超私事!葉月の『今日の出来事』

粗にして野、しかし卑にあらず。
お下劣大好き、お下品大嫌い!
オババの好き勝手な独り言。

仕事

2007年11月04日 | 日記
学校を卒業以来、ずっと仕事を続けているわけだけど
(ま、お休み期間もありましたが)
”天職”とか”向いてる!!”などと感じることは、なかなか難しいことだと思う。

ずいぶん長い間、私の仕事は『受ける』仕事だった。

相手がお客様であったり、上司であったり、と違っても
「お願いします」と依頼されたお仕事を、的確に正確に感じよく親切に処理し
お戻しする。
相手の希望を正確に受け止めて判断することで満足していただいて(?)来た。

それは、今思うと、私の性分に合っているみたい。

プライベートでも、結構受身な私だから。
考えなくていいってラクなんだよね。
態度はともかく”甘えて”お任せしていると、
向こうから一つの方向性を示してくれるわけだし。
その示された方向に、出来るだけ沿って歩いていく。


このところ、(特に4月の新年度から)劇的に私の仕事の内容が変わって
そうそう、ラクしてもいられない状況になっている。
こちらから、相手の不足を見つけ出し、気付かせ、考えさせ、納得させる。
決められた時間で、一つの結果を導き出すために、
かなりの積極性と能動性が必要になってくる。

一つの仕事を実施するまで、寝ても醒めても、食事しても
実施すべき内容に漏れがないか考え、
終わった後は、何がよかったのか何がダメだったのかということを
お風呂の中でも、飲んでいても、デートしていても考えている。



先日の研修で、私は初めて講師として怒ってしまった。
若手社員を対象とした一日研修だったのだけど、
その終盤でのことだった。

私の問いかけに対して、ひとりの社員のコメントが
”ふざけている””オチャラケている”と感じてしまった。

このコメントに対して、どう反応しようか。
スルーしようか、触れようか、
脳内で激しく考えをめぐらせながら
本人と他のメンバーの感想を聞いていた。

結局、私は言葉を選びながら、冷静に、その点に触れて”注意”したのだけれど
果たして、それが良かったのか悪かったのか、
ずっとずっと考えている。
その注意を本人がどう受け止めたのか、
研修そのものにどう影響を与えたのか、
注意したことは良かったのか、するべきではなかったのか。

研修のたびに、受講者に記入してもらっている(無記名の)アンケートが
まだ手元に届いていないので、その反応はわからない。

上司に報告、相談をした。
まず、その前に、受講生がそんなコメントを発する引き金になったものは何なのか。
それを問われてハッとした。
彼は、私の問いかけを受けて答えたのだ。
私の問いかけの言葉そのものに問題が含まれているのだ、ということだ。

また暫くの間、寝ても醒めても”考える”日が続きそうだ・・・。

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