長良の鵜 ズボラ余生

「ズボラ余生とは」:
何事も、前向きに捉え、楽天的に生きていくことです。

復興増税

2011-06-19 08:25:47 | Weblog
私は、復興のために増税することに、反対ではない。
しかしながら、菅政権の復興構想会議が基幹税の臨時増税を求めていることが問題なのである。
民主党政権が誕生する前、財源はいくらでもあるようなことをいっていた。
また、無駄を省いてから、それでも足りなかったら、やむをえないが増税をするということだった。
そのような、国の全体的なことも分からない、復興構想会議がなぜ増税を言うのであろうか。
復興構想会議なら、復興に、これだけの費用が必要だというところで、留めるべきではないだろうか。
まだ、民主党政権では、公務員の給与の20%削減も行われていないし、子供手当についても見直しをしようとしている。
高速道路の無料化だって、どうなるか分からない。
議員の定数削減だって、真っ先に行われるべきものだと思っている。
もし仮に、復興のために、ある程度の増税が必要であったとしても、その増税の影響についても十分検討すべきである。
増税によって、企業は海外に工場を建設し、そのため、日本人の働く場もなくなり、ますます景気が悪くなったのでは、何のための増税か分からないだろう。

あまりにも早すぎる安全宣言

2011-06-19 08:22:39 | Weblog
海江田経産相が昨日、原発の安全宣言を行った。
今回の大震災で、水素爆発した原発がまだ冷温停止もしていないこの時期にである。
誰がどう考えても、それは早すぎるだろう。
たぶん、保安院が求めている緊急対策をクリアしたということだろう。
それにしても、保安院自体が、公平な立場で、緊急対策を求めているかどうかだって怪しいものである。
今回の福島第1原発の事故を見れば、いくら政府が安全だといっても、信用できないことは明らかである。
もっと、地元、海外の技術者などに、検討してもらい、間違いなく安全だと分かってからでも遅くない。