プロデュースユニット「ななめ45°」

白木原一仁による表現ユニット。関西を拠点に、パントマイム/ダンス/音楽を取り込んだ演劇をプロデュース形式で展開中!!

なんのこっちゃ

2007年04月08日 23時24分16秒 | シロキハラの素ン晴らしい日々
「あらしのよるに」やってましたね。

懐かしい作品ですねえ。実は昔 朗読したんですよ。ギターと馬頭琴にあわせて。

でも、当時は6刊で完結してたんでラストは知りませんでした。僕的には7巻のくだりはいらなかったけど、一般向けではないですよね。とくにあのかわいらしいキャラクターだと、すごい悲劇だ。


この作品、偶然本屋さんで見つけて。なんか気に入って。でも日が経って映画化されるほど売れるとは思わなかった。


知ってる作品が有名になって嬉しい反面、わざわざ映画館に観に行くのもどうかと思って(成宮と獅童って…みたいな)しかもその後すっかり忘れてて。偶然TVつけたらやってたわけで。



良い話ですよね。ある意味 王道だし。きっとほとんどの人が一度は悩む 疑問と葛藤が語られてて。始めて読んだときは泣きました。いや、これホント。

オス同士にしたのは作家さんのセンスですね。というより友情がメインテーマだったからか。
でもメイがメスならロミジュリだよね。王道だけど。


でも、これ読んで「絵本」とか「童話」って、ダブルミーニングを利用するメディアなんだな、と。演劇や音楽よりもメッセージ性の強い手法なんだな、と思いました。


本をあまり読まなかったシロキハラは、正直すごくショックだった。

駄菓子菓子…いや だがしかし、絵ゴコロが全く無いシロキハラは『同じ感動を自分の出来ることで表現したい』と思ったわけで。


何とかしますよ。たぶんもう台本書かないけど。
これからのななめ45°に乞うご期待。



あ、ちなみに昔飼ってた犬の名前もメイでした。