花田凌鑑

火気利用生産公社新館

この本と助け合うということ・・・

2010-01-30 12:37:19 | 日の巫女さま
新 日本人の起源 神話からDNA科学へ を読了。

日本の考古学関係の悪評は以前からちらほら見聞きしていますが、やはりかなりヤバイのでしょうかね・・・
執拗に繰り広げられる批判・・・
おそらく、その人達にそうとういらいらさせられたのでしょう。

超能力の研究なんてやった日にゃーあれですよ。おそらくありとあらゆる分野代表のキティーオールスターズから、カルト信者のような執拗な攻撃を受けるわけですから。
それに比べたら屁みたいなもんですよ。

そんなのに構ってないで粛々と研究すればいいのです。
事実を知りたいという欲求を満たすにはそれしかないでしょう。

まあ、でも、他の分野でも、既得権益にしがみつくといいましょうか、閉鎖的なひとたちの姿をちらほらと拝見することがありますが・・・

確かに英語を読めればネットで最新研究が読める時代です。
専門家が一般人に置いてきぼりにされるという、笑えない事態が繰り広げられている様子も他の分野にもちらほら見ますが・・・


東日本の落葉樹林云々と述べられているのですが、、宮脇昭先生の実地調査によると、山形の平野部あたりまでは照葉樹林帯であったらしいです。



それはさておき、

多種多様なDNAを持つ人間たちが流入し、ときには大量の政治難民を受け入れながら、助け合い、共存・発展してきた様子が科学的に理解できるという意味においても必読本と言えると思います。

ひみこさまの一族が辿ってきたと思われるルートも裏付けられそうで、おおよそ30年の長きにわたり取り組んでいるサイキック考古学ともいうべき、既存の学者達が気を失ってしまいそうな試みも、かなりの成果を得られそうな予感もしつつ・・・

ま、ま、それはさておき、


この、助け合い、共存という精神。

まさに、これですね。
現代を生きる多くの日本人が失われたといわれる精神。

そして、ひみこさまとその時代を生きた人たちから強烈な印象として残るもの。


彼らの精神はピュアそのもので、困っている人を助けたりすることが何よりのよろこびだったようで、その究極の存在がひみこさまというわけです。


これを聞いたときに鳥肌が立ち、こころの奥からこみ上げてくるような、もうなんともいえない感動のようなものがびりびりきました。


そういった圧倒的な御威光に包まれた人が目の前に現れたらどうします?

もう、なんかこんなぼくで申し訳ございませんとひれ伏すしかないでしょう。

そういった徳の高いスピリットを持って生をまっとうしたものがDNAに刻みこまれているんですからね。それだけでもおおいに感謝しなければなりませんね。

徳の高い和の精神の神槌にわれわれの祖先の方々が到達しているわけですから、
危機を乗り切るためにも、この精神性はこころある人に大事に育てて広めて欲しいものです。

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