さて、どーにもこーにもわたしの中の映画離れが果てしない
いろいろ考えた結果、
・映画の3D化
・本ありきの映画
・金欠ぎみ
・映画館が職場から遠くなった
と、こーんな風な感じで、最近では1年に1本見るか見ないか
なんで、映画のレビューは長らくお休みしていました
が、ここにきて思い立った
そうだ、本のレビューを書こう・・
はい、忘却防止です
せっかく読んだのに、内容を忘れると体たらくがひどいので
では、さっそく
記念すべき第1冊は、道尾秀介・著「光」
結構、有名な作家さんだと心得ているのですが、一応紹介
おそらく知らない人でも「カラスの親指」と聞けばわかるのではないでしょうか
ちょっと前に映画化された、あれです
というか、これも直木賞候補だったのね(知らなかった・・)
月9の「月の恋人」もそうですね(未読&未見)
でも、わたしが道尾秀介さんを知ったのは山本周五郎賞の「光媒の花」
・・・・・だったはず
いや、「龍神の雨」だったかな?
うわぁー、あやふやー(汗)
とにかく、せつなくも温かいお話で、それから道尾秀介の世界に入ったわけです
で、この「光」は誰もが思うであろう和製「スタンド・バイ・ミー」
主人公の少年・親友・親友の姉・いじめっ子・いじめられっ子・現代っ子
これらのスタメンに加え、頑固ばあさん・野良犬・冷徹教頭などなど
あの、子どもの頃の光に包まれたきらきらした日々
脆弱で、だからこそせつない
ラストにどんでん返しもなければ、派手なイベントもない
けれど、ちょっと笑えてちょっと泣けるそんな物語です
特に、いじめっ子といじめられっ子の関係が面白くて
いじめっ子なんか登場のときから、すっごく嫌な奴として書かれてて
もうね、スネ夫ですよ、スネ夫(笑)
それが中盤、あんな行動に出るなんて
最後の方なんか二人で帰ったりして
ほっこりせずにいられません
途中参加の現代っ子も不思議な子でねぇ・・
コナンくんみたいに頭の切れる子なんだけど、でもやっぱり子どもで
わたし的には、てっきり主人公と親友の姉は結婚してるのかなー、なんて想像してたのですが
まぁ、そんな感じで、今までとは雰囲気の違う作品です
「ラットマン」の真逆と言ってもいいかもしれない
あれも仲間がテーマだけど、プラス“大人”というワードが加わってるから全然違う
あー、なんか比較するとすっごく大人が汚いものに思えてきた(苦笑)
駆け引きなしの、まっすぐなあの頃
――もう2度と手には入らない
いろいろ考えた結果、
・映画の3D化
・本ありきの映画
・金欠ぎみ
・映画館が職場から遠くなった
と、こーんな風な感じで、最近では1年に1本見るか見ないか
なんで、映画のレビューは長らくお休みしていました
が、ここにきて思い立った
そうだ、本のレビューを書こう・・
はい、忘却防止です
せっかく読んだのに、内容を忘れると体たらくがひどいので
では、さっそく
記念すべき第1冊は、道尾秀介・著「光」
結構、有名な作家さんだと心得ているのですが、一応紹介
おそらく知らない人でも「カラスの親指」と聞けばわかるのではないでしょうか
ちょっと前に映画化された、あれです
というか、これも直木賞候補だったのね(知らなかった・・)
月9の「月の恋人」もそうですね(未読&未見)
でも、わたしが道尾秀介さんを知ったのは山本周五郎賞の「光媒の花」
・・・・・だったはず
いや、「龍神の雨」だったかな?
うわぁー、あやふやー(汗)
とにかく、せつなくも温かいお話で、それから道尾秀介の世界に入ったわけです
で、この「光」は誰もが思うであろう和製「スタンド・バイ・ミー」
主人公の少年・親友・親友の姉・いじめっ子・いじめられっ子・現代っ子
これらのスタメンに加え、頑固ばあさん・野良犬・冷徹教頭などなど
あの、子どもの頃の光に包まれたきらきらした日々
脆弱で、だからこそせつない
ラストにどんでん返しもなければ、派手なイベントもない
けれど、ちょっと笑えてちょっと泣けるそんな物語です
特に、いじめっ子といじめられっ子の関係が面白くて
いじめっ子なんか登場のときから、すっごく嫌な奴として書かれてて
もうね、スネ夫ですよ、スネ夫(笑)
それが中盤、あんな行動に出るなんて
最後の方なんか二人で帰ったりして
ほっこりせずにいられません
途中参加の現代っ子も不思議な子でねぇ・・
コナンくんみたいに頭の切れる子なんだけど、でもやっぱり子どもで
わたし的には、てっきり主人公と親友の姉は結婚してるのかなー、なんて想像してたのですが
まぁ、そんな感じで、今までとは雰囲気の違う作品です
「ラットマン」の真逆と言ってもいいかもしれない
あれも仲間がテーマだけど、プラス“大人”というワードが加わってるから全然違う
あー、なんか比較するとすっごく大人が汚いものに思えてきた(苦笑)
駆け引きなしの、まっすぐなあの頃
――もう2度と手には入らない