地に着いていた足もとに
予期せぬ突風が吹きつけ
この意思とは別に
魂が宙に巻き上げられる
魂は果てしない宙をさ迷い
遠き彼方の水平線を越える旅へと向かう
静けさの中で
魂が水平線に辿り着き
その一線を越えようとした瞬間
水平線の向こうに広がる
まだ続く世界を観る
水平線はここと向こう側を
曖昧に線引きしているだけの
実態の無い
観得ない線であり
それは世界の終わりの線でなく
それは地上に舞い降りた
天使が歩いた足跡の一つ一つが
一本の線となったもの
魂は水平線に佇みながら戸惑う
そこを越えるのか
越えないのか
と
気がつくと
水平線は
目の前に広がる景色の中の
美しい一本の線だった
......
予期せぬ突風が吹きつけ
この意思とは別に
魂が宙に巻き上げられる
魂は果てしない宙をさ迷い
遠き彼方の水平線を越える旅へと向かう
静けさの中で
魂が水平線に辿り着き
その一線を越えようとした瞬間
水平線の向こうに広がる
まだ続く世界を観る
水平線はここと向こう側を
曖昧に線引きしているだけの
実態の無い
観得ない線であり
それは世界の終わりの線でなく
それは地上に舞い降りた
天使が歩いた足跡の一つ一つが
一本の線となったもの
魂は水平線に佇みながら戸惑う
そこを越えるのか
越えないのか
と
気がつくと
水平線は
目の前に広がる景色の中の
美しい一本の線だった
......
Nujabes-Horizon
陽のあたる穏やかな水面に
ふいに訪れた
冷たさに
湖面は目には観得ない水の粒を
生じさせる
と
同時に鏡のようなだった湖面に
微かながらにさざなみが
音も無くおこり
それは無音のどよめきと化す
心無き冷たさに
湖面は震え
揺れるさざなみを
覆い隠すかのよう
立ちこめるStratus
目には観得ない水の粒は
やがて身を寄せ合い
霧雨となり
雨となり
そして
涙となってゆく
......
ふいに訪れた
冷たさに
湖面は目には観得ない水の粒を
生じさせる
と
同時に鏡のようなだった湖面に
微かながらにさざなみが
音も無くおこり
それは無音のどよめきと化す
心無き冷たさに
湖面は震え
揺れるさざなみを
覆い隠すかのよう
立ちこめるStratus
目には観得ない水の粒は
やがて身を寄せ合い
霧雨となり
雨となり
そして
涙となってゆく
......
Uyama Hiroto - Stratus
たくさんの雨が降っている
歩いている目の前が
観得なくなるくらい
たくさんの雨が降っている
手探りで歩き
独り戻った部屋の中で
濡れた髪をふきながら
一緒にあふれ出る涙をふいた
明かりを消した部屋の中は
すべてのものが
息を殺すようにして
佇み
何も観得ないような空間を
少し眺めて目を閉じる
やがて
夜と言う時間が
本当の夜を迎え入れる頃
その雨音を遠くに聴きながら
眠りに滑り込むようにして
想いは静かに旅に出る
......
歩いている目の前が
観得なくなるくらい
たくさんの雨が降っている
手探りで歩き
独り戻った部屋の中で
濡れた髪をふきながら
一緒にあふれ出る涙をふいた
明かりを消した部屋の中は
すべてのものが
息を殺すようにして
佇み
何も観得ないような空間を
少し眺めて目を閉じる
やがて
夜と言う時間が
本当の夜を迎え入れる頃
その雨音を遠くに聴きながら
眠りに滑り込むようにして
想いは静かに旅に出る
......
Nujabes-Minmi-"Song Of The Seasons"
陽のささないこの場所で
光の無い宙を仰ぎ見る
ふと思う
それは太陽の不在であり
日陰に咲く花は
自然の戯れ 悪戯に
悲運の運命を感じ
己が避けられてると
その小さな胸を痛める
陽のあたらない
その場所に
命を宿したばかりに
運命は逆転し
悲運になったのか
と
花はただただ泣くばかり
たとえ
泣いたとしても
嘆いたとしても
叫んだとしても
その音はきっと届かず
届いていたとしても
日陰に根ざし生きる限り
なんの反映も
反響もしないのだろう
花は陽射しの足りなさで
大きく育つことを絶たれ
小さなままで呟く
できるなら
花は花でなく
生まれたかった
例えば
大空を羽ばたく
翼を持つ鳥だったら
例えば
大海原を泳ぎきる魚だったら
好きなところへ
行きたいところへ
行けるのに
花は思う
ここに咲いたのは
この運命に命を宿したのは
自分の意思ではない
と
それが精一杯の抵抗だった
......
光の無い宙を仰ぎ見る
ふと思う
それは太陽の不在であり
日陰に咲く花は
自然の戯れ 悪戯に
悲運の運命を感じ
己が避けられてると
その小さな胸を痛める
陽のあたらない
その場所に
命を宿したばかりに
運命は逆転し
悲運になったのか
と
花はただただ泣くばかり
たとえ
泣いたとしても
嘆いたとしても
叫んだとしても
その音はきっと届かず
届いていたとしても
日陰に根ざし生きる限り
なんの反映も
反響もしないのだろう
花は陽射しの足りなさで
大きく育つことを絶たれ
小さなままで呟く
できるなら
花は花でなく
生まれたかった
例えば
大空を羽ばたく
翼を持つ鳥だったら
例えば
大海原を泳ぎきる魚だったら
好きなところへ
行きたいところへ
行けるのに
花は思う
ここに咲いたのは
この運命に命を宿したのは
自分の意思ではない
と
それが精一杯の抵抗だった
......
Groove Armada - Inside my mind
いるのに
いない
その意味がわからない
みえるのに
みえない
その意味も もうわからない
切なくて
哀しくて
苦しくて
誰かに
何かに
聞いて欲しくて
考えるけど
誰もいない
何もいない
だから
今もこうやって
独りの私が
その私を
支えている
いつも
いつの日も
そうだった
ねぇ
と
問いかけても
誰もいなくて
何もいなくて
こたえもない
私は
そんな私を見つめ
そして支えてきた
でも
少し疲れた
独り芝居のような舞台で
もう
そんな風にして
演じ生きることが
切なくて
疲れてきた
もう
いつものような
明日など
迎えなくても
いいかもしれない
......
いない
その意味がわからない
みえるのに
みえない
その意味も もうわからない
切なくて
哀しくて
苦しくて
誰かに
何かに
聞いて欲しくて
考えるけど
誰もいない
何もいない
だから
今もこうやって
独りの私が
その私を
支えている
いつも
いつの日も
そうだった
ねぇ
と
問いかけても
誰もいなくて
何もいなくて
こたえもない
私は
そんな私を見つめ
そして支えてきた
でも
少し疲れた
独り芝居のような舞台で
もう
そんな風にして
演じ生きることが
切なくて
疲れてきた
もう
いつものような
明日など
迎えなくても
いいかもしれない
......
Groove Armada - Paris
心地よい想いと
切ない感覚とともに
今日もまた夜が明ける
喜びと哀しみの狭間を
行ったり来たり
それを見つめながら
それを感じながら
それに背を向けようともしながら
かすかな頭痛は
想いの思いの果てに生ずる
苦悩の破片
想うことで
想われることで
こんなにも心が躍り
孤独がかすんで見える
それが例え
罪無き錯覚だとしても
それが例え
はかない幻想だとしても
なんて素晴らしいことなんだろう
と
思いが心の中で呟く
でも
同時性に存在する
視覚上にみえない
切なさや痛み
そして苦しみや怖れ
海は鏡のように
穏やかな顔と
嵐のような激しさでもって
この想いを映し出し
揺るがせる
この想い
輝きたいと言う希望を
消せば、消えれば
もしかして、きっと
この想いが身を寄せる
そのものに安楽の瞬間を
与えられるかもしれないと
自身の悲しみを無視し
言い含めようとする思いの
矛盾
想いは思いに
押し潰されるようにして
仕方なしに
その矛盾に
目を閉じればいいのだろうか
......
切ない感覚とともに
今日もまた夜が明ける
喜びと哀しみの狭間を
行ったり来たり
それを見つめながら
それを感じながら
それに背を向けようともしながら
かすかな頭痛は
想いの思いの果てに生ずる
苦悩の破片
想うことで
想われることで
こんなにも心が躍り
孤独がかすんで見える
それが例え
罪無き錯覚だとしても
それが例え
はかない幻想だとしても
なんて素晴らしいことなんだろう
と
思いが心の中で呟く
でも
同時性に存在する
視覚上にみえない
切なさや痛み
そして苦しみや怖れ
海は鏡のように
穏やかな顔と
嵐のような激しさでもって
この想いを映し出し
揺るがせる
この想い
輝きたいと言う希望を
消せば、消えれば
もしかして、きっと
この想いが身を寄せる
そのものに安楽の瞬間を
与えられるかもしれないと
自身の悲しみを無視し
言い含めようとする思いの
矛盾
想いは思いに
押し潰されるようにして
仕方なしに
その矛盾に
目を閉じればいいのだろうか
......
FRANKIE KNUCKLES / RAIN FALLS
とても
久しぶりの感覚なのかもしれなくて
もしかして
こんな感じの想いはそうそう無く
何かの間違いのような、初めてかもしれず
自分以外のものを好きになりそれがさらに...
とは言っても
私はさほど自分を愛してもいなくて
客観的には
他の者よりは可愛いかもしれないけど
それは、この存在が自分であり
この存在=器=肉体が無ければ私は何をもすることができず
それ相応に重んじて尊重し守っているだけのこと
その、まぁ
最初に大切であろう自分自身
その自分自身以外のなにかを
好きになるって、あまり無いことで
人ってたぶん
自分が一番好きで大切にしているのだろうし
だから、少なくとも、ほぼ無いことかもしれなくて
たぶん、あり得ないことだった、今までは
なぜなら、その感覚をよく知らないし知らずに
今まで生きてきたような気がしているし
思うに、同じような感覚、想いは
ずっとずっとむかしにあったかもしれないけど
そんなもの、そのずっとずっとむかしに失ってしまい
いつの間にか忘れてしまって
思い出せないものになってて
だから、知らないのと一緒で
今までの恋だの愛だのっていだいてきたもろもろは
もしかして在って無きもののよう
でも、そんな冷めた感覚・感情の中でうごめく想い
と言うのかこの感覚に私は今戸惑っていたりする
それは素直な喜びと幸せ=幸福と言う感覚と
相反するように切なさや不可解な痛みや
ときには苦しみすらいだいていたりして
どうして
痛みや切なさ苦しみ、果ては不安のようなものが
同時に存在するのだろう
投げかけられた詩を聴き音を聴き
なぜゆえに涙がこぼれ、胸の中が切なくて
苦しくて痛くてどうしようもない感覚で一杯になって
もがいたりもして
驚くほどに
感情と言うものにいろいろな色が注ぎ込まれる
と同時に、ふと私の中で一人の私が呟く
自分の存在が今かかえている運命と
自分のこの想いそのものがなにかを傷つけ
悩ませ、苦しめているかもしれない... と
私が想いをいだき続けてるあいだ
私が想いに酔い変に守って育んで膨らませることが
もしかして、いけないことかもしれない
本来なら平穏無事だったはずの
人一人の人生や日々、心の部屋の中にあがりこみ
配慮も考慮も無くかき乱しているのかも
生と死の狭間で蠢く喪失感への懸念
それが最大なる不安なのかもしれず
なぜなら
その哀しみを私は知っている
それを与えてしまうかもしれないと言う
そう思って深くあんじていながらも
この感覚を変えたり消したりもできず
またせずにいて
なにひとつ詳しいことなど知らないまま
現実的に触れてもいない未知なるものに
どうして、これほどまで心が揺れ動くのだろう
どうすればいのだろう
私は
自分がどのように傷つこうと苦しもうと別にかまわない
そんなものは自分が今現在この人生でかかえている
運命に照らし合わせたら
ほんのちっぽけなものでしか無いはずで
苦しいのは
これ以上自分以外のものを傷つけたくない
それだけ
かと言って、私はどうしたらいいのだろう
自分の今いだいているこの想いが
自分でもよくわからないけど
好きだしすごく大切に感じているから
でも、同時に自分も苦しくて仕方なくて
でも、それ以上にきっと...それ以上に...
深いため息とともにふと思ったこと
この想いが、この愛と言うものが罪となることが
つらくかなしい
思えば
何度も消されかけ消える機会を与えられたのに
それを私は無視しはねのけた
そのものの苦悩をみようとせず
今この瞬間を大切にとか、今に生き
今が幸せだったら、なんて言葉でもって
未来あるものの未来を
今、謝りたくてもどうしたらいいのかわからない
だって...
久しぶりの感覚なのかもしれなくて
もしかして
こんな感じの想いはそうそう無く
何かの間違いのような、初めてかもしれず
自分以外のものを好きになりそれがさらに...
とは言っても
私はさほど自分を愛してもいなくて
客観的には
他の者よりは可愛いかもしれないけど
それは、この存在が自分であり
この存在=器=肉体が無ければ私は何をもすることができず
それ相応に重んじて尊重し守っているだけのこと
その、まぁ
最初に大切であろう自分自身
その自分自身以外のなにかを
好きになるって、あまり無いことで
人ってたぶん
自分が一番好きで大切にしているのだろうし
だから、少なくとも、ほぼ無いことかもしれなくて
たぶん、あり得ないことだった、今までは
なぜなら、その感覚をよく知らないし知らずに
今まで生きてきたような気がしているし
思うに、同じような感覚、想いは
ずっとずっとむかしにあったかもしれないけど
そんなもの、そのずっとずっとむかしに失ってしまい
いつの間にか忘れてしまって
思い出せないものになってて
だから、知らないのと一緒で
今までの恋だの愛だのっていだいてきたもろもろは
もしかして在って無きもののよう
でも、そんな冷めた感覚・感情の中でうごめく想い
と言うのかこの感覚に私は今戸惑っていたりする
それは素直な喜びと幸せ=幸福と言う感覚と
相反するように切なさや不可解な痛みや
ときには苦しみすらいだいていたりして
どうして
痛みや切なさ苦しみ、果ては不安のようなものが
同時に存在するのだろう
投げかけられた詩を聴き音を聴き
なぜゆえに涙がこぼれ、胸の中が切なくて
苦しくて痛くてどうしようもない感覚で一杯になって
もがいたりもして
驚くほどに
感情と言うものにいろいろな色が注ぎ込まれる
と同時に、ふと私の中で一人の私が呟く
自分の存在が今かかえている運命と
自分のこの想いそのものがなにかを傷つけ
悩ませ、苦しめているかもしれない... と
私が想いをいだき続けてるあいだ
私が想いに酔い変に守って育んで膨らませることが
もしかして、いけないことかもしれない
本来なら平穏無事だったはずの
人一人の人生や日々、心の部屋の中にあがりこみ
配慮も考慮も無くかき乱しているのかも
生と死の狭間で蠢く喪失感への懸念
それが最大なる不安なのかもしれず
なぜなら
その哀しみを私は知っている
それを与えてしまうかもしれないと言う
そう思って深くあんじていながらも
この感覚を変えたり消したりもできず
またせずにいて
なにひとつ詳しいことなど知らないまま
現実的に触れてもいない未知なるものに
どうして、これほどまで心が揺れ動くのだろう
どうすればいのだろう
私は
自分がどのように傷つこうと苦しもうと別にかまわない
そんなものは自分が今現在この人生でかかえている
運命に照らし合わせたら
ほんのちっぽけなものでしか無いはずで
苦しいのは
これ以上自分以外のものを傷つけたくない
それだけ
かと言って、私はどうしたらいいのだろう
自分の今いだいているこの想いが
自分でもよくわからないけど
好きだしすごく大切に感じているから
でも、同時に自分も苦しくて仕方なくて
でも、それ以上にきっと...それ以上に...
深いため息とともにふと思ったこと
この想いが、この愛と言うものが罪となることが
つらくかなしい
思えば
何度も消されかけ消える機会を与えられたのに
それを私は無視しはねのけた
そのものの苦悩をみようとせず
今この瞬間を大切にとか、今に生き
今が幸せだったら、なんて言葉でもって
未来あるものの未来を
今、謝りたくてもどうしたらいいのかわからない
だって...
いつだって
さよならと言う言葉は
雨のように
いきなり
天から降ってくる
いつだって
さよならと言う言葉は
この想いを無視して
雨のように
容赦なく
天から
降ってくる
この想い
一度も
さよならと言う言葉を
自ら発したことは無い
それを天は
知っているのか
知っていないのか
知りながらにして
いつだって
さよならと言う言葉は
雨のように
いきなり
天から降ってくる
雨は
この想いが消える事
望んでいるのか
雨は
この想いを消そうと
しているのか
そして
今日もまた
雨は
この想いの存在を
知りながら
容赦無く
音も無く
降るのだろう
......
さよならと言う言葉は
雨のように
いきなり
天から降ってくる
いつだって
さよならと言う言葉は
この想いを無視して
雨のように
容赦なく
天から
降ってくる
この想い
一度も
さよならと言う言葉を
自ら発したことは無い
それを天は
知っているのか
知っていないのか
知りながらにして
いつだって
さよならと言う言葉は
雨のように
いきなり
天から降ってくる
雨は
この想いが消える事
望んでいるのか
雨は
この想いを消そうと
しているのか
そして
今日もまた
雨は
この想いの存在を
知りながら
容赦無く
音も無く
降るのだろう
......
Little Dragon - After The Rain
そんな風に
そんな風に言うのなら
そんな風に願い
そんな風にしたいのなら
きっとなにかが
そうすればいい
と
耳元で囁いてくれるはず
それが希望で
そんな風に在りたいのなら
それを拒む
理由も力も
我ら
もはや
見い出せず
......
U2 - With Or Without You