Deep Talker by AQ

AQの徒然Part2です。

memo4

2013-01-19 23:45:48 | 日記
     「代償のない心理的分裂」

自己はじめとする 既知の一切のものから 全く切り離される。


感情 活力 洞察も他者との関係 全てを奪われた状態。  
          ↓
    どちらを向いても絶対虚無



現実の事物を認識する事ができず 個々の物に注目する事もできない。
          ↓
幼児が この世界を(現実)を視覚的には大人と同じように見ていながら
相対的な知の圏外にあって、特定のものに焦点合わせたりする
大人の知覚の仕方ができない状態。



自己とは不可知の状態に対する 人類の補償に他ならない。
    

Aldous Leonard Huxley         

2013-01-19 00:11:53 | 日記
世界はひとつの幻想である…


だが、それは真剣に取り組むべき幻想だ。



何故なら、それは幻想と言う現実であり 我々が把握できるのは

現実のそのような側面だけだからだ。


ためすべき事は覚醒する事。


我々は主観的に映る幻想にリアリティー全体を察知する方法を

見出さなければならない。



無思慮に幻影を完全なリアリティーととらえてはならない。


だが同時に、この夢から抜け出すためにあまり考えずすぎてはならない。


意識が拡大する方法を見出すには 自分自身が常に注意深く見守らなければならない。



与えられた世界の中で生きようとするのではなく なんらかの形で

その世界に変容・改革する事を学ばなければならない。



知識の過剰は欠乏と同じくらい有害である。


「魔術的トリックなどに頼ってはならない。魔法の杖や呪文無しにリアリティーに近づかなければならない。
我々は 世界の中に「在り」ながら 世界には属さない存在の仕方を見い出さなければならないのだ…。」


それは 時間にのみ込まれず 時間の中に生きる方法である。

Words by Aldous Leonard Huxley