急に宇佐神宮に行きたくなって出発した。
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拝殿の奥には春日造の本殿が3棟繋がっていた。女性の参拝者が「熊野大社みたい」と声を上げていた。
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池に沿って進むと「御霊水」と言われるところに着く。小さな鳥居の先には祠はなく、3つの井戸があった。
飲用ではないが、誰でも汲んでいいらしい。蓋をずらしてみたところ、20cmぐらい下に水面が見えた。
宇佐神宮は、八幡宮の総本社とのことだそうだが、そもそも八幡宮とは何なのだろうか。
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主祭神は、応神天皇、神攻皇后、比売大神の3柱。神攻皇后が九州北部を平定した後三韓征伐に赴き、帰国した時に九州北部でホンダワケ、後の応神天皇が生まれたという。なるほど、だからこの地に神社か。恐らく国の平安を願って建てられたのだろう。
もう1柱の比売神だが、女性の神であろうがよく分からない。
さて、広い境内を抜けて緩やかで長い階段を登ると本殿に着いた。
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拝殿の奥には春日造の本殿が3棟繋がっていた。女性の参拝者が「熊野大社みたい」と声を上げていた。
こういった神社では、普通、主祭神が真ん中に祀られるのだが、ここでは応神は左、真ん中は比売大神だった。
宇佐神宮ではすぐ下手に少し小振りの下宮があり、そこにもお詣りすることが勧められている。
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さて山を下ると右手には菱形池という池が広がっており、所々に橋が掛かっているが、皆狭く欄干がない。桂離宮を思い出させるが、ここでは立入禁止になっていた。
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池に沿って進むと「御霊水」と言われるところに着く。小さな鳥居の先には祠はなく、3つの井戸があった。
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飲用ではないが、誰でも汲んでいいらしい。蓋をずらしてみたところ、20cmぐらい下に水面が見えた。
宇佐神宮、中々良かった。