リアリティ

わたしの愛読している作家さんのひとり
恩田陸さんが直木賞に選ばれました
おめでとうございます

そんな小説・・リアリティ？ファンタジー？
ちょっと前にあっていた校閲のお仕事を描いたドラマ
あれを見てびっくり
あんなにリアリティを追求してるの！？
年齢のズレや天気による矛盾なんかは確かに突っ込まれそうだけど
実際の通り道にある建物とか、そんな細かいところまで校閲しているとは・・！
個人的に小説ってファンタジーが基本だと思ってたので
だって、SFとか今流行りの入れ替わりとか現実にはないことでしょ？
そもそも作者の創造という時点で、リアリティは二の次という感覚だった
確かに読んでいて、これってどこまで現実なんだろう？と思うことも多々あったけど
まさかそんなに徹底して現実を追求しているとは知らなんだ
ファンタジーの中にいかにリアリティを持たせるかが重要なのかな？
・・・個人的には面白ければなんでもいいけど

ついでにもうひとつ
最近やたらと耳にする「出演させていただいた」
あれなに？
いや、わかるけどさ
どーしても媚びてる感が拭えない
終いには言い直しまでしている人がいてモヤモヤ
だったらさっきのも「愛読させていただいてる」になるし、「見させていただいた」になる
聞かせていただいた音楽
乗らせていただいた電車
買わせていただいた服
お札にさせていただいた福沢諭吉です
なーんてことになる？
出ている人も一緒に作り上げた作品なんだから、そんなに下手に出なくてもいいんじゃないのと思うんだけど
消費者側も、きちんと金銭なりの対価は払っているんだからウィンウィンでしょ
なんだか日本語って難しいよなぁ