何と読めばいいのか迷うが、葛城にいますほのいかづち神社という。この「坐」が入った神社名は、奈良では珍しくはない。飛鳥寺の近所の飛鳥坐神社、平城宮跡の東の宇奈多理坐高御魂
(うなたりにいますたかみむすび)神社など、総じて村の鎮守のような存在であるらしい。
長くて読みにくいので、ここでは付近の地名をとって「笛吹神社」というのが通称になっている。
さてこの神社、変わったものが境内に展示されている。ロシア製大砲である。
説明文を読むと、1910年6月、日露戦役の記念として政府から送られたものらしい。ということは戦場で鹵獲したのだろうか。そして何故このような目立たない神社に対してなのだろうか。この辺りの事情は不明である。
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