朝の連ドラ100回記念？！「おしん」再放送

あさがきた
あまちゃん
カーネーション

オババになったせいか「朝の連続テレビ小説」を観るようになった、わたくしが好きな近年の3作品。


あさがきた
は玉木宏の復活が本当に良かった！
長らく玉木宏　=　千秋先輩(のだめカンタービレ)のイメージが払拭出来ず、
なんとなく残念な気持ちでいたから。


さて、そんな朝ドラが只今100作目だという。
作中に歴代のヒロインが何人も出てきているのが興味深い。

中でも小林綾子ちゃん。
小林綾子=おしん
おしん=小林綾子

玉木宏のイメージ定着を嘆いていたくせに矛盾しているのは承知だけど
おしんは小林綾子以外には考えられず！


そして、その【おしん】が同時に再放送をスタートさせたので、録画して観ています。


かぁちゃーーーーん！！！



ナン十年ぶりに観たときの第一声が

「ピン子、わかーい！！きれーい！」

だったのには、我ながらビックリよ！


泉ピン子といえは、当時から
とても上品とは言えないようなキャラクターで
まぁ、ちょっと"オブスちゃん"な立ち位置で売れていた人だった。
(申し訳ない、自分のことは棚上げで)


おしんの再放送に当たっては
ツラい幼少期のおしんを見たかったのに
目はピン子に釘付けよ。


若いって、それだけで美しく、人の目を楽しませるものなのね。
感慨深かったわ～。


そんな朝ドラ【おしん】
やはり涙無くしては観ることが出来ない。

苦しい生活を支えるため、
おしんを奉公に出させないため、
母ピン子は銀山温泉へ働きに出るが
単なる女中としてではなく……。


結局、生活が苦しく奉公に出るおしんが
その前にひと目会いたくて遠い地まで会いに来るシーン


化粧をし、華やかな着物を着ている母親を初めて見て喜ぶおしん。


子供の足で何日もかかる道のりを、一人で来たおしんを心配するピン子
はだけて乱れた着物を、さりげなく整えるしぐさ！


やっと会えたと喜び、"良い暮らし"をしている母を無邪気に喜ぶおしん。
良い匂いだなぁ…

もう、ピン子の気持ちを考えたら号泣。

娘には見せたくなかった姿だろうし
ここまで一人で、自分に会いたい一心で歩きどうしてきた娘が意地らしいし



昔は、おしんの辛さばかりに目を奪われていたけれど
大人になって観ると、ピン子や四郎の心情がわかって、また泣けちゃう。

奈良岡とも子のナレーションがまたいいの。


ほんの数世代前は、珍しい話でもなかった日本。

新しい時代の幕開けに、過去を振り返り想いを巡らせながら観ています。