ななとぽちと猫たち

夫婦と猫達との日々

いつもの日々だけど

2007年01月07日 | Weblog
もういつもより早く起きなくていい。
朝はなんとも虚しい気持ちに襲われた。
うちで預かってた間ワン子の為に割いてい時間
もうワンの体の事気にしなくていい日々
一昨日と昨日はだいぶ泣いたし、泣いてる間はいいんだけど
ぼーっとワンの一生懸命生きてた姿思い出してるうち
2回ほど気が変になりそうになって
これじゃいけないって気持ち切り替えたりしてた。
多分私は大丈夫そう。

まだまだ生きてて欲しいと願いながらも、もう元気にならないだろうって思い
諦めの気持ち。
この状態のままなら静かに逝ってくれたらそれでもいいとか
母やぽちに頼れない状態で、精神的にも疲れる時あったし
いったいこれから後どのくらいお金がかかるのかわからない事とか考えて
私も楽になりたいって心のどこかで望んでたのだ。

そんな気持ちでいた事をワンは感じ取っていたのだろうか
あの日だって仕事中そんな風に考えて…本当にごめんね。
そうだったら可哀相なことしてた。
ワン子には私たちしかいなかったのだから。

元気な頃はよくお留守番さしてた。
母がうちに泊まりに来る時は母を迎えに行く。
じゃー行って来るねってワン子に声をかけて
車を出すときはいつも寂しそうな目をしてじっとこっちを見てた。

きっと寂しい思いをいっぱいしただろう。

私が世話したのは具合悪くなってからで
正直それまではあんまり構ってあげてなかった。
母を責める気持ちあっても、実際は母がずっと面倒みてきて
私が結婚してから犬がいるから寂しくないと言って頼りにしてたのだろうから、
私以上に寂しいだろうと感じる。

父が死んだ時と猫の時、一過性の健忘症みたくなってたから
またそうなるのかと心配だ。
そうそう、私はそれも心配してたのだった。
ワン子がいなくなった後母がどんだけ力落とすかって事を。

ワン子が体調悪くしてから母とよく話してたのは
犬はもう飼わない事にしようって事だ。
動物好きの人と話してたとき、
その人はきっと何度もこういう経験してきたのだろう。
よく、死んだらもう飼わないって人いるけど
新しい子を迎えないといつまでも忘れられないんだって断言してた。
私も前はそう思ってた。

でも、母がもし新しい子犬迎えたとしても、その子が年を取ったとき
母も介護できないし、自分より犬の方が長生きするかもなんて弱気だし
私も色々考えて、介護の時は精神的にも肉体的にも
そして大きい病気になれば金銭的にも大変と実感し
その時に自分は耐えられないかもしれないし

もちろん犬はそれ以上の喜びをもたらしてくれるから
犬のいる生活っていいなって事も十分感じれたけれど。
飼いたいけどやっぱりもう飼えないって感じだ。


でも、もし捨てられてたりしたら飼っちゃうとは思うんだけど。
できればワン子の生まれ変りでそっくりな子だったらうれしいんだけど。
私は犬よりは猫好きなんだけど、この短い期間いっぱい面倒見てて
今考えたら幸せだった。その時はいっぱいいっぱいで気づけなかったけど。
犬がいかに大きい存在かってよーーくわかった。

猫が遊ぼうって誘ってくるのに、犬のことばっかり考えてるから
最近ほったらかしでちょっと可哀相かな。
つまんなそうにおもちゃで遊びつつ時折こっち見てるよ