子宮頸がん予防ワクチン

ニュースを見ていたら、
『子宮頸がんの予防に高い効果のあるワクチンが日本で承認された』
と報じていた。

男性はよく知らないと思うけれど、
女性特有の癌の中で、子宮頸がん（もう一つ子宮体癌というのもある）に罹患する患者数が増えている。
若年化が進んでいるらしい。

かつて、子宮頸がんといえば成熟した女性”がなるもの、という感覚だったけれど
２０代の早い時期に罹患する人も少ないそうだ。


子宮頸がんの原因はウイルス感染。
ヒトパピローマウイルス（ＨＰＶ）によって傷つけられた細胞が
何らかの原因で癌化する。

ヒトパピローマウイルス（ＨＰＶ）は性交渉で感染するのだ。
つまり、男性→女性へのウイルス感染ということ。

意外と、このことを知らない男性は多い。
男性には影響を及ぼさないウイルスだし、女性が感染しても多くの場合は治ってしまう。
セックスの経験のある女性なら、誰でも感染する可能性がある。
だから、若年化が進んでいるのだということが想像できる。


実は、私の知人にも子宮頸がんになった人がいて
他人事とは思えない。
彼女は幸いにして、ごく初期だったので手術はうけたものの
今後、妊娠も可能ということだ。

子宮頸がんは早期発見すれば
（子宮頸がんに限らず、乳がんだって胃がんだって、何でもそうだけど）
治すことが出来る。
だから、検診。
いやでも検診。

・・・子宮がんの検診は、本当に嫌なもの。
やっぱり抵抗がある。
結構痛みも伴うし。
でも、きちんと受診しなくてはね。
(そういえば１０月はピンクリボン運動だ＝乳がん)

そして、それ以上に今回承認されたワクチンをみんなが受けられるように。
このワクチンは、かなり予防効果が高いらしく
海外ではとっくに承認されて、国の補助も整っている国もあるようだ。

ワクチン接種＋検診。


それから、やっぱり男性にも防御の心がけを望みたい。
もちろん、赤ちゃんを望んでいるカップルは別だけど。