↑このチキンライスと麻婆茄子は、アユ君が10日(土)の夕食として作ったものである。
世間は夏休みシーズンだ。
とはいえ、私とカミさんに加えてチーコさんも働くようになった。
かなりまとまった夏休みがあるのは高校一年生のアユ君だけである。
そしてそのアユ君も、登校日だの模試だのでそれなりに忙しく、中々休日が揃わないから、家族全員で泊りがけの旅行というのは難しい。
まあ元々家族旅行なんてしない方なのだが。
で、カミさんは実家の両親が気になるということで、10日から二泊で里帰りしている。
というわけで、残った三人が各々家事を分担することになった。
実際、私がやっていることなど微々たるもので、なるほどチーコさんもアユ君も成長したということだ。
ちなみに件のチキンライスと麻婆茄子は、記念すべき?アユ君の初の料理である。
とはいえ、カミさんがある程度下ごしらえをしておいたようなので、完全自作とは言えまい。
見た目は写真の通りで、それなりに整っていたのだが、味のほうは少々「あれ?」であった。
素材の味が前に出過ぎというか、とにかく薄味なのだ。
チキンライスは勘で味付けしたというから(色を見て味見するまでもないと判断したか)、単純にケチャップが少なかったのだろう。
だが麻婆茄子はカミさんがネットで探してプリントアウトしたレシピを見ながら作ったというわりには、豆板醤のピリ辛味が独り勝ちして、砂糖・醤油・酒の存在感が無く、一番自己主張していたのは茄子だった。
素材感を重視して薄味が好みの私がそう感じたのだから、ハッキリした味を好む人なら物足りないと感じただろう。
実際、チーコさんは「何か物足りない」と言っていたが、食べられないほどではなかったのだから、まあ最初の料理としては上出来だったのではなかろうか。
そのチーコさんは今夜の食事を作ることになっているのだが、こちらはもう料理をすることに慣れ始めているので、かなり普通のものが出てくるだろう。
いや、料理をしているところを見ると、まだ結構冷や汗ものなのだが。
それでも実際に仕上がった料理がアユ君より完成度が高いとなれば、姉の威厳も保てるというものだ。
しかしまあ心身を健康に保つなら、調理はあまりゴテゴテと味を重ねるより、薄味で洗練されたものを作れるようになってほしいものである。
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