断して、こいつから鉄板を調達しようと思います。つまり破壊しますよ。
人間が乗っても平気な鉄板が目の前に登場です。それを剥がしまして...
って、裏側はブラケットが加締め固定されていた。
こんなのが貼りついていたら貼り付け鉄板として使えないじゃないかー。
って、ことでドリルで揉みます。
ブラケットを外しました。
このブラケットがしっかりしているのです。だって人が乗ってもヘタレないようになっている代物ですよ。
そのうち使うかなー?ブラケットを鉄板曲げて自作するって、けっこう大変なのよねー。
ってことで、錆止め塗料を塗って
とりあえずキープとしました。
もと体重計だった鉄板からピースを切り出しました。
そうそう鉄板の厚さは1.2mmです。
もともとの強度出し曲げデザインは、そのまま使いますよ。
貼り付けた後にエッジ露出となる部分は、下手くそ仕上げにて強度出しのツメ折しておきました。
切り出したピースを重ねてあちこちを目視確認です。
輪郭をマークしまして...
接続糊代となる部分を錆取りです。
以上で、6月3日の作業は終了です。
2019年6月4日
本日のスバル弄りです。3時間30分でした。
昨日に切り出した貼り付けピースとのマッチング調整です。
エンジンアンダーカバーの凹み箇所があちこちにあるので、ある程度板金します。
トンチン、カンチン、トントンって、久しぶりのハンマー仕事にプチ楽しいのです。
大体の形ができたところで、切り出しピースを重ねて、貼り付け作業をするときのガイドライン穴を開けました。
ここで、どうやって貼り付けるか、自分の心の中でいろいろと問答します。
溶接する術はないので、溶接案は却下ね。
案1) シール剤を間になすくって貼り合わせ、ガイドライン穴にリベットを打ち込んで固定
これが一番簡単なのですが、あれだけ錆びていたということは、この部位は間違いなく水の通り道で、かつ、エンジンの熱で炙られる続けるとかの環境の悪いところ。
そんなところに、自動車板金用シールとか、自動車防水用のシールとかを挟み込んだところでどうかと思うのよね。
この手のボティーシール剤って強度は考えられてますが、耐熱とか短時間での温度変化の激しい場所での耐久性ってどう?
エンジン部品用のガスケットシール剤が良さそうだけど、いかんせん価格が鬼高なので激貧はそんな消耗品を奢ってあげる財力がなく却下です。
案2)ハンダ板金
激貧はこれかなー。ハンダだと水も熱も関係ないしね。
単純に施工作業時間がかかるからねー。それだけが面倒なだけで...
よし、ハンダ板金で行くことにします。
ここからは、貼り付けする部分の錆取りを徹底します。
夕方5時30分ぐらいでここまで銀色が出ました。
貼り付け面積より広くなってますが....
ハンダ鏝で炙り続けると余熱が広がって、周りに油性塗料が塗られていたら溶け出すのよ。
この黒色が、油性シャーシブラックだったりしたら最悪です。流れた塗料がハンダ面に触れたりしたらハンダが食いつかなくなるのです。
ついては、研磨範囲を広げるのです。
一見して、叩くと鉄の音がして塗装面もほどほどの状態に感じていたところでも、シコシコ研磨したらこんな肌なんです。
この状態だとハンダは付きません。
せめて、このぐらいは研磨しないといけないのです。
この研磨具合でもハンダ板金の最低レベル肌ぐらいです。
どうしようかなー。もう5時30分だよ。
通勤サラリーマンが冷たい目を投げかけてくるよ。蚊の襲撃も始まったよ。
とか思いつつも、陽が傾いたことで点錆び箇所の判断がしやすくなったので、錆取り作業継続です。
夕方6時15分で本日の作業終了です。
けっこう研磨したでしょ。
このぐらいの肌になればハンダも食いついてくれるよね。
以上です。
次のスバル弄りは....
接続部分の錆取り追究をもうちょっとして....
貼り付けピースの接続面を塗装剥がし鉄肌露出研磨
エンジンアンダーカバー貼り付け部分をいよいよ切断かな?
はあー、やっぱり先は長いねー。
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