カミさんの知り合いが今年の四月から奈良市でクリニックを開業して、現在私はそこで施術をしている。
もう開院してから半年ちょっとだが、色々と試行錯誤の毎日で、まあそれはずっと続くのだろう。
で、時々院長から「何か足りないものは?」とか「必要なものは?」と訊かれるのだが、手技療法という特殊性に加え、私自身が有りものや間に合わせで仕事をするタイプなので、不足して困るようなモノは「ありません」と答えている。
とはいえ、常に「足りないモノは無い」というのでは、問題意識が欠如しているような気もするので、何か「これがあった方が便利」と返答できないものかと考えたりもする。
考えはするのだが、少なくとも「モノ」に関しては、やはり足りているようだ。
ただ、モノ以外であれば話は別である。
筋力、柔軟性、バランス感覚etcといった「フィジカル」が、私の理想に届いていないのだ。
それは別に「若い頃はあったが減ってしまった」のではなく、「そもそも若い頃から足りてない」のである。
按摩・マッサージ・指圧に於いては、メンタルやテクニックよりも、まずはフィジカルありきで、それは適切な運動と食事と睡眠で、かなりの高齢まで維持も向上もできる、というのが私の仮説だ。
まあサンプルが私一人では、証明しようもないか。
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