微笑ましかったこと。
今朝 仕事へ向かう電車の中、座っているわたくしの前で一心に読書する男性に気がついた。
最近はみんな(わたくしも含めて)スマホ、スマホ、スマホ。
だから、文庫本を読んでいる男性は少し目を引いた。
視線を何となく上に上げていくとまだ若い。
そして読んでいた文庫本が尾崎紅葉の『金色夜叉』だった。
えー!
なんで?なんで金色夜叉なの!?
前にリュックを抱いていてよく見えなかったので、てっきりスーツを着た若いサラリーマンだと思ったけど、もしかしたら高校生なのかもしれない。
そう思ってみれば、ジャケットの袖の飾りボタンが1つ取れて糸だけになっている。
くっきりと濃い睫毛に縁取られた二重の瞳は、脇目も振らずに文章を追う。
文学青年(?)なのか、それとも学校の課題なのか。
図書館で借りたらしい文庫本を読む姿に見惚れてしまう。
なんだろう、とても微笑ましく胸がキュンとなる。
母性のようなものなんだろうか。
降りしな、まだ夢中で読んでいる彼の胸元を見るとブレザーに校章があった。
なんて素敵な一日のスタートだろうか。
読んでるだけでキュンキュンしますぅ(⋈◍>◡<◍)。✧♡
それにしても何で金色夜叉なんでしょうね(≧▽≦)
おはようございます🍁
なーんか、彼の見た目とのギャップが凄くて❤
(イマドキ感満載の高校生でした)
もう、母の眼になってるのでボタンが取れてる事にもキュンキュン😍ですよ。
金色夜叉…。
黒マント。
葉月