とても面白い記事をみつけました。
2016.9.8 マルクスとエンゲルスー微妙な差異の哲学 - 山崎行太郎の政治=哲学=文学ブログ『毒蛇山荘日記2』より
たとえば、柄谷行人は、広松渉との対談「共同主観性をめぐって」で、こういっている。
《たとえば「意識が存在を規定するのではなく、存在が意識を規定する」ということばがありますね。昔は、これはマルクス主義的認識論として考えられていたんでしょうが、ぼくはそんなふうに考えたことはありません。二十二、三歳のころ、マルクスのこのことばがまったく腑に落ちるという感じで了解できたのです。マルクスのいう「存在」が何であるか。小林秀雄なら「宿命」というだろう、吉本隆明なら「関係」というだろう。また構造主義者なら「構造」というだろう。それは何でもいいのです。いずれにせよ、それはマルクス主義的認識論なんてものじゃない。「意識」あるいは「意味」にふりまわされてきた人間だけが、もつ認識なのですから。》
(引用おわり)
マルクスの「存在」と吉本隆明の「関係」は同義であり、ヘーゲルの「疎外」もまた同義であることが理解できるかと思います。
「空」と「疎外」が等しいことは、"十二縁起ー空と疎外-「悟り」へ" で、述べたとおりであり、詳しくはこちらをご覧下さい。
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