三陸の夏の味覚 ホヤとウニ @岩手県宮古

8月も終わってしまいました。

暑い暑い葉月でした。

今年は暑さが続き、短い秋の次には厳しい寒さの冬になるそうです。

さて。

三陸は宮古の出張ごはんといえば、やはりどうしてもお寿司が食べたい。

出発前はずーっとずーっと悩んでいました。

食べたいけれども、地元民ではない風情のわたくしを受け入れてもらえるのかしら？ご迷惑にならないかしら？と。

でも浄土ヶ浜で1時間、海に足をつけながら静かに集中していたら、分からないことに憂いているなら確かめてみよう！という気分に。

ホテルのフロントで様子を伺ってから、目的のお店にお電話をします。

ウエルカムな反応を頂いて、勇気100倍！

カウンター席にお邪魔致しました。

過去に2回食べているお店で、そのレベルの高さは確認済み。

今回は、過去を上回る満足度でした。

つきだし

いきなりコレだもの。

本当に。

岩手三陸のウニは毎年送って頂いてますが、やはり現地で食べるモノはひと味もふた味も違います。

そうなるとビールなど飲んではいられません。

地元岩手のお酒。

糖質なんて不粋な言葉、今宵は忘れます。

ウニをつまみに日本酒をキュッ。

( ﾟДﾟ)ｳﾏｰ

そして、三陸のお楽しみといったら、何を置いてもホヤでございます。

この瑞々しさよ。

甘くほろ苦く、口内に溢れる豊かな旨み。

これ。

これに会いたくて今日ここに来たのよ！

(違うでしょ、仕事でしょ？→完全に忘れてます)

うーん・・・と唸って瞠目するわたくしです。

旨い、うますぎる。

酢の物の盛り合わせ。

目にも鮮やか。

多彩な食材で満足度が高い。

ホヤを中心に、あれこれとつまみながらゆっくりとお食事。

幸せです。

板前さんが皆さん控えめだけれども、優しく気にかけてくださって、本当に素敵。

お寿司は1人前をお願いしようと

「一番美味しいセットを^^*」

と頼みました。

メニューを見ながら、

”一番美味しい = 特上”のつもりだったのです。

わたくしのオーダーを聞いて、カウンター内の板前さんが皆さんニコッと笑いました。

そして

「じゃあ、これだね」

と握ってくれたのが

地魚を中心に握られたセットでした。

うーん！

特上よりも遥かにリーズナブルな価格。

なんて、なんて男前なんだろう😢

感激しながら味わえば、美味しさもひとしおですわ。

いいね、東北の男ったら！

みんな美味しかったのですが、極立っていたのがサーモンでした。

その名も

宮古トラウトサーモン

今年初めて出荷した、地元で養殖したサーモンだそうです。

素晴らしく美味しいです！

サーモン好きにはもちろん、

やっぱりマグロ派！のハートをも鷲掴みする事間違いなし！

いつも〆は中トロのわたくしが、

〆の追加の一貫に宮古トラウトサーモン

を選びました。

はやく全国展開して欲しいわー。

ちょっと控えめだけれど、温かいもてなしがたまらない板前ぞろいで

コロコロと鈴の音のような明るい声と優しい女将さんのいる

素敵な宮古のお寿司屋さんは

よし寿司さんです。

地元でもちょっと格が上のお店なのでしょうね。

また行きたいな♥

おまけ。

「また行きたいな」

とか言って、

実はすぐにまた行ってます（笑）

翌日、お仕事のあと、電車の時間に余裕があったので。

連チャンかい！

またホヤと( ´∀`)ﾊﾊﾊ

穴子の白焼き。

白ワインで頂けば、もう言うことはありませんよ。

電車を1本遅らせても食べて帰る価値があります。

新幹線で食べるように、太巻きと筋子の細巻きを用意してもらいました。

幸せいっぱいの口福(こうふく)な出張でした。

バイバイ、宮古。

おおきに、宮古。

今回は乗らなかった三陸鉄道。

また来られますように。