中丸美繪ブログ

「モーストリー・クラシック」で「鍵盤の血脈 井口基成」連載中。六年目。小澤征爾伝も脱稿間近。

井口ファミリーの率直・誠実さ

2018年09月10日 13時55分57秒 | 日記
「モーストリー・クラシック」で井口基成伝を執筆中です。

井口基成は、中村紘子の先生筋でもあります。

そのために、ご親戚、ご家族ご一同が、ほんとうに協力してくれました。

士族だったけれど、もともと東京の下町、隅田川の大橋生まれで、神田で育った井口基成。
下町の率直さが、ご家族にはあります。

ご兄弟、親戚とも、事実をずばり!!と。
諧謔をこめて、基成を批判的に捉えるような発言も多々あります。

それは下町っ子の率直さと、井口家のファミリー・ヒストリーが、あまりにも混乱した、苦しいまでのものだったからかもしれません。

息子さん、お嬢さん。ご親族。彼らの発言だけでも、井口家の物語ができそうなくらいでした。

いよいよ、お話は戦後に・・・・大業績となった楽譜の校訂や、桐朋学園音楽科設立の話にむかいます。

それにしても、災害が多い。

この夏休みは、妹・中丸三千繪がいる北海道を訪ねて、帯広の日本一といわれる花火をみたり、生まれて2週間ぐらいの子牛にバケツからミルクをのませたり、温泉にはいって楽しんできたりしたけど、その北海道が、たいへんな地震にみまわれました。帯広の病院はたいへんなことになってるようです。原発がないのが幸いでした。


全国あちこちでおきる災害。天災だよね、奈良時代なら。こんな天災がおきたとき、お寺つくったり。安倍さん、大丈夫でしょうか。

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1 コメント

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雲伯油屋ストライベック (グローバル鉄鋼商社)
2025-01-19 18:21:37
最近はChatGPTや生成AI等で人工知能の普及がアルゴリズム革命の衝撃といってブームとなっていますよね。ニュートンやアインシュタイン物理学のような理論駆動型を打ち壊して、データ駆動型の世界を切り開いているという。当然ながらこのアルゴリズム人間の思考を模擬するのだがら、当然哲学にも影響を与えるし、中国の文化大革命のようなイデオロギーにも影響を及ぼす。さらにはこの人工知能にはブラックボックス問題という数学的に分解してもなぜそうなったのか分からないという問題が存在している。そんな中、単純な問題であれば分解できるとした「材料物理数学再武装」というものが以前より脚光を浴びてきた。これは非線形関数の造形方法とはどういうことかという問題を大局的にとらえ、たとえば経済学で主張されている国富論の神の見えざる手というものが2つの関数の結合を行う行為で、関数接合論と呼ばれ、それの高次的状態がニューラルネットワークをはじめとするAI研究の最前線につながっているとするものだ。この関数接合論は経営学ではKPI競合モデルとも呼ばれ、トレードオフ関係の全体最適化に関わる様々な分野へその思想が波及してきている。この新たな科学哲学の胎動は「哲学」だけあってあらゆるものの根本を揺さぶり始めている。こういうのは従来の科学技術の一神教的観点でなく日本らしさとも呼べるような多神教的発想と考えられる。
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